テキスト理解を中心とした勉強方法で、大学2年生で合格(総合順位50位)。—関口 晴正 さん

梅澤:
まずは、論文式試験、合格おめでとうございます。関口君は、勉強時間が限られていたのに総合順位50位で合格して素晴らしいですね。

関口:
ありがとうございます。運が良かったと思います。

梅澤:
特に、会計学と経営学がすごくいいですね。経営学もここまでいい人ってあまりいないけど、会計学でここまで取れてるっていうのが相当すごいですね。これらの科目で得点を引っ張り上げていますね。もともと得意っていう感覚はあったのかな?

テキストには網羅性があり、本試験で初見の問題はなかった。

関口:
計算科目は結構得意だったんですけど、理論問題が模試や答練で出ていたので、そのおかげでここまで書けました。

梅澤:
結構ばっちり当たりましたか?

関口:
当たっていたような気がします。なんか答練で見たことがあるな、シメシメみたいな気がしました。

梅澤:
そうだよね。やっぱり、見たことあるのがちょっとでもあると、結構安心して試験に臨めますよね。

関口:
そうですね。まったく見たことないみたいなのは、あんまり記憶にないです。結構見たことある問題が多かったような気はしますね。CPAの教材、答練も含めてですけど、重要なところはちゃんと答練で出しているし、テキスト自体には網羅性がすごくあったと感じていましたので、知らないことはあんまり出てこなかったイメージがあります。

梅澤:
結構CPAのテキストって、すごく分厚いですよね。その理由はふたつあって、ひとつは網羅性、全受験生の中で、CPA生が一番情報を持っている状態で受けれるように、教材に情報をしっかりと網羅的に入れています。

あとは理解を重視していて、理解をしてもらう為に、図とか表とかあとは問題であったりっていうのが、テキストにガンガン入っているのが特徴です。テキストの、ここが良かったっていうところはありますか?

テキストにたくさんの図があったので、本試験で図を思い出せて回答できた。

関口:
図が良かったです。試験中も、監査論で論点をすっかり忘れちゃった問題があったんですけど、図を思い出せたので回答できました。図だけでも覚えていれば、記憶を引き出せたりするんで、文章だけじゃなくて、図があったからこそ、分かりやすかったんだろうなと実感しました。

梅澤:
じゃあ、図でイメージして、文字と理解と結合させるんですね。

関口:
図と文章をつなげておけば、忘れた時でもちょっと機転を利かせて文章を再現できると思います。文章を覚えるよりも、視覚のほうが記憶に残るので、いろんなところに図が入れてあって助かりました。

梅澤:
その分ちょっとテキスト分厚くなって、持ち運びっていうのは不便かもしれないけど。

関口:
ああ、それはそうですね(笑)。それ以外は、良かったと思っています。

テキストをしっかり回して、
短答問題集を補助教材的に使うことで、短期合格を果たす。

梅澤:
理解をするために、テキストを中心に勉強するっていうのが通常なんだけれども、関口:くんもテキストを中心に勉強していましたか?

関口:
テキストベースで、たまに問題集を回して、抜けてたら確認してっていう繰り返していたので、テキスト中心の勉強でした。

梅澤:
短答対策問題集はどれぐらい使っていたの?

関口:
企業法以外は、2周ぐらいしかしてないんですけど、企業法は、やっぱり短答だとひっかけも結構確認した方がいいので、企業法はたくさん回したんです。ほかの科目は結構、考えて分かる問題もあるので、テキストを中心にやって、考えて分かるようにしていました。

梅澤:
短答問題集って、当然それだけをやるだけでも成績が上がるものなんだけれど、理解をするためには、やっぱりテキスト、そっちでイメージがしっかりあって、それの補助教材的な位置づけなのが短答問題集なので、本当にテキストをしっかり回している人っていうのは、短答問題集の回転っていうのは、実は少なくても済む。たぶんそういう勉強方法だったんですね。

関口:
たぶんそうなってたと思います。

梅澤:
短期合格をする人って、暗記で対応というよりは、理解で対応っていうところに意識を置いてやれた人なんですね。最終的に問題が解ければいいので、問題を解くためには、このレベルの理解が必要だなとか、あとは何かを暗記するにあたっても、暗記するうえでそれを、負担を軽減するような押さえ方っていうのが自然にできていたんじゃないかなと感じます。勉強していく中で、気をつけていたことありますか?

