公認会計士予備校のコース選択について解説!自分に最適なコースを選択しよう!

目次
公認会計士の学習を検討している場合に、いつから学習を開始しようか、どのコースで学習を開始しようかを悩まれることがあると思います。コース選択は、長い期間を受験勉強として費やしていくので非常に重要な選択となります。ここでは、学習開始時期とコース選択について、ご紹介いたします。
1年中、いつからでも開始できる

公認会計士のコースは、多様なコースが用意されており、1年中、いつからでも学習を開始できます。ただ、学習を開始する時期により、カリキュラムのペースが変わるため、ご自身の状況と照らし合わせて、判断してもらえればと思います。
大きく5つのコースに分かれている

大きく分けて、5つに分類することができます。
① 2年スタンダードコース(講義ペース:週3回~4回)
2年スタンダードコースは、2年間で合格を目指すコースになります。通常は、12月から1~7月の時期に学習を開始し、再来年の8月の論文式試験の合格を目指すコースになります。公認会計士のコースでは最も長いコースになり、じっくり合格を目指せるメリットがあります。カリキュラムは、週に3回から4回程度の講義になります。
② 2年速習コース
2年速習コースは、1年で目指すか、2年で目指すかを学習をしながら検討したい方にお薦めです。1年目に短答式試験合格と、論文式科目合格を目指し、2年目に公認会計士試験・総合合格を目指すコースです。
③ 1.8年スタンダードコース(講義ペース:週に4回)
1.8年スタンダードコースは、2年弱の期間で合格を目指すコースになります。通常は、8月から12月の間に学習を開始し、2年後の8月の論文式試験の合格を目指すコースになります。1年スタンダードコースと2年スタンダードコースの中間のコースになります。カリキュラムは週に4回程度の講義になります。
④ 1.8年速習コース(講義ペース:週6回~7回)
1.8年速習コースは、1.8年のコースの中で、1年目での合格も目指すコースになります。通常は、8月から12月の間に学習を開始し、翌年8月の論文式試験の合格を目指すコースになります。1年スタンダードコースと1.8年スタンダードコースの中間のコースになります。カリキュラムは週に6回〜7回程度の講義になります。
⑤ 1年スタンダードコース(講義ペース:週6回~7回)
1年スタンダードコースは、1年間での合格を目指すコースになります。
通常は、9月から12月の時期に学習を開始し、翌年の8月の論文式試験の合格を目指すコースになります。公認会計士のコースでは最も短いコースになり、短期間で受験できるメリットがありますが、カリキュラムは、週に6回~7回程度の講義となるなど、タイトになります。
在職中の方、学習専念の方の場合

在職中の方の場合には、お仕事をされながら目指されるのか、お仕事を辞めて目指されるのかがあると思います。お仕事をされながらの場合には、2年スタンダードコースがお薦めになります。そのため、1月から7月の時期に学習を開始し、2年スタンダードコースで学習を開始し、ある程度勉強が進んだ段階で、お仕事を継続されながら合格を目指すのか、お仕事を辞めて勉強時間を多くするのかの判断を行うのが一般的になります。また、すでにお仕事を辞める決意を固めている方は、8月から12月に学習を開始するのであれば、2年速習コース、1.8年速習コースで学習を開始するのが一般的です。できるだけ早いタイミングでの受験を目指すのが一般的になります。
大学生の場合

大学生の場合には、大学生活との両立がありますので、通常は2年スタンダードコースまたは、1.8年スタンダードコースで学習を行うことになります。1月から7月に学習を開始するのであれば、2年間のコース、8月から12月に学習を開始するのであれば、1.8年スタンダードコースを選択するのが一般的です。
高校生の場合

高校生の場合には、高校生専用コースがお薦めになります。高校在学中から学習を開始でき、大学3年生までの合格を目指します。指定校推薦や大学付属校の方で、秋以降に時間が多く取れる方は、8月から1月に学習を開始し、1.8年スタンダードコースで勉強される方もいますが、同じ時期の学習スタートでも、高校生専用コースを先行学習し、実質3年間で高校・大学生活の負担にならないよう、週2~3コマのペースで学習可能です。学習する方も多くいます。
学習開始前の「相談」で最短ルートを考える
公認会計士試験は一年中学習を開始できますが、長い期間を受験勉強に費やします。ご自身の状況や学習の開始時期により、選択できるコースや学習ペースが異なるため、詳細は当校スタッフや講師に「いつまでに合格したいのか」「試験日までに必要な学習時間を確保できるのか」などをしっかりと相談してから学習を開始することをお勧めいたします。
公認会計士を目指したい方は
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