
実務家教員として、次世代の会計・ファイナンス人材を育成
現在、私は千葉商科大学大学院会計ファイナンス研究科を中心に、全国6校の会計大学院・経営大学院でFP&A(Financial Planning & Analysis)関連科目を担当しています。外資系企業での経験を活かし、教室では実務に即した視点を交えながら、未来の会計・ファイナンス人材を育成しています。
40歳でUSCMA取得を決意した理由
キャリアの転機は40歳。外資系企業のFP&A部門でFP&Aマネジャーを務めたことが大きなきっかけでした。CFOを目指すには会計プロフェッショナルとしての資格が不可欠だと感じたのです。
日本の公認会計士資格は働きながらの取得が難しいと判断し、グローバルで通用する資格――USCMA(米国認定管理会計士)を選びました。当初は「転職に備えたレジュメ作り」という実利的な動機でしたが、学びを進めるうちにUSCMAが持つ本当の価値に気づかされました。
40歳でUSCMA取得を決意した理由
USCMAの試験は、
- パート1:管理会計領域
- パート2:ファイナンス領域
という二部構成になっています。財務会計を前提知識としながら、管理会計とファイナンスの両方を体系的に習得できるのが特徴です。
この学びを通じて、FP&Aプロフェッショナルに欠かせないスキルを網羅的に得ることができました。私にとってUSCMAは、まさにCFOを目指すキャリアの出発点になったのです。
FP&AとCFOキャリアの関係
グローバル企業におけるCFO組織には、二つの重要な役割があります。
- 企業価値を守る ― 財務報告や財務統制
- 企業価値を成長させる ― 経営管理やビジネスパートナー
前者を担うのが経理・財務部門、後者を担うのがFP&A部門です。つまりFP&Aでの経験とスキルは、CFOになるための必要条件だと言えます。
外資系企業ではこの考え方が定着していますが、近年は日本企業においてもFP&A組織の導入が進んでいます。本社の経営企画や事業部企画部門といった従来の枠を超え、多くの部門がFP&Aに関与するようになってきました。
USCMAが開く新しいキャリアの扉
USCMAを取得することで、FP&Aプロフェッショナルとしてのキャリアの幅は大きく広がります。資格を通じて得られる知識は、単なる「肩書き」ではなく、CFOキャリアへの実践的な武器になります。
私自身、USCMAを通じて新しい視野を得て、キャリアの可能性を一段と広げることができました。今まさにCFOを目指そうと考えている方にこそ、USCMAは最適なスタートラインになるはずです。
USCMAロールモデル
なぜ彼らはUSCMAを選んだのか? トップランナーが語る「市場価値を高める」選択
企業の成長戦略を数字で描き、経営者の意思決定を支える。それが管理会計・FP&Aのプロフェッショナル、USCMA(米国公認管理会計士)の使命です。
変化の激しい時代において、なぜ今、USCMAが選ばれるのでしょうか。その答えは、多様な業界で活躍するトップランナーたちのキャリアの中にあります。
外資系CFO、ファイナンスコントローラー、商社の財務プロ、企業価値向上のコンサルタント――。バックグラウンドも動機も様々ですが、彼らには共通点があります。それは、USCMAというグローバル基準の知識体系を武器に、自らのキャリアを主体的に切り拓き、企業の価値創造に大きく貢献していることです。
「経営層と対等に議論できる視座が身についた」 「自分の市場価値を高める武器になった」
これからUSCMAに挑戦する方、FP&Aのキャリアに興味を持つすべての方へ。彼らのリアルな声が、あなたの未来を照らす光となるはずです。
宮本 龍彦様

USCMA資格を目指された理由
日系の大企業で十数年勤務していた当時、日本ではまだFP&Aの役割が十分に根付いておらず、私自身がFP&A業務に携わる機会はありませんでした。しかし、赴任先のドイツ企業ではFP&Aが企業運営の中核として機能しており、現地で管理会計の仕組みを大幅に再構築する経験をしました。この取り組みを通じて、FP&Aが企業にもたらすインパクトの大きさを実感しました。当時は手探りで取り組んでいましたが、帰国後にUSCMAの存在を知り、これを機に管理会計を体系的に学んでみようと受験を決意しました。
