どの科目も分かりやすく、各講師が独自の工夫を凝らしてくれていることがしっかりと伝わってきました
菅野公貴さん
CPAを選んだ理由
1点目は、各科目において、自分に合った講師を選択できることです。
2点目は、校舎設備の充実している点です。駅からのアクセスはもちろん校舎の清潔感など不満を感じる点は全く無かったです。
3点目は、チューターにいつでも質問できることです。チューターに論点質問やちょっとした相談をできる環境はとても有り難かったです。
4点目は、教材を他の予備校と比較した時に充実していそうと感じたからです。仮に他校を利用した場合、将来的に「もしかしたらこの論点はCPAの教材には掲載されているのかもしれない」といった不安を抱く可能性があると感じました。
よって、上記の不安が生じないCPAを選びました。
CPAの良かった点
1点目は、圧倒的なスピード感です。
特に感じたのは、短答模試の返却の場面です。1,000名以上の受験者がいる試験で受験日の翌日に成績表が開示された時はさすがに驚きました。
2点目は、充実した講師陣です。
まず、どの科目も純粋に分かりやすいです。そして、各講師が独自の工夫を凝らして、こだわりを持って業務に臨まれていることが生徒の私にもしっかりと伝わってきました。
理想論ではなく、現実的に必要な努力を定量的に示してくれる講師がとても多かったです。
公認会計士を選んだ理由
専門性を身に付けて働いていきたいと考えたためです。
新卒で商業銀行に入行し、3年程度法人営業に従事していました。銀行に入行した際は、総合的なビジネススキル、営業力や広い金融知識を身に付けることを目的としていましたが、ある程度業務をこなせるようになったことやコロナウイルスの蔓延により自身のキャリアについて考える時間が増えました。
そして専門性を磨くことができキャリアが広がる公認会計士に関心を抱きました。実際調べてみると、公認会計士には監査法人を始めとして、さまざまなキャリアが広がっていることを知りました。そして、半ば強引に受験勉強をスタートさせました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
学習を継続させるコツは、公認会計士を目指すという覚悟と勉強することを目的にしないことです。
定期的に公認会計士のキャリアを考えることをおすすめします。
学習で苦労した点や工夫した点
学習を開始してから約1年は仕事と両立、残り1年学習専念の状況でした。
仕事と両立していた頃、月曜日から金曜日は朝の時間を利用していました。具体的には5:00~7:10まで講義の消化or講義の復習をしていました。帰宅後は大体20:30 〜22:30まで朝と同様の内容をこなしていました。
土日は終日校舎で学習していました。また、ライブ受験できなかった答練も消化していました。答練はライブではないにしても、予備校で受けることをお勧めします( 通信の方は自宅ではない、静かに集中出来る場所が望ましいです)。
退職後は、基本10:00 〜22:00に校舎で学習していました。普段このくらいの勉強時間を確保できていれば、たまに予定が入っても罪悪感や不安なく参加できます。
社会人の方でも上記の勉強時間を確保し、継続できれば答練、模試で合格点を下回る可能性は比較的低くなるかと思います。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
1点目は、「自身を強制的に勉強せざるを得ない環境におくこと」です。
まず、予備校の受験料を自身のお金で申し込みましょう。社会人のポジショントークに聞こえてしまうかもしれませんが、個人的に効果は絶大でした。学生は経済的に難しい面もあるのかもしれません。しかし、1年間バイトを週5で頑張れば不可能ではないかと思います。
2点目は、「これぐらいでいいだろうという基準をやり過ぎくらいの水準にしておくこと」です。長い勉強期間ですので、申込時のモチベーションを最後まで維持することは不可能です。
モチベーションが落ちた時に「こんなはずじゃなかった」とならないよう、あらかじめこれから非常に大変なことをやるんだと腹を括っておくべきです。客観的に非常に大変だと分かっているにも関わらず、公認会計士を目指したいならそこには強い意志があるということだと思います。
3点目は、「一切SNSをやらないorやめること」です。SNS利用のメリットとして受講生同士の繋がり、就活情報、講師の勉強Tips等が挙げられます。しかし、チューターへの質問、講師との面談で解決できるケースが非常に多いです。何より、SNS利用により奪われる勉強時間は馬鹿にならないです。
論文式試験終了後にSNSを復活させましたが、受験勉強期間にやっていなくて良かったと心底感じました。
上記は私の完全なる私見ですが、受験生の方にとって少しでも参考になりましたら幸いです。