公認会計士講座の学習経験者がU.S.CPAを取得するメリットとは?

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米国公認会計士(USCPA)とは

USCPAは、アメリカ各州の会計士委員会が認定する公認会計士資格です。

国際ビジネス資格の最高峰の一つとして、グローバルな就職・転職市場でも高く評価されています。

会計や財務だけではなく、英語のスキル証明にもなるためキャリアアップを目的に取得を目指す人も多いです。
そのため、公認会計士の資格を保有している方公認会計士の学習経験がある方にもおすすめの資格です。


主な就職転職先

BIG4の監査法人やアドバイザリー、コンサルティングファーム、金融機関、グローバル企業などへの就職が可能です。
転職の際に有利なだけでなく、すでに会計業務に携わっている方は海外への駐在に有利になります。

USCPA 試験の特徴

公認会計士(日本)との違い

公認会計士(日本)米国公認会計士
合格率平均合格率
7.4%
科目別の合格率は
40%~70%前後
試験方法短答式試験:全4科目
論文式試験:全5科目
科目別合格制:全4科目
評価方法相対評価絶対評価
1科目99点満点、75点以上で合格
試験会場日本で受験可能
(全国11か所)
様々な国で受験可能
(日本では東京と大阪)
受験日時短答式試験:年2回(5月、12月)
論文式試験:年1回(8月)
日時を選んで受験できる
(ほぼ毎日受験可能)
受験資格誰でも受験可能学位要件・単位要件あり
受験料19,500円受験料が高額
英語力英語力は問われない高い英語力が必要
(TOEICリーディングセクションで370前後が目安)
試験範囲日本基準の会計・監査を
中心とした深い内容
米国基準の会計・監査・税務・ビジネスに
関する浅く広い内容

出題科目

必須3科目
CORE
選択科目
DISCIPLINE
FAR簿記2級と1級の間レベルの財務会計
米国政府会計
非営利企業会計
BARFARの発展内容(財務会計と米国政府会計)
管理会計
財務管理
AUD監査、証明業務ISCIT監査などのIT関係の内容
REG米国税法、会社(ビジネス)法TCPREGの発展内容(米国税法)

公認会計士試験学習の役立ち

公認会計士講座での学習経験を活かすことができる資格として、USCPAを検討される方もいらっしゃいます。
例えば、短答式試験まで到達された方であれば、USCPA試験科目である FAR, BAR, AUDの60%以上の内容をカバーしています。
また租税法の学習をされた方であれば、REGの40%ほどの内容をカバーしています。

USCPA科目 内容公認会計士試験との関連公認会計士講座での
学習済範囲
FAR財務会計/政府会計財務会計論70%
AUD監査/証明業務監査論60%
REG米国税法・会社法租税法+企業法30%
BAR財務会計/政府会計/管理会計財務会計論+管理会計論70%
TCP米国税法租税法10%

USCPAに必要な英語力

英語力がある方にとっては、USCPA試験の問題レベルは短答式試験の問題よりも圧倒的に易しく感じられると思いますが、実際に受験する際には高い英語力(TOEICリーディングセクションで370前後)が求められます。

なお、必要な学習時間は英語力によって800時間~1500時間となります。

公認会計士講座の学習経験者向け割引制度(CPA生割引)

CPA会計学院の USCPA 講座は、質の高い学習コンテンツ・徹底した受験生サポート・提携大学での単位取得・ライセンス取得サポート等がすべて標準装備されており、かつ、リーズナブルな価格で受講できます。

さらに、CPAでの学習経験がある方は、25%割引で受講が可能です。

定価からCPA生割引を適用した場合

定価 396,000円 297,000

受講期間は2年間(+ 1年間の延長サポート付*)で、学習コンテンツ、受講生サポート、提携大学での単位取得、ライセンス取得サポートなどが標準装備されています。

対象

・CPA会計学院の公認会計士講座の本科コースを過去に受講満了された方
 ※ 合格、非合格は問いません
・CPA会計学院の2025年目標の公認会計士講座の本科コースを受講中の方
 ※ 2026年以降の合格年度を目標としたコースを受講中の方は対象外
・修了考査対策コースを過去に受講満了された方または受講中の方
 ※ 合格、非合格は問いません

また、割引制度に併用する形で以下のキャッシュバック制度が利用でき、経済的負担をさらに抑えてUSCPAを目指すことができます。

  • キャッシュバック制度① 経済産業省のリスキリング制度による補助(最大70%のキャッシュバック
  • キャッシュバック制度② 合格お祝い金(100,000円)

合格お祝い金制度


ご入会から3年以内に全科目合格され合格体験記を執筆いただいた方には、合格お祝い金 100,000円を進呈します。

対象者

  • 受講期間2年間と無料延長期間1年間の合計3年以内での全科目合格し、証明書類をご提出された方
  • 合格体験記の執筆にご協力いただける方


公認会計士講座の学習経験者がUSCPAを取得するメリット

公認会計士試験に合格していない方

USCPA試験合格に必要な勉強時間は、会計レベルと英語力次第で幅があり、800~1,500時間といわれています。
また、専門的な会計分野について問われる公認会計士試験に対して、USCPAは幅広く問題が出題されるため、今まで学習してきた公認会計士試験の内容を活かして資格取得をすることが可能です。

さらに、大手監査法人※や外資系企業や金融機関に豊富なUSCPA求人があります。
※日本の公認会計士試験合格者とは異なり、ほぼ全員が採用されるという状況ではありません。

公認会計士試験に合格している方

公認会計士試験に合格した方でUSCPA試験合格に必要な時間は、500~600時間といわれています。
USCPAを取得することで、海外赴任の希望が通りやすくなる、外資系企業や金融機関でより高い信頼を得ることが可能となる等のメリットがあります。