公認会計士に簿記資格は不要!公認会計士試験勉強から始めるべき理由

公認会計士に簿記資格は不要!公認会計士試験勉強から始めるべき理由

「公認会計士には簿記資格が必要?簿記資格がないと試験、就職に影響はあるの?」

「公認会計士試験は簿記資格を取得してから挑戦するべき?簿記資格がないと合格は難しいの?」

公認会計士を目指すときに「簿記資格」があると有利と聞いたことがある方はいるでしょう。簿記資格は級が上がるに連れて難易度が上がり取得に時間がかかるため、本当に簿記資格が必要なのか気になるところですよね。

結論から言うと、公認会計士を目指すときに簿記資格はわざわざ取得する必要はありません。簿記資格は公認会計士試験の受験条件に含まれていません。また、簿記資格を持っているからといって試験時や就職時に優遇を受けられることは一切ありません。

公認会計士を目指すときに簿記資格をわざわざ取得する必要がない3つの理由

そのため、これから公認会計士を目指すなら、基本的には公認会計士試験勉強のみに集中するべきです。簿記資格の取得をしてから公認会計士試験を目指すと遠回りになり、公認会計士として活躍する時期が遅くなってしまいます。

そこでこの記事では、公認会計士を目指すときに簿記資格が必要ない理由や例外として簿記資格を取得しておいてもいいケースをご紹介します。

とくに公認会計士を目指すときに簿記資格が必要ない理由は詳しくまとめているので必見です。

この記事を最後まで読めば公認会計士を目指すときに、簿記資格が重要ではないことが理解できます。

いち早く公認会計士として活躍するには、目指し方が大切です。効率よく公認会計士試験合格を目指すためにも、参考にしてみてください。
また、公認会計士について詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。
公認会計士とは?仕事内容や向いている人を解説

1.公認会計士を目指すときに簿記資格はわざわざ取得する必要はない

公認会計士を目指すときに、簿記資格はわざわざ取得する必要はありません。

簿記資格がなくても公認会計士試験を受験できますし、公認会計士として活躍できます。

まずは、公認会計士を目指すときに簿記資格を取得する必要がない3つの理由をご紹介します。

なぜ簿記資格が不要なのか分かるので、ぜひチェックしてみてください。

1-1.公認会計士試験の受験資格ではない

公認会計士試験は、簿記資格を取得していなくても受験できます。

公認会計士試験には受験資格がなく、簿記資格や簿記経験の有無を問わずチャレンジが可能です。

【公認会計士試験の受験資格等】  

受験資格の制限はありません。

出典:金融庁「令和6年公認会計士試験受験案内」

仮に簿記資格を取得していても、公認会計士試験の免除条件には該当しません。

例えば、簿記で一番難しい日商簿記検定1級に合格していたとしても、公認会計士試験の免除はなく通常通り受験する必要があります。

「簿記資格を取得していないから公認会計士試験にはチャレンジできない」「公認会計士試験は何らかの簿記検定合格後にチャレンジするもの」だと思っている方もいるかもしれませんが、簿記資格を取得していなくても公認会計士試験は問題なく受験できます。

1-2.公認会計士試験の出題範囲に含まれている

簿記資格を取得してなくても、簿記は公認会計士試験の勉強の中で学べます。

簿記は公認会計士試験の学習の中心になるので、公認会計士試験勉強を開始すれば必然的に知識が身につきます。

公認会計士試験の中で簿記を扱う科目
財務会計論簿記は貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書などの仕組みを理解し計算できる知識が求められる
管理会計論簿記は主に原価計算から出題され、 費目別計算や製品別計算など様々な原価計算ができる知識が求められる

