教材に論点ごとの難易度や重要性が記載されており、それを参考にしながら学習を効率的に進めることができました

阿部瑛士さん

阿部瑛士さん

CPAを選んだ理由

CPAを選んだ理由は、圧倒的な合格実績があったことが一番の理由でした。もちろん、入学して学習を進める中で、教材の質の高さや講義の質の高さに魅了されることは多々ありましたが、他校から移籍したわけではなかったため、公認会計士試験の学習を始める前の判断材料としては、定量的な合格実績しかありませんでした。
また自習室が予約不要で利用できる点について、私自身も学習を進める上で活用したサービスであるため、CPAの魅力の一つであると考えています。しかし、それ以上に広報で掲示されている合格実績が群を抜いていたため、この予備校の状況においてCPA以外の予備校を選択することは、他の選択肢と比べて不利になる可能性が高いと感じました。

CPAの良かった点

CPAの良かった点は、教材に論点ごとの難易度や重要性が記載されており、それを参考にしながら学習を効率的に進めることができた点です。
初学の段階では、難しい論点には一切気を配らず、典型的な論点や論点の全体像を把握することが最優先です。そのため、重要な論点に多くの時間をかけることで、学習にメリハリをつけられる点は大変素晴らしいと感じました。
しかし、一点注意すべきことがあります。それは、重要性が低い論点を学習しないという選択が必ずしも適切ではないということです。これは学習する受講生本人の性格や学習上の特性にもよりますが、私のようにケアレスミスで簡単な問題を必ず失点してしまう、またはその可能性が高い人は、A論点の失点を重要性が低い論点でカバーするという戦略が必要不可欠です。少なくともそのようなタイプの人は、重要性が低い論点まで準備しておかないと、試験を受ける上での心構えや精神面で他の受講生に劣ってしまう可能性があります。
実際、令和7年度12月短答式試験の財務計算では、テキストでは重要性が低い論点として記載されていましたが、一度目を通して電卓を叩いておけば即答できるレベルの問題が数問出題されていました。その問題を解答できるかできないかで結果が大きく変わることを事前に認識しておくべきです。

公認会計士を選んだ理由

公認会計士を目指した理由としては、キャリアの幅を求めていたからです。私自身、幼少期からスポーツや音楽など様々な趣味を経験しており、そのため、自らが取れる選択肢が少ない状況そのものを嫌うようになっていました。この点、会計士資格を学生のうちに取得しておけば、M&A業界でも経理でも、事業会社の企画経営でも幅広いキャリアの可能性を手にすることができると考えたため、公認会計士を志しました。
公認会計士を目指すに当たって、それなりの覚悟が必要であると考えていましたが、実際には自身が当初想定していたほどのものは求められなかったので、いい意味でのギャップがあったとは今になって思います。また、就職活動を避けたいという思いも強くありました。民間の就職活動の厳しさよりも、学習に集中することを選択しました。実際、20代であれば公認会計士試験に合格するだけで監査法人の採用につながるため、就職活動に苦手意識がある方には良い選択肢となり得ます。私は就職活動を行いFASに進みましたが、それでも公認会計士資格を取得したことによる選考での優位性は強く実感しています。

学習で苦労した点や工夫した点

学業においては、私立の文系大学に通っていたため、学業と学習をあまり苦しむことなく両立することができました。ここでの両立とは、単位を落とさないレベルの学習を行いつつ、公認会計士試験にコミットできたという意味です。
一方、サークル活動にかける時間は短答式試験の時期にはほとんど取れず、在籍しているだけの幽霊部員となってしまいました。論文式試験の時期においては、成績的にも時間的にもかなり余裕があったため、サークルのイベントに参加したり、人と会う時間を多く取ったりすることができました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

学習を継続させるコツについて、多くの人がモチベーションに着目すると思いますが、それだけではないと私は考えています。チューターにモチベーションが続かないときの対応策を求めても、「将来合格したときやその後のキャリアを思い浮かべて頑張るんだよ」と言われることは多いと思いますが、それだけで学習が継続できるかというと疑問が残ります。確かにモチベーションは重要ですが、それだけでは継続できません。ここからはあくまで私の考えですが、学習を継続させるためには「モチベーション▶焦り▶習慣化」の3ステップを踏む必要があると考えています。
第1段階のモチベーションとは、CPAに入学した当初のやる気のことであり、これはほとんどの受講生が持っているものですが、大半がこの段階で終わってしまいます。第2段階の焦りこそが学習の燃料であり、上位合格をする人々は軒並み焦る時期が早いと感じます。実際、「モチベーションが上がらなくてどうしたらいいですか」とチューターに相談する受講生は、短答式試験直前になるといなくなります。皆焦り、「今の段階からは何をどうすればいいですか」という相談内容に変わるのです。いかに早期に自分を追い込むかが重要です。しかし、焦りだけでは質の良い学習は継続できません。その焦りを忘れないうちに、例えば「学習をするわけではないが毎日自習室に行き机に座る」といったハードルの小さい習慣を徐々に積み重ねていくことで、最終的には継続的な学習を実現すべきだと私は考えています。
苦手科目の克服方法に関してですが、その科目に集中的に時間を投入することが最短ルートだと私は考えています。実際、苦手科目のほとんどは幻想であり、無意識のうちに苦手だと決めつけ、無意識のうちに学習時間が減少し、そのため当然に成績が伸びないだけであると私は考えています。自分の得意科目に時間を割きたくなる気持ちは痛いほど分かりますが、そこは強い気持ちを持って取り組んでほしいと思います。実際、私も短答式試験の時期に監査論に対して強い苦手意識を示し、講義もまともに見られませんでしたが、ある日を監査論だけに集中する日と決め、その日を境に徐々に苦手意識は薄れていきました。精神的な強さが求められる方法ではありますが、参考になれば幸いです。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

正直なところ、公認会計士試験は安易におすすめできるものではありません。実際に公認会計士を志したものの試験に合格できず、しかし長時間学習に費やしたため後には引けなくなっている人は多くいます。また、仮に合格できたとしても、大学生のうちに楽しい経験を積むことができなかったために、社会人になっても社会人として必要な精神性が不足している人もいます。
覚悟を持って2年半で合格を勝ち取る気概が十分にあるのであれば良いですが、生半可な気持ちで足を踏み入れて良い試験ではありません。しかし、継続すれば合格できる試験ではありますので、やりきるつもりがあるのであれば応援いたします。

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