社会人向けにフレキシブルに対応してもらえる点もCPAの魅力でした。
宮川久範さん
CPAを選んだ理由
もともと他の予備校の講座で勉強していて、その後は独学でやっていました。
2018年5月の短答は突破し、その後論文に向けてCPAの単科で租税法と経営学の講義を取りましたが、残念ながら論文は落ちてしまいました。
しかし、5月短答後の僅かな期間にもかかわらず、本番の租税経営の成績は悪くなく、CPAの講義、模試等の質の高さを実感したため、迷わずCPAの論文総合コースを受講することを決めました。
また、受講料も他校に比べ安かったこと、大阪梅田校が出来たこと、有名講師の方々が在籍していて質問体制が整っていることも決め手でした。
CPAの良かった点
CPAは有名講師が揃っているだけあり、講義はとてもわかりやすかったです。
講義を視聴することで試験においてどこが大切なのかよく理解でき、学習の効率が上がりました。また、私は仕事をしているのですが、社会人向けにフレキシブルに対応してもらえる点もCPAの魅力です。
通学であってもオンラインにて講義を視聴できるため、平日はオンラインで講義を受講し、仕事が休みである土日に校舎に行き答練を受講するということもできました。
さらに、答練・模試の質が高い点が良かったです。他の予備校でも模試・答練は「本番同様の形式・難易度」と謳っていますが、実際他の予備校の模試受けてみると、本番より遥かに難易度が高い問題であったり、本試験ではあまり見かけないような問題が多かったです。
その点、CPAの答練・模試は本番同様の形式・難易度となっており、安心してペースメーカーとして利用できました。CPAの答練や模試で成績上位を取得できれば本番も合格できるな、という安心感を得られる点が良かったです。
公認会計士を選んだ理由
私は公務員として働いていますが、自分の将来を考えたときに、自分には専門性が何もないことに気づきました。
何か専門的な知識を身に付けたい、どうせなら簡単には取得できない高度なものがいいと思い、会計士を目指しました。…とまあこれは表向きの理由でして、実際にはとある知人に「俺は公認会計士で頭が良いんだ、監査法人勤務で高給なんだ、すごいだろ」と自慢されたことです。
「こいつホンマにキショイな。こんなキショイ奴でも会計士に合格できるなら自分も会計士合格してやろう」というのが本当のところです(もちろん専門性を身に付けたいという理由もゼロではないですが…)。
始めた理由はそう大それたものではなかったですが、そこからが長く辛い道のりでした(笑)
学習で苦労した点や工夫した点
私は仕事をしながらの学習であったため、学習時間の確保が問題でした。
そのため、平日は仕事が終わった夜に勉強し、早起きして朝に復習するようにしていました。また、仕事→勉強→仕事…の繰り返しだとストレスが溜まってしまいます。そのため、定期的にジムに行って運動すること、そして週1回程度は飲みに行くようにしていました。また、CPAでは受講生向けに飲み会を開いてくれますので、それにも参加するようにしていました。
おかげで受験生仲間もでき、受験生活が楽しくなりました。
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仕事をしながらの受験勉強でしたが、私は合格まで短答4回、論文2回受験と、合格までかなり時間がかかりました。
また、同じ社会人受験生でも、私などよりも遥かに激務をこなしながら短期であっさり合格されていく人たちを見て、「自分はなんて馬鹿なんだ」と自分が情けなく思うことも少なからずありました。また、私は比較的答練や模試の成績は良かった方なのですが、短答式本試験ではギリギリの成績で落ちるということを繰り返し、会計士には合格できないのではないかと思ったこともありました。
それでも、地道に勉強を続けていって合格までたどり着くことができました。他人と比べても意味がないことですし、この試験は続けさえすれば誰でも合格できると思います。この体験記が少しでも皆様の役に立てば幸いです。