公認会計士試験の対象科目である「財務会計論」と「管理会計論」では、日商簿記検定1級より広い範囲の深い知識が問われます。

そのため、わざわざ簿記検定の勉強をしなくても、公認会計士試験合格に向けて勉強する中で知識を習得できます。

1-3.公認会計士の実務に直接役立つことはない

公認会計士として活躍するときに、簿記資格が直接役立つことはありません。

公認会計士試験は簿記資格の完全上位互換資格なので、公認会計士試験に合格しているのであれば公認会計士に必要な知識とスキルがあると判断されます。

簿記資格の有無で、業務の幅や就職先が狭くなることは一切ありません。監査法人に就職する際も、簿記資格の有無を確認することはほぼないでしょう。

このように、公認会計士として実務をするときにも、簿記検定に合格していることが就職や転職、業務に直接役立つことはありません。

2.会計士受験生が簿記検定を取得するメリットはほぼゼロ!公認会計士の勉強をするのがおすすめ


公認会計士試験前に簿記資格取得していると会計士の勉強に多少入りやすいメリットはあるものの、わざわざ取得するメリットはほぼありません

公認会計士試験前に簿記資格を取得するメリットとデメリットをまとめると、下記のようになります。

メリットデメリット
・簿記・会計が向いているのか確認できる
・公認会計士試験に必要な会計の基礎を事前に理解できる
・公認会計士試験に費やすべき時間が減る
・簿記検定の知識がすべて公認会計士試験に反映されるわけではない
・簿記検定を受けるコストがかかる

公認会計士を目指す前に簿記資格を取得するメリットとして、簿記や会計が自分に向いているのか判断できます。

実際に簿記資格の勉強で会計の楽しさを知り、公認会計士を目指すきっかけになった人もいます。

また、簿記資格を取得していると未経験者よりは会計に馴染みがあるので、公認会計士試験の勉強を理解しやすい側面があるでしょう。

【簿記がきっかけで公認会計士を目指すことを決めた人の声】

  • 簿記を学んでいくうちに全く苦もなく勉強できていること、そして簿記の基礎知識が備わっただけでも世の中のお金の仕組みが分かり始めた新鮮さがあり、公認会計士を目指すきっかけになりました。
  • 予備校が主催する簿記3級の体験講座に参加したときに、自分に会計が合っていると実感できました。

一方でデメリットとして、簿記資格で得た知識すべてが公認会計士試験の勉強に活用できるわけではありません。

また、簿記資格の取得から始めると公認会計士試験合格が遅れてしまうデメリットもあります(詳しくは「4.これから公認会計士を目指す場合は簿記ではなくできるだけ早く公認会計士試験を始める」で解説しています)。

【簿記資格は不要だと考える声】

加えて「1.公認会計士を目指すときに簿記資格はわざわざ取得する必要はない」でも触れたように、簿記資格の取得が試験合格や実務での活躍に直接結びつくわけではありません。

公認会計士を目指す場合は、時間にゆとりがあったとしてもすぐに公認会計士試験の勉強から始めるようにしましょう。

【公認会計士になるには、大学3~4年生や社会人からでも遅くない!】

公認会計士は医師、弁護士に並ぶ三大国家資格の一つでありながら、受験資格がなく、誰でも目指すことができるのが特徴です。最近では大学や仕事と両立して合格する方も多くいます。

合格される方の多くは予備校に通っており、予備校の質の高い講義やテキスト、質問体制、スケジュール管理を上手に活用しています。

中でもCPA会計学院は公認会計士試験に特化した予備校で、徹底した受講生サポートを掲げています

2023年の公認会計士試験において、全体の合格者1,544名のうち786名がCPA会計学院の受講生で、合格者占有率50.9%と高い合格実績を誇っています。

※合格者占有率算定方法について

※ CPA会計学院公認会計士試験合格者数786名は、2023年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としております。
※ 全体合格者数は、公認会計士・監査審査会「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※ 令和5年公認会計士試験合格者数に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出をしています。

CPA会計学院では、無料の説明会個別相談を随時実施しており、一人ひとりのライフスタイルやご状況に合わせたコースのご提案や、公認会計士の魅力、具体的な目指し方のご説明などを行っています。

いずれもオンラインでも実施しておりますので、少しでも疑問やお悩みがございましたら、ぜひご利用ください。

3.【例外】簿記資格を取得しておいてもいい2つのケース

公認会計士を目指す場合は、基本的には公認会計士試験の勉強から始めるべきですが、例外として次の2つのケースでは公認会計士試験を受ける前に簿記資格の取得を検討してもいいでしょう。

