CPAの答案練習では、まだ理解できていない論点を浮き彫りにすることができ、非常に有意義でした

岡本眞愛音さん

岡本眞愛音さん

CPAを選んだ理由

以前通っていた予備校でもチューターの方々に勉強方法を教えてもらっていましたが、どうしても財務理論の点数が上がりませんでした。
点数が上がらなかった一番の原因は、論証例を暗記しようとしていたことです。暗記ではなく理解を深める学習をした方が、覚えやすく応用問題にも対応できると感じ、理解に重点を置いていたCPAに移籍を考えました。

移籍することで1番苦労する点は、教材が変わることです。書き込みをした教材を新品にし、下書きも解き方も変えるのはかなり抵抗がありました。
CPAでは以前使用していた教材も使えるところは使っていいという方針でしたので、この柔軟性が私にとって大事だと思いCPAに決めました。

CPAの良かった点

主にラウンジを利用して勉強していました。ラウンジにはウォーターサーバー、コンセント、そしてWiFiが完備されており、非常に快適な学習環境でした。理論科目を勉強中、疲れた時に温かいコーヒーや紅茶を飲むことで息抜きをしていました。外へ飲み物を買いに行く手間が省けたことは、時間の節約にもなり良かったです。ロッカーは、教材やお菓子などたくさん収納でき大変満足でした。

財務・管理の答案練習もとても良かったです。論文式試験では、基礎的な理解に基づき応用問題を解く能力が求められます。公認会計士試験は相対試験であり、誰もが解ける問題をいかに落とさないかが重要になります。会計処理を理解していれば、初めて見る問題にも基礎から考える事ができるので応用問題も解けるようになります。
CPAの答案練習では、理解できていない基礎的な会計処理を浮き彫りにすることができ、私にとって非常に有意義でした。

公認会計士を選んだ理由

大学生活の間に何か胸を張って頑張れることをしたいと考え、公認会計士を目指しました。
高校生の頃から数学が得意で、数字に関わる職業に興味を持ちました。その中でも、難関資格とされる公認会計士試験への挑戦を決意しました。
勉強を進める中で、公認会計士が新しい情報や技術を取り入れ、専門知識を基に経済を支える重要で責任ある仕事であることを理解しました。
学ぶことが好きな私にとって、知識や経験を豊富に積むことができる公認会計士は、非常に魅力的でした。

さらに、短期留学の経験から、異文化への理解や新たな価値観の重要性を学びました。
将来的に海外で働くことへの興味もあり、多様な経営を行う企業や、国際的なビジネス展開をしている企業の監査を行う公認会計士の職は、グローバルな業務を経験する絶好のチャンスだと感じ、ますますこの職への志望が強まりました。

学習で苦労した点や工夫した点

オンとオフの切り替えには特に意識を向けていました。
論文式試験に挑戦する年の前期には、大学で3コマの対面授業があり、体力的にも限界を感じる日々でした。授業のある日は疲れ果ててしまい、ラウンジでの勉強に集中するのが困難でした。

そこで、授業がない日と授業の前までの時間を利用して集中的に学習することにしました。授業後の勉強時間は、集中できなくても自分を責めないように心がけました。また、大学の授業を息抜きの時間と捉え、楽しんで受けるようにしました。

友人は計算問題を朝に行っていましたが、私は朝の時間帯が得意だったため、朝からおやつの時間まで理論科目を学習し、集中力が落ち始める夕方や夜に計算問題に取り組むようにしました。
計算力は1日休んでも衰えにくいですが、理論は忘れやすいため、このスケジュールを守ることで、大学の授業がある日でも理論科目に触れ続けることができました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

始めは軽い気持ちで公認会計士試験の学習を開始しましたが、想像以上に厳しい道のりでした。友人と比べて自分が遊べないことや、就職活動の話題についていけないことに苦しみを感じるかもしれません。また、一生懸命勉強しているにも関わらず、思うように成績が伸びず、不安に感じる事もあると思います。

しかし、公認会計士試験に合格した時の達成感は、言葉では表現しきれません。
そして、一緒に勉強した仲間は、かけがえのない存在となります。
辛いと思った時からもうひと踏ん張りです。どうか諦めずに頑張ってください。

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