比較の視点を持つことで、得点が安定するようになった。

関口:
比較の視点を持つことを意識していました。企業法の押さえ方が甘くて、あまり安定しなかったことがあったので、比較して押さえるように、テキストを中心に調べ直して、こことここが違うとかを比較して押さえたら、点数が安定するようになりました。この経験は、ほかでも結構生きたと思います。

梅澤:
そうだよね、全部バラバラに押さえるよりは、似たようなところで、相違点だったり共通点だったりっていうところを意識していくと、負担を減らしていけるのかな。そういうのって、CPAのテキストだと、表にまとまっているので負担が減っていくのかなという気はしますね。

短期合格を狙うために重要度A、Bをひたすら回した

梅澤:
CPAの教材と、ほかの学校の教材と、両方持っている人からすると、細かく重要度が振ってあるっていうのが、すごく生きたっていうことを言ってくれるんだけど。

関口:
重要度はずっと気にしてました。僕は短期の時間しかなかったので、Cとかはあまり気にせず、A、Bとにかく回すという感じでやってて。

梅澤:
なるほど。

関口:
Cの中でも結構いろいろあって、授業中に、ここは1回読んどくとか、ここはサラッとでいいですとか、余裕ある人だけでいいですとか、そういう言い方をされるので、言われたとおりにしていました。だから、余裕ある人だけでいいですって言われたら、無視してました(笑)。

重要性の高いものを早めにやって、途中から2年生合格に切り替えた。

梅澤:
特に短答とかだと、実際にA、Bからほとんど出題されていて、Cっていうところっていうのは、ほんとにそんなに出ないというか、なんとなく知っておく程度で十分というものがほとんどなので、短期合格を狙っていくってなると、そういう勉強になってくるね。

そういえば、本来は大学3年生合格を目指して最初はやっていて、途中から2年生合格に切り替えたよね?

関口:
はい、そうです。

梅澤:
実際に2年生合格を目指そうっていうペースに切り替えたのはいつくらいからかな?

関口:
10月末にサークルがひと段落して、余裕が出てきて先輩が同じコースで受かってたので、やってみようかなと思いました。そのときは財務諸表論がまだ中級で、簿記は半分くらいでしたね。でも簿記は12月くらいに終わりましたよね。重要なところが、最初に終わるので余裕があるように感じました。

梅澤:
そうそう。これもね、ほかの学校と違うところで、CPAのカリキュラムは、重要度が低い部分を、かなり後ろにどんどん持ってきているのです。特に簿記はそこが特徴です。会計士講座の簿記って、55回あるんだけど、ちょっと削って受けた?

関口:
削りました。特商とかはまったく見てなくって、あと、建設業とかそういうのも見てないです。こういうのは短期合格者にはうれしいことで、重要性を振っているのだけでなく、カリキュラムとしても重要度の低いものを削れるようになっていたので、重要な論点を先にやって、あとからしっかり復習できたのが大きかったと思います。

梅澤:
初学者の場合、最初に習った範囲をより多く復習しがちなんだよね。だから、カリキュラムを重要性の高いものを早めにやって、重要性の低いものを後回しになるようにしてあるから重要性の高いものが自動的に多く復習できるようになってるんです。これはCPAだけの特徴だね。

関口:
ああ、そうなんですね。

梅澤:
実際全国50位で合格しているので、たぶん、どこでやっても受かってたとは思うんだけど、ただ一方で、ここまでのしっかりした順位を取れたというのは、CPAとしてもすごく役に立てたのかなと、すごく思っていますね。

関口:
やるべきことが分かりやすかったので、あんまり自分で考えずに取り組めたのが良かったなと思ってます。

梅澤:
やるべきことに悩んでいる時間って、すごくもったいないので、そういうことがないように、勉強方針の相談だけでなくて、重要度も振るし、カリキュラムもそうしてるよ。実際、コースを切り替えというか、1年合格を早めようと思った時に、先生に相談したの?