  • 公認会計士になろうか迷いがあり適性を確認したい人
  • お金の問題などで今すぐ予備校に入会できないが少しでも早く勉強を始めたい人

「公認会計士が自分に向いているのか不安」「会計や簿記が得意なのか確かめたい」という場合は、公認会計士試験の前に簿記資格を取得すると適性を確認できます。

例えば、日商簿記検定3級は簿記の基礎を学ぶので、勉強を進めると公認会計士試験の学習のイメージが掴めます。苦手意識を持たず取り組めそうか、自分に向いているのか判断する基準にはなるでしょう。

また、公認会計士試験に向けて予備校に通いたいけれど今すぐには通えない事情がある場合は、予備校に通えるようになるまでの期間で簿記資格に挑戦しておくと簿記の基礎知識を習得できます。

簿記は公認会計士試験の核となるので、少しでも知識があれば公認会計士試験勉強を開始したときに役立ちます。

しかし、この2つのケースに該当しない場合は、基本的にはすぐに公認会計士試験の勉強を開始するべきです。

  • 高校生や大学生でまだ時間にゆとりがある
  • 急に公認会計士試験の勉強を始めるのはハードルが高い

などと感じている場合も、簿記資格から取り組んでいては公認会計士合格に遠回りとなります。

なぜ、少しでも早く公認会計士試験の勉強から始めたほうがいいのか次の章で詳しく解説していきます。

4.これから公認会計士を目指す場合は、簿記ではなくできるだけ早く公認会計士試験勉強を始めるべき

これから公認会計士を目指す場合は、できるだけ早く公認会計士試験の勉強を始めるべきです。簿記資格を取得してから公認会計士試験の勉強をする流れで進めると、公認会計士試験合格までに膨大な時間がかかります。

それだけでなく、公認会計士試験に直接関係ない勉強もすることになるので、遠回りをすることになるのです。ここでは、簿記ではなく公認会計士試験の勉強をできるだけ早く始めたほうがいい理由を詳しく解説していくので、参考にしてみてください。

4-1.簿記2級や1級は勉強時間が必要

公認会計士試験は、日商簿記検定1級レベル以上の簿記の知識やスキルが必要だと言われています。

公認会計士試験合格を目指すために簿記資格を取得するなら、日商簿記検定1級~2級レベルの知識を習得しておかないと試験勉強に活用することが難しいです。

応用的な知識が求められる日商簿記検定1級~2級は、それなりに勉強時間を要します。

とくに1級は、600~1000時間(1年~1年半程度)の勉強時間が必要だと言われています。直近5回の合格率は10%~16%台で上下しており難易度が高く、1回では合格できない可能性もあるでしょう。

日商簿記1級の直近5回の合格率
165回(2023年11月19日開催)16.8%
164回(2023年6月11日開催)12.5%
162回(2022年11月20日開催)10.4%
161回(2022年6月12日開催)10.1%
159回(2021年11月21日開催)10.2%
引用: 日本商工会議所Webサイト「1級受験者データ」

そのため、1級合格後に公認会計士試験を目指すと、公認会計士試験合格までに相当の時間を要します。

一例として、大学1年生が公認会計士試験の合格を目指すために費やす時間を比較すると、日商簿記検定1級合格後に公認会計士試験の勉強を開始した場合、卒業までに公認会計士資格を取得できない可能性があります。

一方で、公認会計士試験のみに集中して取り組めば、より早く合格でき、学生非常勤をしたり、留学へいくこともできます。

公認会計士試験合格に向けて効率よく勉強を進めるならいち早く公認会計士試験の勉強を始めたほうがいいでしょう。

【CPA会計学院では公認会計士講座でしっかり簿記を学べる】

「簿記は難しいと聞くけど、本当に公認会計士試験勉強だけでマスターできるの?」と不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。公認会計士に特化した予備校「CPA会計学院」では、簿記3級の内容から2級、公認会計士講座の簿記の順に学習していくカリキュラムを整えています。

