【会計知識0から約8ヶ月でUSCPA合格】 合格者特別インタビュー 第1回

洲脇聖哉さん

USCPA合格者の画像です。
試験科目合格時期受験回数
FAR(財務会計及び報告)2024年6月1回
BAR(ビジネス分析及び報告)2024年7月1回
AUD(監査及び証明業務)2024年9月1回
REG(米国連邦税法及び諸規制)2024年9月1回

会計知識0の状態で学習開始してから約8ヶ月で短期合格した洲脇さんに、学習方法やCPA会計学院のUSCPA講座についてインタビューしました。

洲脇さんがUSCPA試験の受験を決めた理由を教えてください。

前職はプロジェクトでの部門間の調整や、オペレーションの改善といったジェネラリスト寄りの仕事だったのですが、コストやファイナンスに関する知識が不足しており、報告書や計画書を作成する際に課題を感じることがありました。

業務上英語を使用する機会もあったので、英語でより専門的な知識を深めたいと思うようになりました。

有資格者は専門的で安定しているイメージもあったので弁護士や公認会計士なども考えていたのですが、USCPAの友人からアドバイスを受けたことで、挑戦を決意しました。

大学院時代に留学をしていたのですが、留学を通じて得た国際的な視点を活かしつつ、スペシャリストとして活躍できるというのも、USCPA受験を決定した理由の一つです。

※本インタビュー後に有限責任監査法人トーマツから内定を受け、現在は会計監査に従事。

CPA会計学院を選んだ理由は何ですか?

大きく分けて2つ理由があります。

1つ目は受講料が安かったからです。

私の場合は受験要件の単位が全然足りなかったので、他の予備校さんだとフルパックで70万円を超えてしまうんですよね。

一方で、CPA会計学院なら当時は30万円で受講ができました。

今の方が更に安い※ですが、受験料何回分の差があるんだと思って。

他の予備校さんで高い予備校代を払って入ったのに、受験料が高すぎてなかなか試験を受けられない人も多かったんです。

CPA会計学院なら、すでに30万円浮いているから、全科目1回ずつ落ちたとしても、他の予備校さんの受講料と同額になるほど安かったので、とりあえず挑戦してみようと思えたことが短期合格につながっていると思います。

※現在は各種キャッシュバック制度の利用で実質負担44,000円から受講可能。

2点目は、日本の公認会計士スクールとしての圧倒的な実績です。

評判も良かったですし、実績から考えて品質が悪いことはないだろうという安心感がありました。

日本の公認会計士を多く輩出している実績があるから、日米の差はあれど難しい論点を質問しても丁寧にわかりやすく回答してくれるだろう、手厚くサポートしてくれるだろうと思い、CPA会計学院のUSCPA講座に申し込みました。

実際にCPA会計学院で学習した感想を教えてください。

どの講師の方も、相談への対応が丁寧でした。

取り留めもない悩みや不安を相談しても、時間を取って回答してくれたことが良かったです。

電話やZoomでの相談中に解決できなかった質問も、あとで講師の方が調べてくれて、メールで送ってくれて、 かなり手厚いなと感じました。

また、全ての講義が新試験を前提として作られているので安心感がありました。

あまりに古い動画だと、講義の内容を100%鵜呑みにできないので。

あとは直前対策講義とか、UWorld Question BankはCPA会計学院だからこそ利用できたことが良かったです。

本番でも講義や問題集で学習したものに近い問題が出てきたのでそこで差ができたかなと思います。

私の学習中にはまだありませんでしたが、今実施している苦手論点対策講義とかも使ってみたかったと思いますね。

また、USCPA受講生の交流会に受験生の間に2回、合格後に1回参加しましたが、実際に同じ受講生と会話して、仲間がいるんだなと感じられたこともありました。

USCPA合格者が話している画像です。

洲脇さんはかなり短期間で合格されていますが、合格までのスケジュールを教えてください。

USCPA講座に入会したのは講座開講直後の2023年末ですが、まずはCPAラーニング簿記3級・2級の勉強をしていました。

入会するまで会計の勉強は全くの未経験で、不安解消のために一先ず日本語で学び始めました。

その後、まずは受験要件となる単位取得のために、単位取得プログラムの講義を視聴開始しました。

2024年1月末に英文会計、2月から3月末にかけてその他の単位取得用のFARとBARの前半のみ講義を視聴しました。

1科目目のFAR(財務会計及び報告)の勉強に真剣に取り組み始めたのは、単位が取り終わった2024年3月頃からで、6月にFARを受験しました。

2科目目のBAR(ビジネス分析及び報告)は、FARの受験後に勉強を始めて、単位取得用の講義を思い返しながら学習し、7月に受験しました。

BARはFARと同じ会計の科目なので、すぐに勉強を開始してFARのベースを活かせたのが良かったのかなと思います。

その後、3科目目のAUD(監査及び証明業務)を9月上旬、REG(米国連邦税法及び諸規制)を9月下旬に受験しました。

ここからは貯金が一切ない状態なので、こんな短期間では正直受からないと思っていましたが、9月25日を過ぎるとスコアリリース(結果発表)が次の四半期の来年1月になってしまうので、「とりあえず挑戦してみるか」くらいの感覚で受験しました。

AUDやREGの内容は完全に未経験でしたが、科目ごとに受験したので、FARとBARの勉強を通して、教科書を読んだり、問題集を回したりするスピードが上がったり、勉強をすることに慣れてきていたので学習が進みやすかったです。

USCPAの学習を通じて、楽しかったところや実務で活きそうだと感じた部分はありますか?

前職ではBARの教科書にも記載されているカイゼン活動にあたるプロジェクトを行っていたのですが、今までなんとなく行っていた改善プロジェクトの理論的な評価方法や、様々な分析手法を学ぶことができて楽しかったです。

改善効果を金額を用いて表す報告書の作成や評価をする際に、CVP分析、感度分析、差額原価分析など、USCPAで学習した知見があれば、改善効果の証明や改善の意思決定に活きると感じました。

合格直後は「公認会計士や税理士と戦わないといけないのか」、と思っていたのですが、今はUSCPAとして、会計や税務の知識だけでなく、 USCPAの学習期間を通じて伸ばした語学力や、USCPAの学習を通じて得たITやデータ分析の知識なども複合的に活用して活躍出来れば良いなと考えています。

最後に、これからUSCPAを目指す人にメッセージをお願いします。

私自身は、会計の勉強も実務も全くやっておらず、本当に貸方借方も知らない会計知識0の状態から勉強し始めました。

また、英語もネイティブのレベルには程遠く、「まあまあできる」程度でした。

これは、USCPAに興味をもった日本人に結構多いパターンだと思うんですよね。

会計関連の経験・知識や帰国子女としてのバックグラウンドがなくても、努力して勉強すれば合格できるという証明に、私がなれていたら嬉しいです。

英語で公認会計士の勉強をするのは難しそうで、ハードルが高く感じると思いますが、私くらいの会計知識でもCPA会計学院で勉強すれば合格できるので、少しでも自信になったら嬉しいです。

完全未経験からの、非ネイティブでも「努力さえすれば合格できる試験ですよ」ということを伝えたいです。