CPAの講師はとても面倒見の良い方ばかりなので、不安に思ったら面倒くさがらずに講師に頼ることが大切だと思います
谷渕美怜さん

CPAを選んだ理由
以前通っていた予備校は講義や教材よりも、答練をベースとして学習を進めるスタイルでした。そのため、大量の答練をこなすことが出来なかったり、答練を受けたものの復習を怠ってしまったりしていました。また、交流会などの機会が少なく、受験仲間を作ることができませんでした。そのため、周りとの差をリアルタイムに感じることが出来ませんでした。その後短答式試験に2回落ちたことで、予備校を変える決断をしました。
CPAを選んだ理由は2点あります。
1つ目は、私がちょうど移籍を考えていたころにCPAの論文合格者に占める割合が増加したためです。特に論文式試験は相対評価であるため、マジョリティに属することで、精度の高い答練を受けたいと考えたためです。
2つ目は、自習室が長時間予約なしで解放されているためです。Web講義を受講するタブレットの貸し出しや、有料でロッカーを借りることができるため、移動する荷物を少なくすることができる点も魅力でした。
CPAの良かった点
CPAの良かった点は2つあります。
1つ目は、講師との面談です。事前にWebで予約をしてから面談を行うため、待ち時間なしで効率的に面談を行うことができました。また、自分で面談を行う講師を選択することができるため、苦手な科目の講師と面談を行うなど、目的に合わせた面談を組むことができる点でも魅力的でした。
2つ目は交流会に参加し、受験仲間ができたことです。私は、2023年論文の合格発表後すぐに、惜しくもその年不合格となり勉強を再スタートした人に向けた交流会に参加しました。そこで知り合った人は全員状況が同じであったことから仲良くなり、その後も答練を一緒に受験するなど、切磋琢磨して勉強することができました。
共に論文式試験を乗り越えた仲間と無事に祝賀会で再会できたことは、とても嬉しかったです。
公認会計士を選んだ理由
私が公認会計士を目指したきっかけは3つあります。
1つ目は、大学受験を終えた後の新たな目標として資格の勉強が最適であると感じたからです。大学在学中にコロナが蔓延し始め、将来に不安を感じたため志しました。
2つ目は公認会計士のキャリアが多様であり、特にグローバルキャリアが開かれているためです。私は中高時代にフランス語を学んだ経験から将来世界で活躍したいという希望を持っていました。会計・監査の知識は世界共通であり、世界で活躍するために自身の説得力に繋がる資格を身につけたいと考えました。
3つ目は公認会計士が女性にとって働きやすい職業であるからです。公認会計士の資格を取得すれば、仕事と育児を両立していくことができるのではないかと考えました。現在、大手監査法人では年々育休・産休制度や時短勤務等の子育てと両立して働く制度が整えられています。そのため、様々なライフイベントに合わせた働き方ができることに魅力を感じました。
以上より、私は公認会計士を目指しました。
学習で苦労した点や工夫した点
学習を継続させるために、答練は必ずスケジュール通りに受験していました。また、ただスケジュール通りに受けることだけを目標にするべきではないため、ペースメーカーとして定期的に同じ講師との面談を組んでいました。おすすめの時期としては全科目の答練を1周し、その結果がすべて返却される頃です。講師相談を利用し科目ごとのバランスを見てもらうことで、今の自分に必要な勉強や学習方針が合っているかを定期的にメンテナンスしてもらっていました。また面談は事前予約制なので、組んだ面談を無駄にしないように答練を予定通り受けようというモチベーションにもつながっていました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
学習方針が合っているか、自分に必要な勉強は何かを定期的に確認することがとても重要だと感じます。そのため、不安に思ったら面倒くさがらずに講師に頼ることが大切だと思います。論点の質問でなくても、私のように答練受験のペースメーカーとして面談を活用するのもよいのではないかと思います。私は面談を通してCPAの講師はとても面倒見の良い方ばかりだと感じました。ぜひ積極的に相談に行くことを意識してみてください!応援しています。