信頼できるたくさんの講師陣のおかげで、モチベーションを保って学習を続けることができました

鈴木郁海さん

鈴木郁海さん

CPAを選んだ理由

CPAが公認会計士試験に特化した予備校だからです。

大学生の時に公務員試験を受験しており、その際に公務員試験の予備校に通っていました。当時通っていた予備校は、決して受講生が多いわけではなく、大手予備校と呼ばれるものではありませんでした。しかし、公務員試験のみに特化した学校であったため、周りの受講生はみんな公務員を目指していました。そのため、ともに切磋琢磨しながら勉強することができ公務員試験に合格することができました。

この経験があったため、公認会計士試験の予備校を選択する際には、公認会計士試験に特化した予備校であるかどうかを重要視していました。公務員試験と同様に公認会計士試験予備校は数校ありましたが、その中でも公認会計士試験に特化した予備校はCPAだけでした。CPAに入学すれば公認会計士を志す人ばかりの環境に身を置くことができ、ともに合格に向かって勉強することができると思いCPAの入学を決意しました。

CPAの良かった点

講師陣の豊富さです。

入学してからしばらくは仕事をしながらの学習だったため、カリキュラム通りに学習を進めることができず、それを講師の方から指摘されるのが嫌だったためなかなか講師に相談することができませんでした。しかし、学習ガイダンスで「講師陣をどんどん活用してほしい」というアドバイスをいただき、そこからは講師に何かと相談するようになりました。仕事を退職して学習に専念することを決意したときも、とても親身になって相談に乗ってくれて「どのような選択をしても力になる」と言ってもらえたことは忘れられません。

短答式試験に向けた学習の際は、毎回の答練の目標点を設定してもらい、「講師に目標点を超えることができた報告をする」というのが学習のモチベーションになっていました。また、論文式試験に向けた学習の際は、科目ごとに相談する講師を変更し、科目ごとの学習方法や回答戦略について相談することができました。そのおかげでさまざまな講師の方と信頼関係を築くことができ、合格祝賀会では直接合格の報告をすることができました。

公認会計士を選んだ理由

「組織」に依存した働き方ではなく「個人」に依存した働き方をしたいと思ったからです。

公務員として働く中で、自分自身が今後数十年でどのようなキャリアを描くのかがある程度わかってしまったことや、自分自身が昇進するためには、否が応でも組織の中での立ち位置や上司との付き合い方などを考えなければならないことにより、働き始めたときにもっていた仕事に対するモチベーションを維持することが困難になってしまいました。そうした理由から転職を決意しました。しかし、公務員は資格ではなく身分であり、自分の公務員として働いた経験が民間企業で生きるとは思えませんでした。

また、学生時代に相当程度の時間を費やして公務員試験の勉強をしていたため、自分が納得できる会社でなければ転職する意味がないと思っていました。そこで資格を取得して転職しようと思い、弁護士・税理士・公認会計士・司法書士などさまざまな資格について資料請求し比較しました。

公認会計士については聞いたことがある程度でしたが、何となく頭の片隅に残っていたため、予備校の説明会に出席することとしました。説明会では公認会計士の収入やキャリアプランの豊富さについて説明していただき関心が高まりました。何より説明会後に講師とお話しさせていただいた際に、その講師が何枚もの名刺をお渡しくださり、公認会計士資格を保有していればさまざまなキャリアを形成できることをお教えくださいました。「組織」に依存した働き方ではなく、一人の専門家として「個人」に依存した働き方がしたいと思いこの資格試験にチャレンジすることを決意しました。

学習で苦労した点や工夫した点

仕事をしながら勉強している期間は、とにかく毎日予備校に通うことを心掛けていました。職場から電車で一駅の場所に校舎があったため、始業前と終業後に予備校に通い少しでも勉強することを意識していました。自宅では集中して勉強できなかったため、「毎日予備校に通う=毎日勉強すること」と捉えて毎日予備校に通うことを意識していました。就業中は目の前の業務に集中しなるべく残業しないようにしていました。また、昼休みには勉強はせず昼寝をすることで体力を回復させることを心掛けていました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

公認会計士試験の勉強をしている皆様にはぜひ「利用できるものは何でも利用する」という気持ちを持ってほしいなと思います。

CPAには、さまざまな講師やチューターがいたり豊富な教材がそろっていたりと学習するには万全の環境が整っていることは間違いないと思いますが、それが原因で逆に自身の学習方法や教材の選択などで迷いが生じることもあると思います。

また、いくら万全の環境があったとしても受動的な姿勢ではなく能動的な姿勢でいなければ自分に合った学習方法を見つけることは難しいのではないかと思います。せっかく授業料を支払って予備校に通っているのでCPAの制度で活用できるものは何でも活用して合格に向かって頑張ってください!

関連の合格者の声