どの教材・講義もとてもわかりやすく、そのなかでも自分に合った最適な教材・講義を選べる点が便利でした

田口記伽さん

田口記伽さん

CPAを選んだ理由

大学時代の友人や会社の同期がCPAに通い在学中合格を果たしていて、受講生のレベルが高いという印象がありました。そのため、公認会計士の勉強をするならCPA一択だなという思いが以前からありました。

受講の相談へ行くと講師の方が対応してくださり、具体的な勉強スケジュールを組んでくれたり、学習アドバイス(ex.入校当時仕事をしていたため、効率的な学習の進め方など)をいただきました。会計士合格への道は通常2-3年と長期間になるため、合格までの道筋を、長年にわたり何千名もの受講生の面倒を見てきた講師の方が明確に示してくれるのはとても心強かったです。

また自習室には十分な席数が設けられており、清潔感があり、朝早くから夜遅くまで開校していたため、自分の生活リズムを無理に崩し学校に合わせることなく学習を進められると思い、CPAで勉強することを決めました。

CPAの良かった点

CPAは授業や教材はどれを選んでもとてもわかりやすいですが、そのなかでも自分に合った最適なものを選べるという点がとても便利だと思います。以下、私のおすすめの授業を記載します。

短答では、髙野先生の企業法の短答対策講義がとても良かったです。

2019年5月短答に一度落ちてしまったとき、一問一答を中心にに回転させ暗記に頼ったことが決定的な敗因だと反省し、体系だった理解が必要だと考えました。

そのときに心改め受講したのが髙野先生の短答対策講義です。この講義では法律制定の背景を教えてくれたり、間違えやすい暗記部分がコンパクトにまとめられいて簡単に理解でき楽しく学習することができました

結果として、答練では満点を取ったり、短答本番でも8割、更にはその理解が論文でも生かされ論文本番では偏差60をとることが出来ました。苦手だった企業法がむしろ攻めの教科になったのはこの講義のおかげだと思います。

また論文期では、矢野先生の経営学の速習講義にとても助けられました。

経営学は、答練で計算の応用問題が出ると全く解けず、点数がなかなか安定しませんでした。そこで直前期に受けることとした矢野先生の速習講義では簡潔でとてもわかりやすい解説のもと、薄い教材のなかに効率的な公式の覚え方や質の良い例題が並べられており回転用教材としても最高に役立ちました。

この講義を受けたあとは経営学に対する不安意識がなくなり、他校模試でも圧倒的に点数を稼ぐことができ、捻られた問題が多く出題された本番でも科目合格レベルの成績をとることが出来ました。

経営学で稼ぎたいという方はぜひ矢野先生の速習講義を受けてみてください!世界が変わります。

公認会計士を選んだ理由

前職である商社で、決算業務だけでなく、投資を進めるにあたる財務DDであったり、IFRS導入対応、更には税務まで、多岐に渡って公認会計士が活躍しているのを目の当たりにしたからです。私は社会人になるまで会計というものを全く知りませんでしたが、会社に入り初めて、財務諸表を読め投資判断を下せる人材が企業から重宝され存在価値が高いことを知りました。

入社して3年が経ち自分の将来をぼんやりと考えたとき、このまま「会社に雇われるひと」として生きる将来が漫然としていてつまらないと思いました。とりわけ、スキルもなく雇われている限りは自分の人生が受動的であり、選択肢を持てないということに強い違和感を覚えました。

そこで私も、公認会計士の資格を取り、日々の経理業務だけでなくプロジェクト単位でも活躍できる人材になり、「雇われる人」ではなく「自分がやりたいことを選べる人」になりたいと思い資格取得を決意しました。

結果論ではありますが、このようなご時世だからこそ、何かを武器にして自分の人生の主導権を握れるようにしていくのは価値の大きいことだと私は思います。そのなかでも公認会計士の資格は世界で広く通ずるものであり、コストパフォーマンスが非常に高いものだと思います。

学習で苦労した点や工夫した点

私が勉強で苦労して工夫したことは2点です。

まず、モチベーション維持です。入校当初、友人もおらず勉強に対するモチベーションを維持することが難しいことがしばしばありました。ですが校舎主催の交流会や校舎のなかで輪が広げることができ、結果として、勉強辞めたいなと思うことがほとんどなくなりました。

またCPAは優秀な方が多く、例えば答練で連結ができなかったり、企業法が最近点数落ち込んでるなと思えば、それを得意とする友人に勉強のコツを聞いたり、下書きを写メらせてもらったりと友人の勉強を真似ることでかなり効率よく成績を上げることが出来ました。

2つ目は、論点を強く意識することです。連結や組織再編など複雑な論点になると、些末なものにまで頭を取られ、「結局何がしたいんだっけ?」と結論がわからなくなることがよくありました。そこで問題の着地点を明確にするために目次や題名を意識して勉強することを心がけました。

また、直前期はトイレ、洗面所、キッチン、ベッドの横など家の至る所にテキストやコンサマの全科目の目次を貼り、それらを眺めて要点や論証を思い出す作業を繰り返しました。このように軸となる論点を明確にすることで、論ズレも起きにくくなり、直前期の高速回転も効率的にでき、成績も安定しました。

会計士試験の量は膨大であるため、論点を強く意識し、自分に合った効率的な回転方法を見つけることが短期合格への道だと思います。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

公認会計士の勉強は何といっても範囲が広く、心が折れそうになることもたくさんあると思います。私も勉強中はとても辛くて、答練で悔しくて泣いたり、受かるか不安で眠れないこともありました。ですが合格した今では、当時の苦しみはかけがえのない思い出になり、達成感でいっぱいです。

学習を進めるにあたってもし不安があればぜひ相談に行ってみてください。とくにCPAは、心強いアドバイスをくれる講師や優秀なチューターがいたりと手厚いサポート体制が整っていると思います。辛いのは自分だけとは思わず、周りの力も借りつつ、効率よく勉強を進めてみてください!応援してます!

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