理解重視のテキストと講義で、「なぜそうなるのか」がわかり、初見の本試験問題を解く際にとても役立ちました

増野壮さん

増野壮さん

CPAを選んだ理由

1つ目は、各科目の講師の方のバリエーションが豊富であったことです。私がCPAに入った頃、CPAで昔から講師をされていた方に加えて、他の予備校から移籍された講師の方も複数いて、公認会計士試験に精通した心強い講師がいるという話もお聞きし、是非CPAで論文式試験合格まで勉強したいと強く思いました。

2つ目は、CPAのテキストや講義の質が高いということです。私が他の予備校のパンフレットや、テキストを見比べたところ、CPAのテキストは見やすく、図などを多く使っていた印象がありました。また、CPAの講義はとにかく理解を重視した構成になっており、自習の段階で『なぜそうなるのか』を完全に人に説明できるようにカリキュラムが組まれています。この強みが初見の本試験の問題を解く際に本当に役に立ったと感じています。

CPAの良かった点

CPAの良かった点は、まず交流会が多く開催されていたことです。私は、学習を開始して3か月ほどでオンラインの交流会に参加しましたが、そこで友達を作り、ライブ講義はもちろん、短答・論文と段階を踏んでいくなかで、その友達と切磋琢磨し勉強を継続することができました。また、CPAでできた知り合いは今後の人生でも非常に大切な人になっていくと思うので、ずっと大切にしたいと思っています。

次に良かった点は、全国にCPAの自習用のラウンジが設置されていたことです。私は、関西に住んでいますが、自分の家から大阪梅田校までは時間がかかるため、神戸ラウンジを利用していました。そこでは、Wi-Fiやタブレットといった設備、また休憩室もあり、大阪梅田校と相違なく過ごすことができました。また、閲覧用のテキストも常備されていて、個人的に見る機会が多かったため、とても役に立ちました。今後はもっと各地域に拡大してラウンジを開校していただけたらと思いました。

公認会計士を選んだ理由

1つ目は、大学の専攻と公認会計士の専門分野が共通していたからです。私は大学の簿記の講義を契機に公認会計士の存在を知り、企業や個人の財務状況を理解するため、簿記と密接な関係があると感じました。また、私は大学受験の悔しい思いから在学中に高い目標を達成したいと考え、公認会計士資格の取得は当時の自分の考えと非常に適合していました。

2つ目は、私の性格が公認会計士の職業の性質に合致していたからです。公認会計士には監査を行う以上正義感や真面目さが求められ、日々勉強し続けることが大事であり、何事にも真面目に取り組み継続して学び続けることが得意な私に適合していると思い、目指しました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

財務計算と租税の計算は必ず毎日やることです。この科目はやった時間と量に比例して成績も伸びます。また、短答でも論文でも直前答練がありますが、そこで必ずA判定を取ると決めて勉強していました。論文期は少し厳しい成績でしたが、短答の直前答練では5回すべてA判定を取れて、本試験も80%程取ることができたので、やはり直前答練と本試験の成績は密接につながっていると感じました。しかし、勉強期間が長くなったり、論文の直前期に入ってくると、どうしてもメンタルが安定せず机に向かえない日が増えてしまうと思います。その時には、一旦離れることも大事かなと思っています。一度離れたとしても、その後戻ってきて勉強をとにかく続けることがこの試験の合格に必要な要素であると思っていました。

学習で苦労した点や工夫した点

私は、大学2年生の時にCPAに2年コースで入学し、4年生の8月に合格しました。学習初期は当然、大学の授業が1日の大半を占めており、長時間公認会計士試験の学習に時間を割くことができなかったのですが、その時に意識していたことは、とにかく少しでも計算をすることです。短答式合格までおよそ1年半ほどありましたが、このうち1年は財務会計の計算と管理会計の計算にあてていました。この時期の計算の貯金が論文式合格までの土台になったと強く感じています。また、大学の授業を選ぶ際には、可能な限り成績評価の基準に出席がないかを見ていました。期末試験のみで単位を取れる授業を多く取って、出席にあてる時間を公認会計士の勉強に使っていました。この方法は個人差があると思いますが、合う人には多く時間を確保できるのでおすすめです。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

近年受験者数が増加傾向にあり、短答式の合格が厳しくなってきているという発信をよく見かけます。自分の経験から言えることは、この試験は計算が合格の土台を作るということです。当然、回によって問題の難易度が上下することはあるかと思いますが、周りの受験生よりも計算に対する理解と暗記を徹底すればしっかり合格ボーダーに辿り着けると確信しています。この試験は、学習期間が長く、心が折れそうになることが多いですが、しっかりと勉強の方向を間違えずに継続出来れば、合格できる試験です。CPAのサポートはとても充実しているので、それを支えに頑張ってほしいです!

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