簿記を基礎から正しく理解できるように進めていくので、簿記に触れたことがなくても一から学習できます。

CPA会計学院の無料体験講義では、CPA会計学院 公認会計士講座の「公認会計士講座入門Ⅰ」を実際に受講いただけます。

4-2.簿記検定の内容が全て公認会計士試験に反映されるわけではない

簿記検定の内容は、すべて公認会計士試験に活かせるわけではありません。

簿記検定の試験範囲や試験傾向は簿記検定特有なので、簿記検定合格を目指す勉強方法と公認会計士試験合格を目指す勉強方法は異なります。

そもそも、簿記検定は企業の経営活動の記録・計算を行い、経営成績と財政状態を明確にする経理技術を確かめる検定です。

一方で、公認会計士試験は公認会計士として監査で活躍できる知識やスキルを確認する試験です。2つの試験は目的が大きく違うので、確認するべき簿記の論点や出題傾向が異なります。

そのため、簿記検定に合格できたとしても、公認会計士試験に向けて再度勉強が必要です。

例えば、日商簿記検定2級では連結会計や税効果会計、リース会計など難しい論点を学習します。

この論点は2級で学習するよりも、公認会計士講座の中で他の論点と紐づけながら基礎から丁寧に学んだほうが短時間で試験勉強ができます。

簿記検定に合格してから公認会計士を目指すことは遠回りにしかならないので、公認会計士を目指すなら最初から公認会計士試験勉強に取り組んだほうがいいでしょう。

4-3.公認会計士として登録できるまでに時間がかかってしまう

公認会計士として登録するには、公認会計士試験後に実務経験と実務補習などを受けて修了考査の条件を満たす必要があります。公認会計士試験に合格してから公認会計士登録するまでは、平均すると4年ほどかかります。

公認会計士を目指す人が検討することの多い日商簿記検定1級は、年に数回しか試験を実施していません。日商簿記検定1級に合格してから公認会計士試験を目指すと、公認会計士登録までに非常に時間がかかります。

一例として、大学1年生が公認会計士に登録するまでの流れを比較すると、日商簿記検定1級の取得すると最短で公認会計士の登録は27歳頃になってしまいます。

大学1年生(19歳)が公認会計士登録するまでのモデルケース
公認会計士試験合格のみを目指す場合ステップ①公認会計士試験に合格する(21歳)

ステップ②実務経験・実務補習を受ける(24歳)

ステップ③修了考査を受けて登録する(25歳)
最短25歳で公認会計士登録ができる
日商簿記検定1級+公認会計士試験合格を目指す場合日商簿記検定1級に合格する(21歳)

ステップ①公認会計士試験に合格する(23歳)

ステップ②実務経験・実務補習を受ける(26歳)

ステップ③修了考査を受けて登録する(27歳)
最短27歳で公認会計士登録ができる

日商簿記検定1級と公認会計士試験ともに1回で合格できなかった場合はもっと時間がかかり、公認会計士として描けるビジョンや実績に差が生まれます。

1-3.公認会計士の実務に直接役立つことはない」でも触れましたが、簿記資格の有無が公認会計士の実務に影響することはありません。いち早く公認会計士試験の勉強に取り組んだほうが公認会計士として、理想のビジョンを描けます。

5.公認会計士試験の合格者の大半は予備校に通っている。まずは無料相談がおすすめ

ここまで読み公認会計士を目指すときには簿記検定の取得は不要で、いち早く公認会計士試験の勉強を始めたほうがいいことが理解できたかと思います。とは言え、公認会計士試験は簿記検定とは異なり出題範囲が広く、独学で合格できる人はほとんどいません。

実は公認会計士試験の合格者の大半が予備校に通い、効率よく勉強しています。公認会計士試験の勉強に特化した予備校では、簿記を始め公認会計士試験合格に必要な知識を効率よく学べます。指導経験豊富な講師による質の高い講義が揃っているため、簿記に初めて触れる場合でも基礎からしっかりと理解できるよう学習を進められます。

