テキストは理解しやすいような表現で記載されており、文字だけでなく図で表現されていて難しい論点もスムーズに学習できました

北川竜大さん

CPAを選んだ理由

CPAを選んだ理由は3つあり、テキストの分かりやすさ、講義動画の質の高さ、リーズナブルな値段があります。

自分の場合は住んでいる場所の都合により校舎に行くことはできず、完全に通信で学習をしなければならなかったので、教材や講義の環境は非常に重要な要素でした。その点で、CPAのテキストは文字の太さやテキスト内での論点の配置、表や図などがかなり受講者に寄り添ったものとなっていると感じました。内容がズラッと書いてあったり、教科書部分と問題部分が重なっているようなこともなく、初見であってもスラスラ読み進めていけるなと受講前に感じました。

次に、講義については、好きな時に好きな速さで質の良い講義が受講できるというのは非常に魅力的でした。

CPAの良かった点

実際にCPAで学習して良かった点は、まず、テキストの質が非常に高いと感じました。無駄に難しい言葉がズラズラと載っているのではなく、受講生が理解しやすいように噛み砕いた表現で記載してあったり、文字だけでなく図で表現してあったことで理解が難しい論点であってもスムーズに学習を進めることができました。
また、問題集に関しても適度な量と難易度で設定してあったことで、途中で嫌になって投げ出すことをせずに合格まで頑張れました。

次に、講義の質が非常に良かったです。全ての講師の講義を視聴したわけではないですが、どの講師の講義を選択したとしても安心だなと思える程分かりやすかったです。

最後に、答練の質が非常に良かったと感じています。難易度設定や論点の網羅性において非常に優れていたのではないかと感じています。

公認会計士を選んだ理由

前職では営業職に就いていたのですが、その経験の中で、決められたものを決められた価格で売るのではなく、自分が本当に納得できる品質のものを自分が納得できる価格でお客様に提供したいと考えるようになりました。その時に、自分が専門家になって自分自身をお客様に売り込むことができればそれが実現できる、と考えたことが公認会計士を目指した理由です。

専門家の中でも公認会計士を選んだ理由は、元々商業高校出身であったため会計が好きだったことと、今後どれだけIT化が進んだとしても、結局ビジネスをやる上では法律の遵守事項や、社会から求められているディスクロージャーの諸々の制度に対する責任を果たしていかなければならないため、バックオフィス業務が無くなることは絶対にないと考えたのが理由です。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

苦手科目は、自分が簡単には理解できないだけで、ある程度頑張れば理解できるものであると考えて学習に取り組むようにしていました。公認会計士試験では、全ての教科を満遍なく学習することが必要となるため、理解していない論点を残すことは結構リスキーです。また、時間をかけても全く理解できないという論点は殆ど無いので、全ての論点においてギリギリ合格点を超える理解度くらいまでは持っていけると思います。

科目自体が苦手であっても、長時間そればかりをやっていれば脳が段々と慣れてくるので、学習がそれほど苦ではなくなると思います。ですので、苦手科目は、どっしりと腰を据えて、絶対に倒してやるという精神で正面から立ち向かうのが良いと思います。

学習で苦労した点や工夫した点

スケジュールの立て方に関しては、まず、何よりも配布されているスケジュールになるべく追いつくことを目標にして学習を進めていました。ただその中で、理解していないのにそのまま講義を進めたり、答練を適当に解いたりということはしないように注意していました。そうすると、勿論配布されているスケジュールから遅れることもあるのですが、「そもそも自分の目標は合格することであって、スケジュールをこなすことではない」という考えをしっかりと持つことで、内容の理解を重視しつつ急いで答練や講義を進めることができました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

公認会計士試験は非常に難しい試験です。また、学習する科目も、義務教育で学習するものとは異なるもので殆どの人が初見の科目ばかりだと思いますし、学習方法についても何度も試行錯誤することが必要になると思います。ですので、受け身の学習ではなく自分から積極的に科目に立ち向かっていく気力が必要になります。与えられた課題をただこなすのではなく、常に問題意識を持って学習に取り組むことで良い結果が得られるのではないかと思います。

また、講師や教材が優秀であっても、自分の絶対的な学習量が不足していては間違いなく合格できません。どのような予備校に入ったとしても、結局は自分が頑張れるかどうかで決まってしまうということを意識して取り組むことが重要です。