企業法の答練と模試の順位と本試験での順位は、他の予備校と違って乖離していなかったので移籍して正解でした
能勢愛智郎さん
CPAを選んだ理由
以前に通っていた予備校では、答練や模試の判定が良かった企業法が本試験で足を引っ張ってしまいました。これを解決するには、教材を変えることが一番早いと思い、再び予備校選びを考えました。CPAは当時から合格者数が多く、会計士受験業界の大手予備校であったので、CPAへの移籍を決定しました。移籍直後は答練と本試験の乖離が再び起こるのではないかという不安はあったのですが、その後の答練で企業法の点数が良くなく、CPAの教材は信用できると確信しました。そこからCPAのテキストで学習を続けた結果、本試験で企業法を満点取ることができ、無事に合格することができ、移籍して正解であったと感じました。
CPAの良かった点
私が以前に通っていた予備校では、対面での講義が主体で、自分のペースで学習を進めることができず、講師への質問も長時間待っていなければなりませんでした。一度カリキュラムから遅れると、取り戻すことが難しく誰にも相談できない状況でした。
CPAでは殆どの講義が配信されており、自分のペースで学習をすることができました。また、論点の質問も回答が速く、分からない箇所があれば時間を置かずに解決することができます。学習相談などを活用すれば1人で悩みを抱えることもなく、近くのラウンジに通ったり、交流会に参加したりすることで学習習慣を確立し、共に励まし合う仲間も作ることができました。質の高い講義と丁寧なサービスを活用することで、合格に繋がりました。
公認会計士を選んだ理由
大学卒業までに何らかの専門性を身に付けたいと思ったのが、最初のきっかけです。大学在学中に身に付けた専門性が、社会に出てからも役に立つような、座学と実務が関連する専門領域を探していたところ、会計に出会いました。どの業界でも通用する汎用性の高さと、公認会計士としての社会的信用の高さにも魅力を感じました。最初は軽い気持ちで、独学で日商簿記3級の勉強を始めたのですが、学習を始めてから5週間後の試験に落ちてしまいました。その時に自分には会計の才能がないと思ったのですが、「ここで諦めれば、将来何者にもなれないのではないか、会計士になれなかったというコンプレックスを一生抱えて生きていくのではないか」と感じ、日商簿記3級不合格の悔しさと執念で進みました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
学習が継続できない時は、ラウンジの周辺を散歩したり、友人と会話したりすることで士気を高めていました。年単位で勉強をしていると、勉強が生活の一部となるので、勉強を継続すること自体には苦を感じなくなりました。それよりも成績が思うように伸びない時が何度かありました。チューターや講師の方に相談し、丸暗記の勉強法から理解重視の方法へと切り替えたことで、苦手を克服しました。
学習で苦労した点や工夫した点
私は大学の授業と並行して勉強していたのですが、「両立」といった器用なことはできなかったです。会計士試験の勉強の合間に大学の授業を受けるという感覚でした。大学の授業も、できるだけ会計士試験の試験科目に関連性のある講義を選択していました。生活のすべてを会計士試験に捧げる日常を3年過ごすことで、両立が達成できたと思っています。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
この文章を読んでいる時点で、試験の過酷さを知って尚、資格取得を目指されているので、高い志を持っていらっしゃるのだろうと思います。しかし、世間は志ではなく、結果で評価し、志を結果に変えるには努力が不可欠です。公認会計士試験に挑戦するという選択に不安を感じていらっしゃるかもしれませんが、その選択が正しかったかどうかは選択した時点ではなく、その後の行動で決まります。今感じていらっしゃる不安、焦り、憤りなど全ての感情をテキストにぶつけてください。この文を読んだ後の行動は1つしかありません。健闘を祈っています。