中でも、公認会計士の予備校「CPA会計学院」の2023年の合格者占有率は50.9%です。公認会計士試験合格者の2人に1人がCPA会計学院の受講生です。

※合格者占有率算定方法について

※ CPA会計学院公認会計士試験合格者数786名は、2023年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としております。
※ 全体合格者数は、公認会計士・監査審査会「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。
※ 令和5年公認会計士試験合格者数に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出をしています。

CPA会計学院では、徹底的な受講生サポートで公認会計士試験に向けて集中できる環境を整えています。

「CPA会計学院ではどのようなカリキュラムで学習するの?」「そもそも公認会計士試験と簿記検定の違いが知りたい」など、公認会計士を目指すうえで気になる疑問がある場合は、無料の個別相談をご利用ください。

また、個別相談をご利用いただくと、簿記の無料体験講義を受講することができます。

個別相談では、アドバイザーが一人ひとりの疑問や悩みに丁寧に回答しています。下記よりご予約いただけますので、ぜひお問合せください。

6.CPA会計学院なら効率よく公認会計士試験合格を目指せる

公認会計士に特化した予備校「CPA会計学院」なら、簿記に触れたことがなくても効率よく公認会計士試験合格を目指せます。CPA会計学院では、簿記3級の内容から2級、公認会計士講座の簿記の順に学習していくカリキュラムを整えています。

簿記を基礎から正しく理解できるように進めていくので、簿記に触れたことがなくても安心して学習に取り組めます。また、CPA会計学院では徹底した受講生ファーストで、効率よく公認会計士試験合格を目指せる環境を整えています。実際に公認会計士試験に合格した受講生からも、下記のような嬉しい声が届いています。

ここでは、CPA会計学院ならではの強みを分かりやすく紹介します。ぜひ、チェックしてみてください。

6-1.効率よく学習できる教材を使用

CPA会計学院では、公認会計士試験の出題傾向を徹底的に分析した独自の教材を使用しています。全科目のテキストと問題集の論点に、試験の出題可能性が高いと思われる順にA・B・Cを明示しているところが特徴です。

公認会計士試験の膨大な出願範囲を闇雲に勉強するのではなく、まずは重要性の高いA・B論点を押さえるなど効率よく勉強を進められます。

また、CPA会計学院では、理解を重視する学習を大切にしています。「なぜそう考えるのか」を丁寧に解説し答えを導く知識を養うことで、暗記に頼らない学習が可能です。簿記の範囲を含む教材のサンプルは下記で公開しているので、参考にしてみてください。

6-2.徹底した受講生サポートで不安を払拭できる

CPA会計学院では、受講生が試験勉強に集中できるように徹底的した受講生サポートに取り組んでいます。

ここでは、3つの項目に焦点をあてて受講生サポートの詳しい内容をご説明します。

①複数講師が講義を担当

CPA会計学院には、指導経験豊富な講師陣が揃っています。万全のサポートを行うために、複数の講師が講義を担当。自分に合う講師を選択し講義を受けられるため、違和感やストレスなく学習を進められます。

実際に公認会計士試験に合格した受講生からも「自分に合う講師が選択でき理解を深められた」「自分に合う講師だから違和感なくスムーズに理解できた」などの声が届いています。

※一部、複数講師が担当していない科目や講義があります。

②気兼ねなく質問できる合格者チューター制度

CPA会計学院には、合格者チューターが常駐しています。合格者チューターは公認会計士試験に合格をしたOBやOGが担当しており、疑問や不安を気兼ねなく相談できます。

  • 苦手科目はどのように克服したらいいの?
  • 大学やアルバイト、仕事と試験勉強の両立が難しい
  • モチベーションを維持できない

など、試験勉強の悩みからモチベーション維持の方法まで幅広く相談することが可能です。不安や疑問をすぐに相談できる環境が整っているので、前向きに勉強に取り組めます。

③常時全科目の質問に対応

CPA会計学院では、常時全科目の質問に対応できる体制を整えています。来校・メール・電話・バーチャル校のいずれかの方法で質問できるため、通信・通学問わず手軽に利用できます。他にも

