社会人受験生で学習時間が限られていましたが、ガイダンスが非常に明確で、効率よく必要な範囲をカバーできました

上川圭太さん

上川圭太さん

CPAを選んだ理由

講師も頻繁に言うことですが、公認会計士試験は相対評価に基づいて合否判定がなされるため、他の受験者が落とさない問題を同様に落とさないよう注意することが非常に重要です。
CPAは合格者に占めるシェアが毎年上昇しているため、CPAのテキストや講義で重視されているポイントを抑えることが合格への近道であることは間違いないと思います。

また、試験に受かるためのサポートが充実しているのはもちろん、CPAはキャリア相談やアルムナイ/業界関係者間のネットワーキング等各種イベントの開催等にも注力されており、今後数年間で業界の一大プラットフォームとなる可能性があると思います。
試験対策を超えた魅力、CPAを選ぶ理由があると考えます。

CPAの良かった点

論文対策において、私は5月短答生かつ社会人受験生だったため、範囲を絞っての学習が求められる状況でした。
そんな中、CPAでは5月短答生向けのガイダンスが非常に明確で、特に論文における新規科目(租税法及び経営学)については効率よく必要な範囲をカバーできたと思います。
本来は自分で情報収集をした上で学習範囲を定義するのがベストですが、時間的な制約がある中で学習範囲の定義にリソースを使った場合過度なストレスがかかることも考えられるため、CPAの明確なガイダンスは非常に有用でした。

自習室は席数がかなり豊富で、座席が見つからなかったことがありませんでした。ストレスのかからない環境だった点もとても良かったです。

公認会計士を選んだ理由

大学卒業後、新卒で証券会社に入社し投資銀行業務を行っていたところ、会計税務関連の知識不足がアウトプットの質や業務効率の向上を目指すにあたってボトルネックになっていると感じました。
公認会計士試験は監査論や管理会計等、投資銀行業務に関連が薄い分野もありますが、公認会計士試験合格を意識することや予備校の体系的なカリキュラムに沿って勉強することで、私の目的を最も効率的に達成できると感じたため、このような目標設定を行いました。
実際に論文式試験までを終えた今考えても、公認会計士試験を実務能力向上のための手段として活用することは1つの選択肢として良かったと思います。

学習で苦労した点や工夫した点

現職は比較的多忙な職種であるため、学習時間の確保は簡単ではありませんでしたが、自分のキャパシティと相談の上、可能な範囲で学習することを意識しました。
仕事が忙しい中で無理矢理時間を確保しようとすると睡眠時間が削られ、また過度なストレスがかかり学習の継続ができなくなることが想定されます。
それよりは学習が遅れたとしても、無理なく続けられるようスケジュールを立てる方が良いと考えていました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

公認会計士試験は学習量が多く難易度も高い試験であるため、合格が叶わないこともあるかもしれませんが、学習内容が非常に実用的であることから、もし合格が叶わなかったとしても受験経験が無駄になることは無いと思います。これが公認会計士試験の大きな魅力だと感じています。
成績が思うように上がらないことがあっても、日々の勉強に意義を見出して継続することが大事です。