【令和3年公認会計士試験】全国1位、2位、4位の合格者はCPA受講生!!!
※左から藤井さん、国見講師、大木さん、先崎さん
令和3年公認会計士試験は、全国1位、2位、4位の合格者は全てCPA会計学院の受講生でした。総合順位で上位になるためにどのような学習したのか、どのようなキャリアを考えているのか、CPA会計学院の国見講師がインタビューしました。
公認会計士を目指した理由
国見
公認会計士を目指した理由を教えてください。
大木さん
大学在学中の期間を有意義に過ごしたいと考え、体育会でマネージャーをするか、資格取得の2択で悩んでいました。
資格取得の方が、将来の働き方に役立つと考え、どうせなら三大国家資格に挑戦したいと思いました。
学習の中で最も数学が得意だったため、公認会計士を選びました。
藤井さん
僕は、高校で受けた簿記の授業が面白いと感じていたことがきっかけです。
先崎さん
僕が入学した商学部には、公認会計士を目指す方が多いと知り、僕も公認会計士の資格取得を目標に掲げました。
ちなみに、CPAを選んだのは、無料体験講座を受講したことがきっかけです。
国見
なるほど。
大学入学時には、公認会計士を目指すと決めていたのですね。
2年間の学習スケジュールについて
国見
具体的な2年間の学習スケジュールを教えてください。
※公認会計士の試験に合格するまでの年数は、平均して2年~4年程度と言われています。
大木さん
1年目は、サークル活動やアルバイトをしながら、週に10時間から15時間ぐらい学習していました。
2年目は、コロナウイルスの影響により、サークル活動が少なくなったため、週に40時間から50時間ぐらい学習時間を増やしました。
直前期も変わらず、週に40時間から50時間ぐらい学習していました。
また、学習の息抜きとして友人と遊ぶ時間も定期的に確保していました。
国見
直前期でも変わらない学習時間での合格は、すごいですね。
藤井さんの1週間の学習時間は、何時間ぐらいでしたか?
藤井さん
1年目はサークル活動とアルバイトを中心の生活で、カリキュラムからかなり後れていました。
カリキュラムから後れる前は、週2日のペースで自習室に通い、1週間に10時間から15時間ぐらい学習していました。チューターさんと相談しながら、1ヶ月で追いつくためのカリキュラムを組み、やっと追いつけました。
また、エンジンをかけた時に、国見講師から1日6時間を基礎として勉強していれば良いとお聞きし、1日6時間、週40時間ぐらい学習していました。
直前期は学習時間を増やし、1日7時間、週50時間ぐらいの学習をしました。
国見
先崎さんの1週間の学習時間は、何時間ぐらいでしたか?
先崎さん
1年目は、週15時間から20時間ぐらいでした。
2年目の後れを取り戻す時は、週60時間から70時間ぐらい学習し、直前期は少し減らして週40時間から50時間ぐらい学習していました。
僕も、サークル活動とアルバイトをしながら学習をしていたため、1年目はカリキュラムに後れていました。
2年目はコロナウイルスの影響により、自宅で学習できる時間が増えたため、2年目の4月に1日2コマ見るペースで学習し、1ヶ月前後で後れを取り戻せました。
国見
1年目は週10時間から15時間で、1年目は約1,000時間前後の学習時間ですね。
2年目が週40時間から50時間で、合計3,000時間前後で合格していますね。
公認会計士試験は、合格に必要な学習時間が3,000時間以上と言われているので、本当にすごいですね。
学習中の工夫した点
国見
学習する上で工夫した点はありますか?
大木さん
私は、カリキュラムに後れずにコンスタントに学習を継続した点です。
藤井さん
僕は、理解重視を意識して学習をした点です。
先崎さん
僕も、藤井さんと同様に理解重視を意識して学習した点です。
国見
例えば、講義を受けて疑問点が出た時は、自分で解決していましたか?
それとも、チューターや講師に相談・質問していましたか?
大木さん
短答式試験や論文式試験の直前に、講師に論点の質問をしていました。
学習相談も、短答式試験後に一度だけしました。
国見
藤井さんは、質問していましたか?