関口:
簿記は半分で財表も、ちょっとしか勉強していない状況で合格を早めるということで、ちょっと微妙な気持ちもあったんですけど、でも、それでも、私の意思を汲んでくれて、先生がカリキュラムも組んでくれて、先生が私のためにいろいろやってくださったのが、すごく嬉しかったです。

梅澤:
実際に講義が終わったのって、いつぐらい?

関口:
僕はけっこうゆっくり進めていたので、4月の上旬ですかね。

梅澤:
ほんと短答1か月ちょっと前ぐらいに講義が終わって、そこから直前答練を受けてっていう感じだね。

関口:
そうですね。直前答練は、終わっている科目はもちろん受けてたんですけど、確か4月にあった模試の1回目が、ギリギリ間に合わないぐらいのペースだったので、後から自習室で受けました。

梅澤:
短答模試も成績は良かったのかな?

関口:
そうですね、なんか、最初から良かったのはびっくりしました。

梅澤:
何位ぐらいだったっけ?

関口:
2回目が2位で、3回目が1位です。

梅澤:
じゃあもう、自信を持って本試験を受けれた?

丁寧に説明がされているCPAの監査論の受講を薦めます。

関口:
そうですね。なんか1回目、自習室で受けていた時に、68か69だったので、意外といけるんじゃないかとは、思ったりはしました(笑)。終わったばっかりの監査論が結構できてて、やっぱり、覚えるよりも考えろと、ずっと言われていたので、考えてできる問題も多かったので、それでできたのかなとは思ってます。

梅澤:
やっぱり、理解をするってことが大切なんだね。普通はやっぱり理解をしたうえで、反復していかないと点数取れない人が多いんだけども、やっぱそこはセンスが良いというか(笑)。

関口:
でも、監査論がちょっと特殊な科目だったっていうのもあると思います。

梅澤:
これは全国の受験生に伝えて欲しいんだけど、監査論を理解しないで、結構、暗記で勉強しちゃってる人って、すごく多いよね。結果として、監査論を苦手としちゃってる人って、めちゃめちゃ多い。なぜかって言うと、CPAのテキストみたいに、考え方とか、各規定の趣旨とか、そこを丁寧に説明している教材って、実は世の中にほかにない。

齊藤先生も、イメージわくように、すごい授業してくれるんだけど、今、CPAの監査論の齊藤先生の授業がすごく有名になっていて、単科でCPAの監査論を取るっていう人もいるぐらいなんだよね。

関口:
CPAの監査論は、お勧めです。自分自身、授業受けただけでも、それなりの点数が取れてましたので実証済みです。

梅澤:
やっぱ監査論は、暗記科目ではなく、理解をして取る科目だね。ほかの科目で、こういうところが良かったってありますか?

関口:
最初にうけた簿記の授業で「こことここを比較してください。」とか「個々の構造は絶対に抑えてから次に進んでください。」とか、そういう話を聞いていたので、ほかの科目でも比較の視点を持つこととか、構造をちゃんと理解してから細かい論点に進んでいく、という勉強法の基礎ができたと思います。

梅澤:
比較の視点がほかの科目でも、結構生きたんだね。最初に勉強法を確立するというところが一番大事ですか。

関口:
大事かなと思います。

梅澤:
そういう意味でもCPAでは、本来1年合格とかってそんなにお勧めしてなくて、まずは勉強法を身につけて勉強のペースをつかんできたあとに考えてもらうっていうスタンスを取っていて、その通りにやってくれたので、1年で合格できたんだね。

短答後、租税法とか経営学の勉強はどうしたのか?

梅澤:
短答のあとの話に戻るんだけど、短答は何%ぐらい取れたの?

関口:
短答は83%です。

梅澤:
すごいな、もう実力通り、しっかり取れてますね。短答の前は、やっぱりギリギリの状態で、租税法とか経営学はやってなかったの?

関口:
まったくやってなかったです。

梅澤:
短答試験後に租税法や経営学の授業を消化するの、大変じゃなかった?

