論文答練で自分が書いた答案へのフィードバックを聞ける機会がたくさんあり、苦手科目でも良い成績を取ることができました
出牛美帆さん
CPAを選んだ理由
以前通っていた予備校では、通常の教室を自習室として開放しており、公認会計士以外の資格を目指す方々も同じ自習室で勉強していたため、時期によっては自習室の予約が取れず、自習室を使えないことがありました。
また、質問する際には、タイミングが合わないとなかなか電話がつながらず、質問しづらいと感じていました。そして、当時通っていた校舎では公認会計士試験の講師が常駐しておらず、対面での個別相談が難しいことにデメリットを感じていました。
CPAでは専用の自習室があり、個別ブースがあるとパンフレット等で知り、自分が集中して学習できる環境があるのではないかと考えました。また、質問や個別面談を対面で行うことができるため、その点もメリットだと感じました。
CPAの良かった点
まず、校舎の自習室ではタブレットの貸し出しがあり、PCなどを持っていかなくても学習できたことがとても良かったです。また、無料のウォーターサーバーがあり、寒い日にはお昼ご飯に温かい飲み物が飲めたことも非常に助かりました。
また、CPASSラウンジでの受講生の交流会に参加することで、受講生同士の情報交換ができたこともモチベーションを保つために役立ちました。
そして、私が最も良かったと感じたのは、論文答練で自分が書いた答案へのフィードバックを聞ける機会がたくさんあったことでした。論文答練を受けた1週間後に、監査論と企業法については、オープン面談で自分の書いた答案や他の受験生の答案の表現にどのくらいの点数が付くのかを根拠を示しながら詳しく説明してくださり、自分の答案の見直しに非常に役立ちました。そのおかげか、特にこの2科目は苦手科目だったにも関わらず、本番の試験で他の科目よりかなり良い成績を取ることができました。
公認会計士を選んだ理由
私は高校時代に委員会活動を通じて「監査」という言葉を初めて耳にし、監査とはなんだろうと疑問に思っていました。そして、職業インタビューのレポートが夏休みの課題として出された際、この疑問を解決しようと公認会計士の方にお話を聞いたことが公認会計士を目指すきっかけとなりました。
当時の私は文系志望でしたが数学が得意だったため、文系であっても、得意科目である数学を活かせる資格なのではないかという印象を受けました。また、将来結婚して子育てをするために退職を決断したとしても、復職しやすいというお話を聞き、自分自身の将来のキャリアの選択肢の幅を考えた際にとても魅力的な資格だと感じ、公認会計士を目指すようになりました。
学習で苦労した点や工夫した点
長時間集中できないタイプだったため、日々の学習スケジュールは1時間ごとに学習する科目を変えることで集中力を保っていました。
また、短答式よりも論文式の学習は理論科目の学習時間が相対的に増えるため、理論科目→計算科目→理論科目の流れになるようにスケジュールを組んでいました。苦手科目である理論科目は、暗記すべき論点については1日の中で見る回数を増やすことで自分の中のイメージに残すことを意識して学習していました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
公認会計士試験の学習はなかなか思い通りにいかない自分との戦いです。私は3回目の論文式試験の1週間後にCPAに移籍してきましたが、その次の年の論文式試験に合格しました。試験勉強が長期化する中で、一緒に勉強してきた友人が先に合格し、自分がなかなか合格をつかみ取れなかったことで逃げだしたいと思うこともありました。
この経験から私が1番大切だと思うことは、悩みや不安をそのままにせず、誰かに相談してみることです。時にはどうしたらいいか分からなくなることもあると思いますが、そんな時は講師との個別面談やオープン面談に参加してみてください。CPAにはどんな悩みでも真剣に聞いてくれる環境があります。これからCPAで学習する皆さんが納得できるような結果を得られることを願っています。