重要度A・B論点を回転し、答練を着実にこなしていけば、多少の個人差はあれど本番レベルの実力が身に付きます

大石夢叶さん

大石夢叶さん

CPAを選んだ理由

私を公認会計士試験に誘ってくださった大学の先輩がCPAの所属であった点が最大の理由です。学習環境が整備されている点、テキスト・講義・答練がハイクオリティである点を先輩は目を輝かせながら話していたので、入校前からポジティブな印象を受けました。

そして会計士講座の申し込みの前に無料で簿記3級の講座を見たのですが、当時簿記に幾ばくかの苦手意識があった私でもスッと理解できるような講義とテキストが提供されていたので、ここで勉強すれば間違いないと思い、CPAを選びました。

また私が入校した2021年の段階でCPAに勢いがあると個人的に感じたため、その点もCPAを選ぶ後押しになりました。

CPAの良かった点

まず第一に講義・テキストなどのクオリティが高い点が良かったです。重要度A・B論点を回転し、答練を着実にこなしていけば、多少の個人差はあれど本番レベルの実力が身に付く点は学習する上で安心感がありました。

次に講師やチューターの方にいつでも対面・メール・電話で相談できる点が心強かったです。分からない論点をすぐにつぶせるというのは独りの学習では限界があるため、これはCPAならではの強みなのではないかと思います。そして学習相談に親身になって応じてくれたことは、メンタルケアの点で受験生活の支えになりました。答練の結果などを踏まえて、今後の課題を俯瞰的な視点から洗い出してもらえたため学習の方針が立てやすかったです。

公認会計士を選んだ理由

大学2年生の時に自分が所属する大学で会計サークルが発足し、その立ち上げメンバーの先輩に誘われたのがきっかけでした。会計士になれば豊かなキャリア選択、充実した仕事、人並み以上の待遇を得られるとのことだったので、志望するに至りました。

そのほかにも大学受験を満足のいく結果で終わらせることができなかったという悔しさのリベンジを果たしたいという気持ちを消化しきれずにいたため、再び受験勉強に身を投じることで成功体験を得ようとも思っていました。

公認会計士を目指すと決めた時は燃えたぎる熱意があったわけでも、膨大な試験勉強への恐怖もなく、淡々と進めれば良いという心境だったのを覚えています。ただ自分に期待してくれている家族には報いようと思っていました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

よく食べ、よく寝、何でもいいから好きなものを持つということが重要だと思います。会計士の勉強を一定期間勉強した方は、その時点で良く言えば勤勉、悪く言えば自分に厳しすぎるので必要以上に自分を追い込むケースが少なくないと思います。勉強時間の確保のためであれば、食事を最低限に済ませ、必要な睡眠を削り、趣味の時間すら消し去ってしまう、そういったとても人間的とは思えない受験生活を過ごされていた方々を何人も見てきました。それは受験勉強という物語のなかでは、努力家という大変に名誉な称号を得られるのかもしれません。

しかし生きていることは物語ではありません。我々は受験生である前に人間です。生きていれば、お腹がすくし、眠くもなるし、癒しが必要にもなります。どうか自分を労わってあげてください。ずっと本気の全力疾走では、長い受験生活を乗り切るのは困難です。生活基盤を整えて、目標の7割の勉強ができればOKの精神が勉強の長続きのコツです。

学習で苦労した点や工夫した点

私は大学在学中に勉強をはじめ、既卒1年目で合格したのですが、どのタイミングでも学習上工夫した点(効率化した点)はただ1つで、とにかく十分な睡眠時間を確保することです。細かな学習計画を立てるよりも、十分に体調を整えることが学習効率の観点や精神衛生上の観点からはるかに優れていると思います。その日の勉強がどれだけ中途半端でも時間が来たら寝る。まずは寝る。絶対に睡眠負債を貯めない。それを至上命題として日々学習に取り組みました。十分に寝ることに比べたら、それ以外の工夫は些事です。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

公認会計士試験は長く困難な道だと思います。誰もがハッピーエンドを迎えるわけではありません。栄光を勝ち取った者ですら、その道中で幾度も躓き、血と涙を流しています。そしてこれから勉強をすればするほど、普通の幸せ、精神的安寧、経済的リソースを犠牲にすることと思います。この試験を無傷で終えられる人はほとんどいません。しかしどうか、どうかそれに耐えて欲しいです。傷つきながらでも、耐え抜いた先の景色はこの上なくまぶしいです。

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