藤井さん
僕は、なるべく自分で考え、解決するように心がけていました。
自己解決が厳しいと感じたら、すぐに講師やチューターに質問していました。
国見
どれくらいの頻度で相談していましたか?
藤井さん
学習相談含めて月2回は、相談していました。
国見
定期的に相談していたのですね。
先崎さんは、疑問点をどのように理解していましたか?
先崎さん
論点の質問や学習相談は、ほとんどしていません。
理解を深めるために公認会計士を目指す友達と、質問と説明を繰り返し行っていました。
国見
3人とも全然違いますね。
参考になります。
先崎さんは、疑問点をどのように理解していましたか?
先崎さん
疑問点が生じた際は、文言をそのまま覚えていました。
後々理解できることもあるので、そのまま文言をすべて覚えれば得点できると考えていました。
国見
ある程度理解できているからこそ、一部は暗記に頼っても問題ないということですね。
理解をより深める学習は、どのような点を意識していましたか?
大木さん
理解をより深めるために、講義中の講師の言葉をメモすること、すぐに復習することを意識していました。
先崎さん
僕は、Web講義を1.5倍速で視聴し、完全な理解までいかなくとも、自分が納得するまで何度も講義を視聴していました。
国見
講義を再度視聴できたり再生速度を調節できるのは、Web講義の良さですね。
短答式試験の結果について
国見
皆さん、短答式試験の結果はどうでしたか?
大木さん
財務会計論が168点、管理会計論が79点、監査論・企業法が95点で、87.4%の正答率でした。
※短答式試験の配点は、財務会計論200点満点、管理会計論・監査論・企業法100点満点です。
国見
87.4%の正答率は本当にすごいです。
短答式試験の合格ボーダーは何%でしたか?
大木さん
短答式試験の合格ボーダーは、62%でした。
藤井さん
僕は、財務会計論164点、管理会計論84点、監査論100点、企業法75点で、正答率は85.4%でした。
先崎さん
僕は財務会計論が176点、管理会計論62点、監査論95点、企業法90点で、正答率は84%でした。
国見
短答式試験でも上位合格者の正答率は、トップクラスの高さだったのですね。
論文模試の順位に関して
国見
論文模試の順位は、良かったですか?
大木さん
私は1位でした。
藤井さん
僕は7位でした。
先崎さん
僕は8位でした。
僕は、一科目だけでも大木さんを超えたいと思っていたので、管理会計論の成績を伸ばす事を意識して学習していました。
藤井さん
僕は、大木さんの成績を全科目で超えられないと諦めていました。
国見
お互いをライバル視して、高め合ってきたんですね。
これから公認会計士を目指す方・現在学習中の方へのメッセージ
国見
これから公認会計士を目指す方や現在学習中の方にメッセージを一言お願いします。
大木さん
学習の継続には、モチベーションの維持が最も大事です。
そのために友達を作ることをおすすめします。
CPAで行われる受講生交流会などのイベントは、コミュニケーションを図るチャンスですので、ぜひ参加してみてください。
国見
友達がいることでモチベーションの維持がしやすいってことですね。
ありがとうございます。
藤井さん
僕は、佐藤講師がよく使われる言葉ですが、「自身の行動に納得して学習すること」が最も大事だと思います。
すべてのプロセスに納得し、不安にならず学習すれば、後は楽しみながら合格まで進めます。
先崎さん
公認会計士試験を乗り越えるためには、切磋琢磨していける友達の存在が重要です。
僕は「藤井君に負けたくない」という思いが学習を進める上での糧になっていました。
国見
切磋琢磨できる仲間は、本当に大切ですね。
将来のビジョン
国見
最後となりますが、皆さんは将来的にどのような公認会計士になりたいですか?
大木さん
クリエイティブな業務に携わる業界をサポートできるような公認会計士になりたいです。
藤井さん
公認会計士業界のみならずさまざまな業界をリードしていけるような公認会計士になりたいです。
先崎さん
僕は、ベンチャー企業のCFOになりたいです。
国見
ぜひ、皆さん頑張っていただきたいです。
皆さんの活躍を心から応援しています。