【令和6年 公認会計士試験】 企業法成績 全国1位合格 小山亮太さん 特別インタビュー

※写真左側は令和6年公認会計士試験 企業法成績 全国1位合格者の小山さん、
写真右側は弁護士と公認会計士のダブルライセンス保持者 CPA公認会計士講座 企業法 平木太生講師です。

令和6年公認会計士試験 企業法成績 全国1位合格者は、CPA会計学院受講生の小山亮太さんでした。

学習開始から1年6ヶ月で合格した小山さんの、学習方法・勉強スケジュールについてインタビューしました。

公認会計士の学習はいつ始めましたか?

小山
大学2年の2月です。

平木
そこから始めて、大学4年の夏に合格したんですね。論文まで一年半ほどの学習期間だったんですね。

小山
そうですね、それくらいです。

平木
この短期間で受験して、企業法1位、総合8位は驚きです。

小山
ありがとうございます。

平木
大学3年の手前から会計士を目指し始めた理由を教えてください。

小山
周りが就職について話し始めた時、自分には明確な夢や目標がなかったので、どうしようかと考えていました。いろいろな仕事を選べることや国家資格の安定性に惹かれ、公認会計士を目指すことにしました。

平木
会計士を目指した理由は多様性と安定性ということですね。では、多くの予備校がある中でCPAを選んだ理由は何ですか?

小山
大手と言われる予備校を比較しましたが、合格実績が最も高かったことと、当時、河野玄斗さんが合格されたこともあり、勢いを感じてCPA を選びました。

一年半ほどの受験期間を振り返って、CPA の良かったところは何かありますか?

小山
自分はCPAの自習室をよく使っていたのですが、いつ行っても席が空いていて、朝早くから夜遅くまで利用できたので、学習環境として非常に良かったです。

平木
自習室を利用していたんですね。学習におけるライバルはいましたか?負けないために何か工夫したことはありますか?

小山
明確にライバルと思っていた人はいませんでしたが、答練の順位は意識していたので、その意味でライバルはたくさんいました。

平木
実際、順位は良かったですか?

小山
まあまあでしたね。

平木
なるほど。公認会計士試験の学習を始めた時点で簿記の学習はしていましたか?

小山
簿記二級を学習していました。CPAでの学習は、やまけん先生のライブ講義から始めました。

平木
財務計算の学習はいつ終わりましたか?

小山
7月か8月まで受講していました。

平木
企業法も2月から始めたんですよね?

小山
そうですね。入門講義もその頃に始めました。

平木
全科目を並行して学習していたんですね。ライブ講義は他に誰の講義を受けましたか?

小山
監査論は福田講師の講義も受講しました。なるべく新宿校でライブ講義を受けるようにしていましたが、その他はウェブで受講しました。

週に何コマくらい講義を受けていましたか?

小山
週に5~6コマですね。7月~8月はほぼ毎日1日1コマ受けていました。

平木
すごいですね。レギュラー答練もすべて受けましたか?

小山
はい、全部受けました。ライブ答練の日はなるべく参加するようにしていました。

平木
やはり答練は大事ですよね。9月にレギュラー講義が終わって、短答答練を受けて12月に合格。そして、その後はダイジェスト講義や他の科目の論文対策講義を受講したんですね?

小山
はい。論文ダイジェスト講義を中心に学習しました。企業法だけは平木先生の論文対策講義が良いと思い受講していました。

平木
ありがとうございます。具体的な話になりますが、2月に入って入門・レギュラー講義を毎日1コマずつ受講していた時、復習はどのように行っていましたか?

小山
講義を受けたその日にテキストを見直し、問題集を解いていました。次の講義の前日にももう一度問題集を解くという流れでした。答練前には気になった部分を再度確認していました。

平木
理想的な学習方法ですね。結局、やるべきことを確実にこなせた人が合格できるんですよね。それが一番難しいんですが。ところで、教材はどのように使っていましたか?

小山
基本的には講義で指示された部分をマークし、書き込みをしていました。

平木
テキストを拝見すると付箋なども使っていたようですが、どのように使われていたのですか?

小山
付箋は、特に本試験前の直前1~2ヶ月で知識が抜けている箇所にメモ代わりとして貼っていました。また、平木講師の授業で配布されたレジュメも、復習に特に役立ちそうなものはテキストに集約して貼っていました。

短答答練の復習についてですが、答練で配られる解説冊子はどのように保存していましたか?

小山
クリアファイルに入れて保管していました。ただ、普段はあまり使うことはなくて、本試験前に問題を解きすぎて新しい問題に取り組みたくなったときに、たまに引っ張り出して解いていました。

平木
回転教材として使っていたわけではないんですね。では、CPAの教材以外で使用したものはありましたか?

小山
特にありません。CPAのテキストや問題集だけで十分な量があったので、それだけで対応しました。

平木
なるほど。得意科目や苦手科目はありましたか?

小山
監査論の実務寄りの部分が苦手でした。実務経験がないとイメージしにくく、学びづらかったです。

平木
確かに、実務を経験していないとイメージしにくい部分ですよね。得意科目は何でしたか?

小山
計算を解くのが好きだったので計算科目が得意でした。企業法も短答式試験では暗記が得意だったので得意でした。ただ、論文になると答案の書き方に苦労し、型を覚えるまで時間がかかりました。

平木
企業法論文で1位を取れると思っていましたか?

小山
そこまでは思っていませんでした。ただ、論文の最初の答練で優秀者に選ばれたことがあり、そのときに「論理的に書けば点数がもらえるんだな」と気づきました。それ以降は、答案の書き方をしっかり学ぼうと意識しました。

平木
なるほど。特に企業法の学習について、工夫した点はありますか?

