オンライン上で質問や答練提出が完結するのは、学習効率の観点から私の肌に合うと感じました
杉本直弥さん
CPAを選んだ理由
CPAに移籍したきっかけは、短答で計算科目では合格点に達しているにもかかわらず、理論科目は深い理解もできず、点数も合格には程遠い状況の中、CPAには監査論の松本講師や財務理論の渡辺講師を始めとした非常にわかりやすいテキストと講義を作られている講師陣がいらっしゃると聞き、理論科目の強化を図る必要性が高い私にとって、CPAはぴったりの予備校であると感じ、移籍を決めました。
もう一つの理由としては、自宅での学習には抵抗がなかったものの、前の予備校では校舎への通学が基本となっており、移動時間や教材受け取りなどの点からも学習の意欲を下げる要因となっていましたが、オンライン上で質問や答練提出が完結する点も学習効率の観点から私にとって肌に合うと感じたからです。
CPAの良かった点
理論科目のテキストや講義がわかりやすかったことと、校舎に行かなくとも講師の方にZoomなどで質問や相談ができ、疑問や悩みをすぐに解決することができた点です。論文期の答練では監査論で自己採点と実際の点数に乖離が大きく、偏差値も50を下回ることが多く、復習方法にも戸惑っている中、塚本講師に各答練後にZoomで答案を一緒に分析してもらいながら課題を洗い出していただけたおかげで、復習にもメリハリがつき、本番でも偏差値60を超えることができました。
また、平木講師は定期的にXのスペースを開催されており、勉強法に関する話から高校時代の昔話などの雑談まで幅広くお話しされており、有用な時間であったとともに、息抜きできる時間でした。
公認会計士を選んだ理由
公認会計士について詳しく知ったのは、先に勉強を始めていた友人から一緒に目指さないかと誘われて調べた時でした。公認会計士に興味を持ったポイントとしては、キャリアの幅が広がり、自由な選択ができるという点が一番のポイントです。この時はこの資格取得に必要な勉強の大変さを理解しておらず、最初のうちは勉強に身が入らなかったのですが、大学のゼミで起業をされた先輩の企業に訪問させていただく機会を得た際に、「大学生で課題解決のプロセスを考える能力自体は素晴らしいことであるが、その課題自体は大学生までの身の回りのことが中心になるため、社会に出て、君たちが知らない課題と出会い、その解決を図ってほしい」という旨をおっしゃっていました。これを聞いた際に、会計士は間接的ではあるが、まだ知らない多くの事業を見て、それぞれの財務諸表の保証を行うことができるのは素晴らしいと思い直し、さらに会計士になろうと決心しました。
学習で苦労した点や工夫した点
学業に関しては単位を早く取り終えていたため、ゼミの準備が忙しい程度でほとんど専念に近い状態でした。長期間のスケジュールを決めてしまうと、途中でその計画が破綻してしまうタイプであったので、一週間での各科目の到達目標と各曜日のスケジュールを決め、定期的に生じてしまった積み残しに関しては次の日には解消することを意識していました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
通信生の多くは受験仲間が少なく、孤独な戦いになると思います。現実逃避をすることはよくないと思いますが、適度に友人や家族とコミュニケーションを取りながら、CPAのサポートを最大限使ってください。それによって、孤独ではなく、周りには合格へのサポートを厭わない素敵な方々と合格を願って応援してくれる人たちがたくさんいることを実感できます。その気持ちを忘れることなく合格を掴み取っていただければと思います。