たった5分でわかる!公認会計士になるために、高校生のうちからできること

たった5分でわかる!公認会計士になるために、高校生のうちからできること

「早く公認会計士試験に合格したいけど、高校生のうちから出来ることはある…?」

「周りに勉強を始めている人はいないし、大学に進学してから始めた方がいいのかな…」

周りに公認会計士を目指している人が少なく、こんな疑問を一人で抱えている高校生のあなた。

安心してください。

本記事では、公認会計士になるために高校生のうちからできることについて具体的に解説していきます。すべて読み終えれば、今すぐできる公認会計士への第一歩がわかり、公認会計士試験合格に近づけるでしょう!

1. 公認会計士は高校生でも受験できる国家資格

まず、公認会計士は高校生でも受験することが可能です。

公認会計士試験には受験資格がないため、年齢や出身大学、国籍問わず誰でも受験することが出来ます。

偏差値や学歴は関係ありません。

▶合わせて読みたい関連ページ
公認会計士とは?仕事内容や向いている人を解説

また、公認会計士試験の最年少合格者は、2010年に合格した16歳の方です。

直近5年の最年少合格者は以下の通りで、毎年10代で合格する方がいらっしゃいます。

年度最年少合格者
2019年18歳
2020年18歳
2021年19歳
2022年17歳
2023年18歳
参考:公認会計士合格者調

このように、公認会計士試験は高校在学中でも合格することが可能な試験であることがわかります。

高校生でも、学習に力を入れれば問題なく合格できます。

2.公認会計士試験の学習時間

とはいえ、公認会計士資格が医師・弁護士に並ぶ難関国家資格であることに変わりはありません。

公認会計士試験に合格するためにかかる時間は約3,000時間と言われており、1日10時間の勉強を10か月続けてやっと3,000時間に到達します。

このように、公認会計士試験に合格するためには膨大な時間を必要とします。そのため、合格者の多くは学生又は学習専念者となっています。

膨大な学習時間が必要だからこそ、高校生の今から勉強を始めることが公認会計士試験合格への1番の近道です!

【3,000時間もかける価値はある?公認会計士の年収は?】
公認会計士の平均年収は922万円です。国内平均年収より300万円以上高く、高年収であることがわかります。また、監査法人でマネージャーやパートナーまで出世すると1,000万円~数千万円の年収を得ることも夢ではありません。
※参考:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 職種別(企業規模1000人以上)」

詳しくはこちらをご覧ください「公認会計士の年収は?1000万、2000万、3000万稼げる例

3.高校生が今やるべきことは、公認会計士の勉強が向いているか確かめること

受験資格はあっても、このように莫大な学習時間を要する試験のため、ほとんどの高校生は大学在学中の期間も使い、多くの勉強時間を費やして合格を目指します。

しかし、大学在学中の合格を目標にするとしても、高校生のうちから公認会計士になるためにやるべきことが1つあります。

それは、公認会計士の勉強が自分に向いているかを確かめることです。

何度も言っていますが、公認会計士試験の学習には莫大な時間が必要になります。会計の学習に向いていない、興味がわかない人がそれを続けるのはかなり難しいことです。

そのため、まずは高校生のうちから向き不向きを確かめて公認会計士試験の勉強を続けられそうか確かめることが必要です。

4.公認会計士の勉強の向き不向きを確かめる方法

ではどうやって公認会計士の勉強の向き不向きを見極めるのか。

それは、簿記3級の勉強をはじめることです。

4-1なぜ簿記3級を高校生の今から始めるべきなのか

【そもそも簿記とは】

簿記とは以下のような仕訳を記録し、会計の記録をつける作業のことです。

⇩仕訳の例

簿記検定では会計記録を残すための「仕訳」の仕方決算書を作成するプロセスを学びます。

⇩決算書の例

【公認会計士が行う監査とは】

簿記を基礎として作成された決算書が、適切に作成されたかを公認会計士が確認することを「監査」といいます。「監査」とは、公認会計士の主な業務であり、公認会計士にしかできない独占業務です。

【簿記の必要性】

仮に公認会計士に簿記の知識がなければ、決算書が適切かどうかについて確認できない、つまり監査ができなくなってしまうため、簿記は公認会計士にとって必要不可欠な知識といえます。

4-2なぜ簿記3級なのか

1級から3級まである簿記資格のうち、簿記3級取得をおすすめする理由は、1級と2級に比べて短期間で合格が狙え、十分に適正を測る判断材料になるからです。

勉強時間必要な知識
簿記3級100~200時間基本的な簿記の知識
簿記2級350~500時間一般的な企業の経理業務ができるレベル
簿記1級600時間~1,000時間大企業の複雑な取引や特殊な処理まで網羅しているレベル

上の表はおおよその勉強時間ですが、簿記3級と1級、2級では勉強時間に大きな差があることがわかります。簿記3級は高校生が学校に通いながらでも合格することができます。

また、簿記3級では「売上」や「利益」など基本的な取引を学びます。基本的ですが会計士試験にもつながる非常に重要な内容です。簿記3級の学習をしてみて学習が苦にならなければ、そのまま安心して公認会計士試験を目指すことができるでしょう。

カンタン資料請求で今すぐ簿記3級の学習を始められる!