関口:
そうですね。なんか、1日1コマ以上のペースで週2~3日。追加でもう1コマ見てました。だから短答の科目は、ほとんどやる時間がなかったですね。

梅澤:
そうだよね。

関口:
先生に言われていたように、短答科目は、問題を見て、ちょっと考えて、それから解説聞け、って言われていたので、そのとおりやるだけで、それ以外やってなかったので、結局、計算とかはやってなかったです。

ボリューム多い租税法は、重要性で絞った。

梅澤:
まあでも、実際そうなるっていうのはわかります。租税法とかも、すごくボリュームがあったと思うんだけど、租税法は、授業は全部見たのかな、それとも削るところは削ったの?

関口:
Cになっている部分は受けなくていいって言われていたので、最後の方は切りました。

梅澤:
なるほど。租税法も簿記と一緒で、やっぱボリュームが多いので、重要度に応じて、もう授業ごと、丸ごとカットできるようになっていて、そこの構成が、5月までに、完全、租税法ノータッチの人でも、ちゃんと8月に間に合うように、カリキュラムが組めるようになっているので、そういうふうにやってくれたのかな?

経営学は、永田先生の指示どおりに学んだ。

梅澤:
経営学はどうだった?

関口:
経営学もゼロベースからやって、偏差値71、順位も4位でした。自分でもびっくりしました。

梅澤:
総合順位50位を取るのにあたって会計学18位とこの経営学の4位が大きかったね。

関口:
そうですね、めちゃめちゃ大きかったかなと思います。

梅澤:
やっぱり永田先生の経営学は、理解しやすく、わかりやすいの?

関口:
もう分かりやすくて、ここは覚えてくださいっていうのも、はっきり言ってくれるのです。理論は、この年に出ているとか、これ何回出ているとか、そういうのも、そこまで細かく言われました。さらに、この単語だけはとにかく覚えろって言ってくれたのです。で、実際にそのとおりに出たんです(笑)。

梅澤:
覚えなさいって言ったところが、しっかり出たんだね。

関口:
そこがちゃんとでました。計算も「この計算方法をちゃんと押さえてください。」と言われてましたので、それについて、問題集を解いて解き方を理解して試験に臨んだので、しっかり取れました。

財務諸表論のテキストは、簿記と関連付けてあったって理解やすかった

梅澤:
今日は、財表のテキストを持ってきてくれているんで、このテキストの良かったところとか、書き込みはこういうふうにしてました、みたいなことを教えてください。

関口:
財表は、嫌な引っかけが多かったように感じたので、ここはポイントですとか、授業で言われてたところに線を引きつつ、特にここがポイントですっていうところを気をつけたりしてました。あとは、B/S、P/Lのどういう面の問題なのかとか、細かい引っかけが得意ではなかったので、ひっかかったところにしっかりと線を引いたりしていました。

梅澤:
基本はやっぱり、理解をベースだ。

関口:
はい、理解がベースなんですけど、やっぱりそれでも、文章になってると合ってそうに見えちゃうことが多かったです。ちょっとだけ違うだけだと見逃しちゃったりするので、細かいところに気をつけて理解するように、ちゃんと押さえるようにしました。

梅澤:
財表も、理解である程度対応できるけど、財表は結構覚えてないと、最終的には厳しい科目だと思います。

関口:
財表で結構良かったなと思うのは、設例で、簿記とちょっと関連づけてあったのがすごく理解しやすかったです。

梅澤:
設例は多かった?

関口:
設例が多くて、簿記の処理と関連付けされているものが多いので、財表を読みながら簿記を確認できて処理も押さえられました。こういうのを確認していったら、簿記が安定するようになって、それもすごい良かったかなと思います。

梅澤:
やっぱりしっかりイメージしてほしいから設例だったりとか、具体例だったりとかっていうのが多いっていうのが、CPAの特徴です。CPAの教材の良さを伝えてもらったので、教材以外で何かありますか。

講師が常駐してるので、質問したらすぐに答えてもらえてよかった。

関口:
ほかの学校に行ったことがないので、あんまり比較とかできないんですけれど、受付に行ったら講師が誰かが必ずいたことです。やはり講師が常駐していて、質問したら答えてもらえるというのはすごくよかったと思います。

梅澤:
やっぱり講師が、なんか近くで見ている感覚ってどうですか。

関口:
ちょっと緊張感があります。

梅澤:
なんかちょっと勉強量が少ない時期とかって、気まずかったり、受付に来ると、今回の答練の成績を知られてるんじゃないかみたいな、心配もあるよね(笑)。

関口:
1年の目標に変えてすぐの頃は、少し簿記も成績が落ち込んで、登川先生に、「忙しいのはわかるけど、もうちょい簿記やってよ」って言われて、ちょっとそれでモチベーション上がったりとか、そういうのもありました。

