合格者インタビュー

CPA会計学院さんのUSCPA講座における学習カリキュラムの中心は、講義とテキストをこなしながら同時にオリジナル問題集に取り組んだあと、米国の大手学習コースのWeb問題集を解き、最後に直前対策講義を視聴するという明確なものだと理解しています。

講義は音声をダウンロードすることができ、テキストもオリジナル問題集も自宅に届く冊子版の他にWeb版を利用できるため、いつでも・どこでも自分の思う様に学習を進めることができました。

したがって、受講者としての私に要求されたことは合格に至るために用意されている道筋を、自分に出来る方法で辿っていくことだけでした。もし私が合格に至るまで何か努力をしたかと問われれば、答えに窮します。むしろ、USCPA試験の合格に至るまでの労働のほとんどはCPA会計学院さんにやって頂き、私は受講料と受験料を支払っただけだと感じています。

誰でもやる気には波があり、また、勉強だけに集中していられない状況も起こります。私は、淡々とこなすということを心に留めていました。練習問題が良く出来ても、そうでなくても、EWS賞（高得点合格で授与される賞）を受けたい場合でなければ、全体を薄く広く理解しさえすれば合格点に迫ることが出来ます。

そのために私は、細かいことは一度二度聞いて分からなければ置いて、通り一遍全体を淡々とこなしました。勉強の方法はひとそれぞれですが、強調させて頂きたいのは、人間は忘れるからです。

特定の論点に長い間取り組んだり、しょうがない事情で一時中断したりすると、テキストの表紙に近い紙幅で学んだことを復習するまでに時間が経ちすぎてしまいます。すると既に勉強したことも、まるで聞いたことのない内容になってしまうことがあります。淡々と一周し、素早く二周目に至って、そこで思い出せばよいと私は思います。

---