5.簿記3級の勉強方法

簿記3級の勉強方法はいくつかあります。

5-1.テキストや問題集を買って独学

まず1つ目は、参考書を買って独学をすることです。

YouTubeなどで動画教材を探して独学することももちろん可能ですが、実際にテキストがあった方が見直しがしやすく、一連の流れを体得できるので用意しましょう。

テキストと問題集を揃えると、大体3,500円〜5,000円ほどで学習が可能です。

5-2.資格スクールに通う

2つ目は資格スクールに通うことです。

動画教材のみのコースや、学習サポートをセットにしたコースなど、スクールによって様々なコースが用意されています。

一人で学習することが不安な人や、自習室を利用したい人はスクールに通うのがいいでしょう。

スクールに通う場合、上記のようなメリットもありますが、コストがかかるというデメリットもあります。

例えば、あるスクールの場合だと5,500〜18,000円(テキスト付)程かかってしまいます。

5-3.CPA会計学院の無料体験講義

そして一番オススメなのが、テキスト・問題集とWeb講義の両方を完全無料で揃えることができるCPA会計学院の体験講義」です!

CPA会計学院では、公認会計士講座の資料請求をしてくれた人全員に、もれなくWeb講義とテキスト・問題集を無料でプレゼントしています。

しかも、この講義は現役の公認会計士スクール講師が担当しているので、わかりやすく実践的で、有料級の内容となっています!

完全無料で学習をスタートできるので、ぜひ少しでも簿記3級を取ってみたいと思ったら、こちらの資料請求フォームからお申込みください!

6.今すぐ公認会計士の勉強を始めたい人へ

ここまで聞いて「高校生だけど今すぐ公認会計士の勉強を始めたい!」「簿記3級はすでに取得済みで適性があったから、次のステップが知りたい!」と思った方は、資格スクールに通い公認会計士試験の学習を始めましょう。

資格スクールをおすすめする理由は、一言でいうと公認会計士試験の合格者のほとんどの方が資格スクールに通っているからです。

こちらの記事で詳しく説明していますので、ぜひ合わせてご確認ください。

▶合わせて読みたい関連ページ
独学で公認会計士試験に合格するのは無理と言われる理由

7.高校生から公認会計士を目指すならCPA会計学院

資格スクールを探す高校生の方におすすめなのがCPA会計学院!

その理由を4つに分けて説明します。

①高校生専用コース

1つ目は高校生専用コースのコスパの良さです。

高校生専用コースは、他のコースに比べ約10万円ほど安く受講が可能です。

また、高校在学中いつからでも学習が開始可能で、高校卒業から2年5か月後の8月までサポートします。そのため、早く学習を始めるほどサポート期間が長くなり、コスパよく学習できます。

早く合格した際は、残りの学生生活で学生非常勤として働いたり、新しい勉強に力を入れて英語やその他のスキルアップを図ることができるので、高校生専用コースを選択することはとてもおすすめです!

②合格実績

2つ目はCPA会計学院の圧倒的な合格実績です。

合格実績は右肩上がりで、2023年の公認会計士試験では、合格者数1,544名のうち786名と合格者の過半数をCPAが輩出!合格者占有率50.9%と、過去最高の合格実績をたたきだしました。

※合格者占有率算定方法について

※ CPA会計学院公認会計士試験合格者数786名は、2023年合格目標の初学者または再受験者対象のCPA本科コースを受講した方のうち、論文式試験に合格された方を対象としております。

※ 全体合格者数は、公認会計士・監査審査会「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について」に記載の論文式試験合格者数をもとに記載しています。

※ 令和5年公認会計士試験合格者数に占めるCPA会計学院公認会計士講座本科生論文式試験合格者の割合で算出をしています。

③教材

3つ目は学習教材です。公認会計士試験は出題範囲が広く、すべてを網羅しようとすると時間と労力がかかります。CPA会計学院では論点ごとにA・B・Cのランク付けを行い、効率よく学べる工夫を取り入れています。このランクは過去の試験の出題頻度や分量、配点などを徹底的に分析して設定しています。

勉強時間が十分に確保できない場合は AとBランク に集中した勉強を、たっぷり時間を使い幅広い知識を持って本試験に挑みたい場合はCランクまで広げた網羅性の高い勉強ができます。一人一人の習熟度や勉強スタイルに応じてテキストの使い方を工夫できる点がポイントです。

また、CPA会計学院は暗記に頼らない「理解」に基づく勉強に注力しています。テキストでも講義でも「なぜそうなるのか」という根本的な理解ができるように丁寧に解説をしていきます。理解ができていると無駄な暗記をしなくても解答を導き出せるようになり、限られた時間でも効率よく学べます。

