数十億円規模の資産形成も可能「起業」

数十億円規模の資産形成も可能「起業」

就職だけがキャリアではない

著名な起業家の自伝を読んでみると、誰もが学生時代から卓越した才能を発揮していたわけではないことがわかります。もちろん、学生時代に起業したという人も存在する一方で、学生時代は遊びに没頭していたものの、ある時を境に覚醒し、日本を代表する企業を率いる名経営者へと成長した人もおり、その歩みは実に多様です。

彼らのエピソードを読んで言えることは、現時点で「あなたに起業の才能がない」と断言できる人は誰もいない、ということです。

「人生100年時代」といわれる現代において、一世代前のように「新卒で入社し、定年まで勤めあげる」というキャリアを選ぶ人は減少傾向にあり、同時に、それ以外の道を選べる可能性も広がっています。

複数のキャリアを渡り歩く中で、「いっそのこと、自分で会社を立ち上げてみようか」と考え実行に移すことは、誰にでも挑戦することができます。努力次第で可能性を広げ続けることができます。

公認会計士という資格は、安定性の高い資格である一方で、起業に向いている側面も持ち合わせています。実際、公認会計士の中には、多くの起業家が存在しています。

以下、起業する公認会計士が多い理由を3つ説明します。

経営者たちがいつも側にいる

公認会計士の主たる業務は監査業務です。企業が作成した財務諸表に誤りがないかを確認する過程で、経営者と接する機会が多く、さまざまな話を聞くことになります。

実は、起業を志した多くの人が、若い頃に師と仰ぐべき先輩経営者との出会いを経験し、彼らの教えを受けながら会社を立ち上げ、経営者としての道を歩んでいます。こうした出会いは一般的には得がたいものですが、公認会計士にとって、経営者は「身近な存在」です。そのため、起業を思い立つ人が多いのも不思議ではありません。

公認会計士の資格がセーフティーネットになる

これも、大きな理由の一つといえるでしょう。起業にはリスクが伴いますが、公認会計士の資格を持っていれば、万が一立ち上げた会社の経営が軌道に乗らなくても、会計士としての仕事に戻ることで安定した生活を維持できるという安心感があります。

究極のキャリアは「自分」

公認会計士という資格は非常に自由度が高く、監査法人に限らず、事業会社においてもその強みを活かすことができ、さらには個人事務所を経営することも可能です。こうした資格を持っているからこそ、最終的に「自分らしく生きる」ということを意識するようになるのかもしれません。

公認会計士は、多様なキャリアパスを考えたり経験した結果、「自分らしい仕事を行い、収入を得て、そのお金を自分らしく使うという点に行きつき、組織のすべての意思決定をできる「起業」を選択する人が多いのかもしれません。

※本ページに記載の事例は一部の成功例を示したものであり、すべての起業家が同様の成果を得られるわけではありません。起業には高いリスクが伴い、成果は個人の能力・事業環境・タイミングなどによって大きく異なります。

その他の「最強会計キャリアルート」を見る

公認会計士の合格を
目指すならCPA会計学院

圧倒的な合格実績と万全なサポート体制で合格へと導きます!