【2025年最新】大学別 公認会計士試験合格者数ランキング
この記事の結論
- 2025年(令和7年)公認会計士試験の大学別合格者数は、1位 慶應義塾大学(177名)、2位 早稲田大学(149名)、3位 明治大学(81名)。慶應義塾大学は1975年から51年連続の1位です(公認会計士三田会調べ)。
- 上位大学には「予備校とのダブルスクール文化」「同世代の受験コミュニティ」があり、また一部の大学は「学内の会計士養成機関」を設置しているなどの特徴があります。
- 一方で、公認会計士試験に学歴・大学名の要件は一切ありません。2025年試験では合格者の平均年齢は24.6歳、最年少合格者は16歳。合格者の過半数は学生の方です。ランキングは「どの大学が強いか」ではなく、「合格しやすい環境はどのような環境か」「そのような環境をどう自分でつくるか」のヒントとして読むのが正解です。
目次
【2025年最新】大学別 公認会計士試験合格者数ランキングTOP10
2025年(令和7年)公認会計士試験は、願書提出者数22,056人、最終合格者数1,636名、合格率7.4%でした(金融庁 公認会計士・監査審査会発表)。
公認会計士試験では、合格者の出身大学は公式には公表されていません。そのため大学別の合格者数は、慶應義塾大学出身の公認会計士による同窓組織「公認会計士三田会」が毎年集計・公表しているデータが、事実上の標準として広く参照されています。

※「人数の比較」のバーは1位(177名)を100%とした相対値です。
出典:公認会計士三田会「公認会計士第2次試験及び公認会計士試験 大学・年度別合格者数一覧表」(https://cpa-mitakai.net/results/)をもとにCPA会計学院が作成
※三田会の集計は補習所登録者数等に基づく独自調査のため、各大学が独自に発表する数値(例:明治大学経理研究所調べでは2025年84名)とは差異が生じる場合があります。
- 慶應義塾大学が51年連続1位。1975年以来、一度も首位を譲っていません。2025年は在学中合格者だけで90名にのぼります。
- 早稲田大学が149名(前年比+18名)と大きく伸長。1位との差は28名まで縮まりました。
- 関西勢(同志社・立命館)が躍進。同志社大学は+12名で4位に浮上し、公認会計士人気が首都圏だけの現象ではないことを示しています。
直近3年の推移で見る「常連校」と変動
単年のランキングだけでは、その大学出身の方が多いかどうかは見えません。直近3年(2023〜2025年)の推移を並べると、構造がはっきりします。