④サポート体制

最後はサポート体制です。

CPA会計学院には気兼ねなく相談ができる「公認会計士試験合格者チューター」が常駐しています。合格者チューターは直近の公認会計士試験合格者が担当しており、わからない論点の質問やスケジュール管理、仕事や学校との両立など、自らの経験を踏まえて丁寧にアドバイスをしています。公認会計士試験に合格した受講生からも、合格者チューターがとてもよかったという声が多数届いています。

また、CPA会計学院では指導経験が豊富な講師に、いつでも手軽に個別相談ができる環境を整えています。
「分からないところがあるけれど質問できない」「苦手科目でつまずいてしまう」という状態では、なかなかモチベーションが維持できません。

相談方法は来校電話Zoomバーチャル校メールなど複数用意しているので、通信講座の方でも問題なく質問・相談できます。また、個別相談がしにくいという場合には、講師1人と複数の受講生で対談をするオープン面談も利用できます。受講生同士の交流の場にもなり、苦手科目の克服やモチベーションアップにつながります。

8.高校生コースで合格した人の声

講師が自分専用のスケジュールを考えてくれたので、部活を続けながら勉強を継続することができました

※他の合格者の声は「公認会計士の合格者の声から確認できます

8-1.CPAを選んだ理由

入会時は高校生でしたが、高校のOBである講師が高校の日程などを理解したうえで自分専用のスケジュールを考えてくれるなど、高校生でも勉強を始めることができる可能性を教えてくれたことが大きな理由です。そのおかげで、部活を続けながら勉強も続けられることができました

コースには、高校生の間ならいつ始めても大学3年生の論文まで無料で延長できるという高校生専用コースがあったことも決め手の一つです。

当初は大学生と同じペースで学習を進める予定はなく2年後ではなく3年後の合格を目指したのですが、そのように受講期間が長くなっても費用が変わらないというのはありがたかったです。結果的に2年で合格しましたが、途中で目標を変える時も追加の手続きがなくできたのはよかったです。

8-2.CPAの良かった点

まず1つ目は、ライブ授業でもWEBの映像授業でも同様の質の授業を受けることができた点です。

ライブ授業の方が緊張感もあり集中できたので出席できる時はライブ授業に出ていたのですが、部活などでライブ授業に出席できないときでも、ライブで行なった授業を翌日にはWebによる配信講義で見ることができたため、授業内容の相違がなくてよかったです。

2つ目は、CPAの自習室をいつでもどの校舎でも利用できたため学校終わりなどに勉強時間を確保することができた点です。

3つ目は、いつでも何人でも講師に相談できた点です。これによって、8月短答から11月論文までの短い間で論文合格までの知識を身につけるために自分にとって効率の良い勉強方法を講師と一緒に探すことができ、論文までに間に合わせることができました。

8-3.公認会計士を選んだ理由

もともと会計に興味があるわけではないため、公認会計士という資格に大学生になってから出会っていたら公認会計士は目指していなかったと思います。

私は高校生の時に、高校生活において部活動を3年間続けることによって得られるものはあまりないのではないかと考え、そうならば時間のある高校生活をより有意義にするために何か始めようと思ったのがきっかけです。

公認会計士試験の予備校のパンフレットを駅前で配っていたことから公認会計士に興味を持ち、CPAで話を聞いてみると高校生でも勉強を始められるし就職や将来のキャリアの拡大にも有利に働き、ビジネスにおいて専門性の高い資格だという魅力に惹かれ、公認会計士を目指すことにしました。

9.まとめ

いかがでしたか?

公認会計士を目指す高校生がやるべきことが理解でき、新しいステップに進むイメージができたのではないでしょうか。

最後にこの記事の内容を振り返ってみましょう。

〇高校生が公認会計士を目指すときに、まずやるべきことは【公認会計士の勉強の向き不向きをたしかめる】こと

〇その方法は【簿記3級を取得する】こと

〇簿記は公認会計士の独占業務である【監査】の基礎となるもの

〇簿記3級のおすすめの勉強方法は【CPA会計学院の無料体験講義

〇高校生で簿記3級も取得済みで、適性を確かめた人は【資格スクール】で高校生のうちから学習を開始しましょう

〇コスパの良い【高校生専用コース】があり、圧倒的な【合格実績】と効率的な学習を支援する【教材】と徹底的な【サポート体制】が魅力のCPA会計学院がおすすめ

高校生コースの詳細は資料請求パンフレットで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください!

公認会計士試験勉強を始めようと思ったときに疑問や不安がある場合は、CPA会計学院の個別相談をお気軽にご利用ください。

関連記事

ランキング

カテゴリー一覧

  • 公認会計士を目指す方へ

    これから公認会計士を目指される方向けに、試験情報や公認会計士資格などの基礎知識をご紹介。

  • 米国公認会計士(USCPA)

    米国公認会計士(USCPA)とは・試験制度・キャリアなどについてご紹介。

  • 公認会計士 学習方法

    公認会計士資格取得に必要な勉強量、効率的な学習方法などを合格者の声も交えてご紹介。

  • 公認会計士 キャリア

    試験合格後の就職活動や公認会計士の十人十色のキャリアを具体例を挙げながらご紹介。

  • その他

    公認会計士全般についてのコラムをご紹介。