  • 指導経験豊富な講師との個別面談
  • 講師1名が複数の受講生の疑問や質問に答えるオープン面談
  • 受講生同士が交流できるイベント

などもあるので、質問しやすい方法を選択し不安や疑問を解決できます。

6-3.通学と通信の双方で質の高い講義が受けられる

CPA会計学院では、ライフスタイルに応じて無理なく学習が進められるように3つの講座タイプを用意しています。

CPA会計学院の3つの講座タイプ
通学講座校舎でのライブ講義とWeb講義など組み合わせ学習を進められる
通信講座すべての講師の講義を最短翌日からオンラインで受講できる
通学・通信併用講座通学と通信の双方を利用でき普段は通学、忙しい時期だけ通信に切り替えなどライフスタイルに応じて学習できる

通学通信では、経験豊富な講師による臨場感あるライブ講義を受講できます。校舎には自習ブース(女性専用あり)も用意しているので、講義までの時間は自習ブースで勉強し分からないところは適宜質問するなどスケジュールに応じ効率よく試験勉強を進められます。

通信講座では、すべての講師の講義を最短翌日からオンラインで受講できます。通信生の場合も常駐専任講師が完全サポートするため、学習状況や成績を見ながら適切なアドバイスを行います。

【CPA会計学院は通信講座にも本気です】

CPA会計学院は、住まいの地域やライフスタイル問わず質の高い学習を受けられる通信講座を提供しています。

①すべての講師の講義をオンラインで受講できる
②問題集やテキストはPDFでいつでもダウンロードできる
③CPAバーチャル校や毎月オンラインイベントで同じ志を持つ仲間と交流できる
④全国に自習室がありライフスタイルに応じて活用できる

\通信講座で合格した受講生の声/

CPA会計学院の通信講座は、学習開始から合格までをマンツーマンでサポートしています。実際に多くの受講生が通信講座のみで公認会計士試験に合格しています。講座の詳細は資料請求パンフレットで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

「簿記ではなく公認会計士試験勉強から始めるにはどうしたらいいの?」「予備校ではどのようなカリキュラムで勉強を進めるの?」など、公認会計士を目指すうえで疑問や不安がある場合は、まずはCPA会計学院の個別相談を活用してみましょう。

個別相談では、アドバイザーが疑問や悩みについて丁寧に解説します。個別相談は無料で申し込みができるので、公認会計士試験合格を目指す第一歩としてぜひご利用ください。

7.まとめ

いかがでしたか?公認会計士と簿記の関係性が理解でき、公認会計士を目指すときに簿記資格の取得は必要ないことが理解できたかと思います。最後にこの記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。

〇公認会計士を目指すときに簿記資格を取得する必要がない理由は次の3つ

①公認会計士試験の受験資格ではない
②公認会計士試験の出題範囲に含まれている
③公認会計士の実務に直接役立つことはない

〇公認会計士を目指すときに簿記検定を取得するメリット・デメリットは下記のとおり

メリットデメリット
・簿記・会計が向いているのか確認できる
・公認会計士試験に必要な会計の基礎を事前に理解できる
・公認会計士試験に費やすべき時間が減る
・簿記検定の知識がすべて公認会計士試験に反映されるわけではない
・簿記検定を受けるコストがかかる

公認会計士を目指すときに簿記検定を取得するメリットはほぼないため、公認会計士試験勉強から取り組むべき

〇例外として公認会計士を目指すときに簿記検定を取得してもいいケースは次の2つ

①公認会計士になろうか迷いがあり適性を確認したい人
②お金の問題などで今すぐ予備校に入会できないが少しでも早く勉強を始めたい人

〇これから公認会計士を目指す場合はできるだけ早く公認会計士試験勉強を始めたほうがいい理由は次の3つ

①簿記2級や1級は勉強時間が必要
②簿記検定の内容が全て公認会計士試験に反映されるわけではない
③公認会計士として登録できるまでに時間がかかってしまう

公認会計士を目指すうえで、簿記検定の取得には大きなメリットはありません。今から簿記検定を取得するよりも、できるだけ早く公認会計士試験勉強を始めたほうがメリットは大きいです。公認会計士試験勉強を始めようと思ったときに疑問や不安がある場合は、CPA会計学院の個別相談をお気軽にご利用ください。

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