資格取得後、現在の職種を選ばれた理由
USCMAを取得したことで、FP&Aおよび管理会計の分野で専門性を深め、プロフェッショナルとしてキャリアを築いていくという強い自覚が芽生えました。この資格を通じて得た知識や視座が自身の志向と合致していると確信できたことから、以降は一貫してFP&A領域に軸足を置いています。資格取得後は、日系大企業の欧州事業においてFP&A責任者を務め、現在は米系外資企業の日本法人CFOとして、戦略的財務管理や経営判断の支援に日々取り組んでいます。
現在の職種において、USCMA資格がどのように活かされているか
USCMAは財務分析、意思決定支援、戦略立案、リスク管理など幅広い分野を網羅しており、現在の職務において非常に実務的に活かされています。特にCFOとして多岐にわたる経営課題に直面する中で、「この状況にはUSCMAで学んだあの知識が使える」と直感的に引き出しを開けられる感覚があり、実際に何度も問題解決に役立ててきました。USCMAの体系的な学習によって得た知識が、自信と判断の裏付けになっていると実感しています。
資格を取得して感じたUSCMAの強み・メリット
USCMAの最大の強みは、グローバルに通用する管理会計・FP&Aの知識を体系的に学べる点にあると考えています。特に財務戦略、業績管理、意思決定支援など、実務に直結するスキルが網羅されており、CFOや経営層と対等に議論できる視座が身につきます。また、国際的に認知された資格であるため、海外企業や外資系でのキャリア形成にも有利ですし、自分の市場価値を高める上でも大きな武器になると実感しています。
これからUSCMAにチャレンジする方へのメッセージ
FP&Aは単なる数字の管理にとどまらず、経営戦略の立案や意思決定の支援を通じて企業価値の向上に大きく貢献できる、非常にやりがいのある分野です。今後、日本でもFP&Aの重要性や専門性に対する認知はますます高まっていくと感じています。USCMAは、そのようなFP&Aの世界に飛び込むうえでの確かな知識と自信を与えてくれる資格であり、プロフェッショナルとしてのキャリアを築くための強固な土台になると思います。ぜひ前向きに挑戦してみてください。
小西 晋也様

USCMA資格を目指された理由
企業経営の業務に興味を持ちキャリアチェンジを考えていた時に、企業経営に直接かかわっている外資系企業のファイナンスコントローラの業務を知り、その職を得るためには、ファイナンスや管理会計の知識が必要であったため、USCMA資格取得を目指しました。
資格取得後、現在の職種を選ばれた理由
企業経営に直接、関わりたい、関われると思ったのでファイナンスコントローラの職種を選びました。ファイナンスコントローラは実際に社長や事業責任者のビジネスパートナーとして企業経営に直接関与し、事業の意思決定や業績の向上を推進する、責任があり大変やりがいのある面白い職種だと思います。
現在の職種において、USCMA資格がどのように活かされているか
USCMA資格取得のための勉強を通して得た基本的な知識や理論が、ビジネス環境や状況が違う事業やファンクションをサポートする上で、非常に役立っていると思います。具体的には業績指標を設計したり、業績を推進する上で業績管理指標と実際のビジネスの関係をロジカルに説明ができ、事業部や会社の業績向上にしっかりと貢献ができていると思います。
資格を取得して感じたUSCMAの強み・メリット
USCMA資格のメリットは、管理会計やFP&A(業績管理)に関する基本的な考え方や知識を持っていることを示せる点、そして、英語版を取得していれば業務上必要なレベルの英語力があると認識される点だと思います。
これからUSCMAにチャレンジする方へのメッセージ
日系企業でもFP&A(経営企画、事業管理)の機能が注目を集め、導入を検討する企業が増えてきています。そのような環境で、USCMA資格を目指すことは単に資格を取得するだけではなく、今後ファイナンスの専門家としてのキャリアを歩む上で必要な知識を得るのによい機会になると思いますので、ぜひ頑張ってください。
小渕 貴裕様

USCMA資格を目指された理由