▲=前年比増、▼=前年比減、→=横ばい
出典:公認会計士三田会「公認会計士第2次試験及び公認会計士試験 大学・年度別合格者数一覧表」をもとにCPA会計学院が作成
ここから読み取れるのは、次の2点です。
- 上位の顔ぶれは固定化している。TOP10は毎年ほぼ同じ大学で構成されており、私立では早慶・MARCH・関関同立、国公立では東大・京大・一橋・神戸が常連です。
- それでも順位は毎年動く。明治大学は2023年に101名と3位グループを大きく引き離しましたが、翌年は81名。同志社大学は1年で12名増。その年にどれだけの学生が本気で挑戦したかで数字が動いていることがわかります。
合格者を多く輩出している大学の特徴は?
合格者数の多さの要因について、公式なデータや分析は公表されていません。ここでは、各大学の公表情報や試験の性質をふまえ、背景にあると考えられる「挑戦する学生を支える環境」を3つの観点で整理します(本章はCPA会計学院編集部による考察です)。
① 早い時期に学習を始める学生が多い
公認会計士試験は学習範囲が広く、長期の計画的な学習が欠かせません。在学中合格者が多い大学では、附属高校時代から、または大学の低学年の時から学習を始める学生が比較的多いという特徴があります。周囲に先に始めた先輩・友人がいる環境では、学内講座や資格スクールといった学習手段の情報も得やすく、始めるかどうかの意思決定が早まりやすいと考えられます。
② 同じ目標を持つ仲間の存在
同じ試験を目指す友人・先輩の存在は、情報面でもモチベーション面でも支えになります。身近に合格者や挑戦中の仲間がいることで、「在学中合格」が現実的な目標としてイメージしやすくなる側面はあるでしょう。
③ 学内に会計士試験の受験を支援する機関・講座を持つ大学がある
上位校の中には、大学として会計士試験の受験を支援する機関・講座を設けている例があります。ガイダンスや講演会などを通じて「公認会計士という選択肢に早く出会える」ことは、挑戦者の裾野を広げる一因と考えられます。ただし、こうした機関の有無や所属がそのまま合否に直結するわけではなく、合否を分けるのは最終的に一人ひとりの学習です。
環境が全てではなく且つ合格を保証するわけではありませんが、一方で、こうした環境はどの大学に通っていてもあるいは大学に通っていなくても自分でつくることは可能です。学内に支援機関がなくても学習の場は自分で選べますし、身近に仲間がいなくても、オンラインを含めた受験コミュニティに参加することができます。
ランキング上位でなくても合格できる。データが示す3つの事実
「自分の大学はランキングに載っていないから不利なのでは」と感じた方にこそ、知ってほしい事実があります。
事実①:公認会計士試験に受験資格・学歴要件はない
公認会計士試験は年齢・学歴・国籍を問わず、誰でも受験できます。2025年試験の最年少合格者は16歳、最高年齢は54歳でした(公認会計士・監査審査会発表)。大学名が合否に影響する仕組みは制度上存在せず、採点は完全に答案のみで行われます。
事実②:合格者の過半数は学生。社会人からの合格者も毎年一定数
2025年試験では合格者の平均年齢は24.6歳、職業別では学生が55.3%を占める一方、無職(受験専念)24.1%、会社員5.4%、会計事務所員4.1%など、社会人からの合格者も毎年一定数存在します。
事実③:ランキング圏外の大学からも、大学を経由しないルートからも合格者は生まれている
TOP10の合格者数を合計すると778名。2025年の合格者1,636名との差は858名(全体の約52%)、つまり半数以上はTOP10「以外」の出身です。ランキングは上位10校を切り取ったものですが、全国のあらゆる大学から合格者が生まれています。さらに言えば、このランキングは「出身大学別」の集計であり、大学に進学していない合格者はそもそも表に載りません。受験資格のないこの試験では、高校在学中の年代の合格者や、大学を経由しないルートで挑戦する受験生も現れています。
学歴は、過去の一時点の結果でしかありません。公認会計士試験は、大学生、高校生、社会人などいずれの立場の方でも、年齢・学歴・国籍を問わず今日から始めるすべての人に開かれた試験です。
大学在学中合格を目指すモデルスケジュール
在学中合格を目指す場合、学習開始時期別の目安は次のとおりです(標準学習時間3,000〜4,000時間を前提とした一般的なモデル)。
| 開始時期 | 短答式合格の目安 | 論文式合格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 大学1年 春 | 大学2年12月/大学3年の5月 | 大学3年8月 | 就活前に合格が完了する最短ルート |
| 大学2年 春 | 大学3年12月/大学4年5月 | 大学4年8月 | 在学中合格の最多パターン |
| 大学3年 春 | 大学4年12月/大学卒業1年目5月 | 大学卒業1年目8月 | 卒業後1年以内の合格を目指す |
上記からも、在学中合格の可否は大学ではなく「開始時期」が重要という点です。上位校の在学中合格者が多いのは、1〜2年生のうちに学習を始める学生の絶対数が多いからであり、逆に言えば、どの大学の学生でも早く始めれば同じ土俵に立てます。
よくある質問
- 大学別合格者数の公式データはありますか?
-
金融庁(公認会計士・監査審査会)は出身大学別のデータを公表していません。本記事のランキングは、公認会計士三田会が独自に集計・公表しているデータに基づいています。
- ランキングに載っていない大学からでも監査法人に就職できますか?
-
可能です。監査法人の採用は「公認会計士試験合格」が最重要要件であり、新卒一括採用型の就職活動とは構造が異なり、プロフェッショナル型の就職活動になります。また公認会計士試験合格者のニーズは監査法人以外でも、事業会社やスタートアップなど選択肢が広がります。
- 大学の授業だけで合格できますか?
-
一部の大学には養成機関がありますが、試験範囲の広さから、合格者の多くは資格スクールを併用しています。学内に養成環境がない大学の場合は、スクールの活用がより重要になります。
- 社会人や高校生でも受験できますか?
-
受験資格はないため、誰でも受験可能です。2025年試験では16歳の合格者も誕生しています。
環境は、選ぶ時代から「つくる」時代へ
大学別ランキングが教えてくれるのは、「合格者の多い大学には、挑戦を支える環境がある」というシンプルな事実です。そしてその環境は、今はどの大学の学生にも、社会人にも、オンラインで開かれています。
CPA会計学院は、2025年公認会計士試験で合格者数1,092名・合格者占有率66.7%(※1)の合格実績を誇る資格スクールです。全国のラウンジ・自習室、通学校舎と通信学習環境、講師・チューターへの質問体制、受講生同士のコミュニティを通じて、「合格者を多く輩出している大学の環境」をすべての挑戦者に提供しています。
※1 令和7年公認会計士試験合格者1,636名(※2)に占めるCPA会計学院公認会計士試験合格者1,092名(※3)の割合で算出をしています。
※2 公認会計士・監査審査会「令和7年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※3 2025年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としています。
参考・出典
・公認会計士三田会「公認会計士第2次試験及び公認会計士試験 大学・年度別合格者数一覧表」
・金融庁 公認会計士・監査審査会「令和7年公認会計士試験の合格発表の概要について」
監修執筆者

CPA会計学院編集部
CPA会計学院編集部では、公認会計士・USCPA・USCMAの合格を目指す皆様へ向けて、最新の試験情報や合格後のキャリアについて客観的で正確な情報発信に努めています。
CPA会計学院は、2025年公認会計士試験で合格者数1,092名・合格者占有率※66.7%の合格実績を誇る、公認会計士講座/USCPA講座/USCMA講座を提供している、資格スクールです。
- ※合格者占有率算定方法について
-
※1 令和7年公認会計士試験合格者1,636名(※2)に占めるCPA会計学院公認会計士試験合格者1,092名(※3)の割合で算出をしています。
※2 公認会計士・監査審査会「令和7年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※3 2025年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としています。
※4 上記は日本の公認会計士試験の合格実績を対象としています。
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