小山
情報を一元化することを意識しました。本試験前に情報が散らばっていると復習の回転が遅くなるので、なるべくテキストに書き込んでまとめました。

平木
残念ながら企業法を苦手にする人は一定数いるのですが、後輩にアドバイスするとしたらどんな点を伝えますか?

小山
短答式試験について言えば、過去問(短答対策問題集)をしっかりやることですね。過去問とほぼ同じ問題が短答問題集にも多く出てくるので、特に重要度AとBの問題には穴がないように取り組むことが大切です。

短答式試験の結果はどうでしたか?

小山
総合で89.8点でした。

平木
すごいですね。企業法は何点でしたか?

小山
95点でした。

平木
間違えたのが1問だけというのはすごいですね。他の科目はどうでしたか?

小山
財務計算が192点、管理会計が60点で、管理会計はやや苦手でした。

平木
財務が192点はすごいですね。企業法については、レギュラー答練もほぼ満点だったんですか?

小山
はい、最初から満点が続いたこともあって、逆にプレッシャーを感じたくらいです。

論文の勉強について、どのように教材を回転させていましたか?

小山
条文解説集を使ってインプットを行い、論対集を使って「どこが問題になり、何を書けばいいか」というイメージトレーニングをしました。また、条文構造を理解して、「この条文がどのあたりにあるか」を全体的に把握し、必要な情報をすぐ探せるようにしていました。

平木
問題集や答案構成の練習はしていましたか?

小山
最初の1~2回は答案構成をしましたが、同じ問題に慣れてしまうため、後半は重要度が低そうな部分を後回しにして、省略できるところは省略していました。

平木
直前期には想起学習や過去問分析も行っていましたか?

小山
はい。過去問を分析し、「作成者がどこに気づいてほしいのか」というポイントを意識しました。問題文に「ここは絶対に気づいてほしい」という箇所があるので、そういう部分を見抜いて何が問題になっているのかを意識して学習しました。

平木
条文の確認は最後まで続けていましたか?

小山
はい。本試験ではイレギュラーな問題が出題され、条文を探すのが難しいこともあったので、条文構造を頭に入れておくことは非常に重要だと思います。

平木
論文模試の結果はどうでしたか?

小山
一回目の模試では総合2位でしたが、企業法は12位でした。二回目の模試では総合6位、企業法は9位でした。

平木
素晴らしい成績ですね。

小山
負けず嫌いなので、成績にはこだわっていました。

平木
一日あたり、どのくらい勉強していましたか?

小山
朝8時半に新宿校に行き、夜8時に帰っていました。途中、一時間ほど休憩を挟んで、1日10時間半ほど勉強していました。

平木
自習室を出た後は、勉強はしていなかったんですか?

小山
はい、していませんでした。教材はすべてロッカーに入れて帰っていました。

平木
家ではあまり勉強しないタイプですか?

小山
はい、そうですね。

平木
大学の講義には行けていましたか?

小山
大学3年の時はたくさん講義を取っていました。ほとんどが対面講義だったので移動時間は多かったですが、電車の中で学習するのは苦手で、新宿校に着いてから勉強モードに切り替えていました。

平木
オンとオフの切り替えがしっかりしているんですね。大学との両立は気になる人が多いと思いますが、基本的にはCPAで学習をして、大学の日だけ大学に行っていたんですか?

小山
CPAの講義は18時半からだったので、午前中に大学の講義を受けて、午後はCPAで復習をし、そのまま講義を受けるというスケジュールでした。大学の講義が無い日は朝からCPAで勉強していました。

平木
学習時間は、比較的少なめな方だったと思いますか?

小山
そうかもしれません。ただ計画を立てるのが好きで、Excelで一日ごとのスケジュールを作っていました。大体一か月分の大学とCPAのスケジュールをまとめて作成していたので、急遽講義が無くなると何をすればいいかわからなくなることもありました。

平木
スケジュール表を見ると、ガチガチに細かくスケジュールを立てるというよりも、その日やるタスクを明確にするようなイメージでしょうか。

小山
はい。時間は書いていませんでしたが、章ごとに何をやるかは決めていました。

短答式試験の直前期、テキストはどのくらいの速さで回転させましたか?

小山
そんなに速いペースではなく、1週間で1冊くらいのペースでした。

平木
ということは、9月から短答試験までにテキストを4〜5周はしているということですね。短答対策問題集も解きながら回転させたんですか?

小山
短答対策問題集はテキストを回転させ終わった後にまとめて解きました。間違えたところにはメモをして復習しました。

平木
講義が終わった後の自習期間で、テキストを読むインプットと答練や問題集を解くアウトプットの時間はどのくらいの比率でしたか?

小山
半分ずつくらいでした。アウトプットも大事だと思っていたので、短答対策問題集をすべて解けるように心がけ穴がないようにしました。

将来のビジョンについて聞かせてください。監査法人への就職は決まっていますか?

小山
はい、決まっています。

平木
その先については何か考えていますか?

小山
まだ具体的には考えていませんが、せっかく合格できたので、さまざまな経験を積んで社会貢献ができる会計士になりたいと思っています。まずは監査法人で働きながら、自分に何ができるのかを見つけていきたいです。

平木
最後に、これから公認会計士を目指す方や、現在学習中の方にメッセージをお願いします。

小山
なかなか成績が上がらない時期もあると思いますが、継続して取り組めば、必ず報われる時が来ます。努力した人が受かる試験なので、自分を信じて頑張ってください。

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