USCMA資格を目指した背景には、英語力の向上と企業財務に関する知識の再確認という、2つの目的がありました。
英語については、専門分野の用語がどのような理論や文脈で使われているかを理解することで、より深いビジネスコミュニケーションが可能になると考えました。
また企業財務に関しては、商社のビジネスがトレーディングから事業投資・運営へと広がる中で、標準的な財務知識の重要性が高まっていると感じ、体系的に学び直したいと思ったことがきっかけです。
資格取得後、現在の職種を選ばれた理由
資格取得前後で職種の変更はありません。
現在の職種において、USCMA資格がどのように活かされているか
USCMAは独占業務を伴う資格ではないため、業務に直接活かす場面は限られています。しかし、「管理会計に強みがある」と自信を持って伝える際に、USCMAという資格がその裏付けとなり、大きな説得力を持ちます。
得意分野を自ら発信することで、人や情報が集まり、さらに専門性が高まるという好循環が生まれると感じています。
今後もUSCMAを活かし、管理会計の分野をより深く探求していきたいと考えています。
資格を取得して感じたUSCMAの強み・メリット
USCMAの強みは、試験範囲が非常に現代的である点にあります。日本の管理会計では原価計算や原価管理が中心となることが多いですが、USCMAでは企業財務、内部統制、リスク管理、テクノロジーなど、より広範な分野が網羅されています。
また、オンラインで受講できるCPE(継続教育)も充実しており、試験を通じて得た幅広い知識の中から、興味のある分野をさらに深く学ぶことができる点も魅力です。
これからUSCMAにチャレンジする方へのメッセージ
USCMA試験に合格することは、単なる資格取得にとどまらず、管理会計のプロフェッショナルとして、グローバルなコミュニティに参加することを意味します。
私自身も、さまざまなバックグラウンドを持つUSCMAの皆さまとの交流を通じて、社内の同僚とは異なる考え方に触れる機会を得ており、大きな刺激となっています。
これからUSCMAにチャレンジされる方も、ぜひこの素晴らしいコミュニティの一員として、ご活躍いただければと思います。
鎗田 良信様

USCMA資格を目指された理由
これまでのキャリアの集大成として、また自身の経験を客観的に証明し、今後の可能性に繋げたいという思いがありました。長く証券関連の仕事に携わる中で、経営戦略、内部統制、企業分析、投資評価、予算管理など多様な業務を経験しましたが、それらを単なる経験の羅列で終わらせず、資格という形で体系的にまとめたいと考えました。また、今後日本でコーポレートガバナンスの重要性が増す中で、管理会計の体系的な知識は必ず仕事に活かせると感じました。実際に学習内容に目を通した際、これまでの実務経験と深く結びつく分野だと確信し、本格的に取り組むことを決意しました。
資格取得後、現在の職種を選ばれた理由
資格取得が先ではなく、まず現在就いている企業価値向上支援のコンサルティングという仕事があり、その業務を補強する目的で資格を取得しました。
現在の職種において、USCMA資格がどのように活かされているか
企業価値を向上させるための具体的な技術として活用できています。また、グローバル企業の経営企画部門や経理財務部門などと戦略策定や実施手順の作成で連携する際に、スムーズに話を進めやすいと感じます。
資格を取得して感じたUSCMAの強み・メリット
やはりグローバル基準であるという点です。日本のローカルルールに準拠した、いわゆる「ガラパゴス」な資格ではなく、世界に通用する知識体系であること。これが最大の強みだと考えています。
これからUSCMAにチャレンジする方へのメッセージ
資格取得は、一般的に若い方がキャリア向上のために目指すものと認識されているかもしれません。もちろん、若い方がUSCMAを取得することで経営者の目線を養えるのは素晴らしいことです。一方で、既にキャリアを重ねた方が、その経験値をより体系的に整理・補強し、第三者への証明とするために資格を目指すという道もあると思います。特にシニア層が自身の経験の価値を客観的に示す上で、この資格は大変役立ちます。年齢に関わらず、多くの方にとって挑戦する価値のある資格です。