梅澤:
受付入って、すぐ講師がいるっていう環境って、やっぱりすごい特殊みたい。自分もCPAしか知らないからあれ比較できないんだけど、普通は講師室っていうのがあって、学校の職員室みたいな感じの、そこで講師が普段、問題を作ったりして、質問とかがある時には講師室で対応っていうのが普通らしいのね。なので、自分から行かない限り、講師の目に触れる機会ってないっていうのが普通らしいんだけど、CPAでは、受付入ったらすぐ講師が振り向いて、「あ、来たね」という感じが大きな特徴だね。

講師との距離がすごく近いからすぐに質問できるんだよね。ドアを開けてすぐ講師に聞くことができるっていうのは、やっぱすごい特殊らしい。答案とかDVDの受け渡しも、講師がする時も結構あるので、講師が受講生の成績をちゃんと把握してます。

関口:
あ〜、ありますね(笑)。

梅澤:
点数悪い時とかだと、なんか言われたりとか(笑)。関口君の場合、あんまり悪いっていう経験は、そんなにないのかもしれないけど。

関口:
でも、最後の租税とかも、ボーダー切ったので、まあちょっと…。

梅澤:
租税法はね、そんな短期で、全部一からやってるから、しょうがない部分もあると思うんだけど。

関口:
1回目は超えてたから、ちょっとショックでした(笑)。

梅澤:
でもね、実際の本試験では、租税法もちゃんと52位を取ってるね。得意科目で引き上げてっていう感じではあるけどね、守るべきとこで守ったっていうのが大きいね。

関口:
企業と租税は、ちょっと苦手意識あったので、本番でそこそこ取れて良かったです。

梅澤:
企業法と租税法は暗記色が強いからね。理解で対応できるっていうところだというと、やっぱりそれ以外の科目のほうが、色が強いと思います。

これから勉強を始める人に。

梅澤:
あとは、そしたら、今、勉強を始める前の人たちに何かありますか。

短期合格を目指したいっていうニーズって結構あって、2年間のコースでやるっていうのが普通だけど、同じように1年間で勉強して受かりたいっていう人って、実は結構いるのね。例えば、大学1年生とかだったら、あんまりいないかもしれないけど、大学2年生から始める時に、1年遅く始めているから1年間で受かりたいって、やっぱり思う人は多いんだよね。そういう人に向けて、こうするといいよとか、アドバイスあるかな?

関口:
なんか素直になるっていうだけです。あんまりひねくれたというか、意地にならずに、なんか分からなかったらすぐに先生に聞くぐらいで、素直にやったほうがいいのかなとは思います。

梅澤:
勉強方針とかはどうかな?

関口:
そうですね。とにかく先生に言われたとおりにカリキュラムに沿って勉強していくことだと思います。講師の方々は何百人という生徒を見てきているので一番効率のいい勉強方法を知っていますから、言われたとおりにやるのがいいと思います。

梅澤:
短期で受かる人って、関口君みたいに素直な人が多くて、言われたとおりにある程度やっていく、それを吸収しようとする、そういうふうにやっていく人です。当然ご自身の、今までの勉強のやり方っていうのがあるから、それをある程度自己流を取り入れるのはいいんだけども、やっぱり理解を中心として、それをベースにして、ちゃんと知識を積み上げていくような勉強の仕方を最初からあまり意識しないで、とりあえず覚えればいいみたいな、そういうやり方をしちゃう人っていたりするので、それは絶対ダメだよね、それは危険。

関口:
それはそのとおりですね。

梅澤:
じゃあ、何か応援メッセージ的な。実際50位で、1年合格して、やっぱりすごい達成感みたいなもの、あったでしょうから。

関口:
受験期間の長さに関係なく、受験勉強は大変で苦しいですが、合格した時はすごく嬉しいです。ですから、皆さんも強い気持ちで頑張って欲しいと思います。頑張ってください。

梅澤:
今日はありがとうございました。

関口:
ありがとうございました。

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