CPAは公認会計士試験に合格した後のキャリアの展望も提供してくれます
鈴木裕太郎さん
CPAを選んだ理由
大学の先輩で公認会計士になった方からの紹介で入校しました。それ以前は予備校の存在も知りませんでした。CPAに入校してから、OB・OGの方々のCPAに対する熱い思いや、同じ大学の学生の団結力のようなものを折に触れて感じました。公認会計士試験に合格した後のキャリアの展望も提供してくれる予備校は他にはないですし、魅力的な選択肢であると思いました。
CPAの良かった点
CPAの魅力は、トップレベルの講師の講義と教材にあると思います。CPAは「理解を重視」しており、講義は背景まで遡って伝えてくれるので、しっかり講義を受けて消化しきれば、作問者の意図や要求している答案に対する敏感なセンサーが養われると思います。私は、克己講師の講義とレジュメで、今年の会計学の第4問の素点46(偏差値71.5)を取ることができました。上記の理由から、自信を持っておすすめができる教材だと強く思います。
公認会計士を選んだ理由
大学入学当初はコロナ禍で特にやることもなく、何か本気で取り組めるものがあると良いなと思っていたところ、公認会計士という資格があると知り、学習を始めました。学習を進めていくにつれて、会計というものが企業にとっていかに大切なものであるか、また、作成された財務書類の監査がどれだけ社会的に重要な意味を持っているのかということを知りました。その中で、会計・監査のプロフェッショナルとして、これらに関する独占業務を行うことができる公認会計士という職業にも魅力や憧れを感じるようになり、公認会計士になりたいと思いました。
学習で苦労した点や工夫した点
短答式試験及び論文式試験が含まれる学期になるべく単位を取らないことです。直前期に大学に行かなければいけないので、それは私にとってはストレスでした。できるだけ直前期に大学へ行かないために、その時期の単位は極力少なくすることをお勧めします。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
勉強面と精神面でそれぞれ1つずつアドバイスします。まず、勉強面については、「暗記を軽視、先送りしないこと」です。特に、論文の受験生に向けてでありますが、「論証を理解したから、あとは直前期に暗記をすれば大丈夫だ。」という立ち回りをしている方が多いかもしれません。しかし、個人的には早い時期から「理解も含めた暗記」をすべきだと思います。論文では、試験会場でできるだけ自分の言葉は使わずに解答欄を埋めていくことが求められます。したがって、合格のために最も重要な要素は間違いなく暗記であると思います。分野ごと・論証ごとに濃淡をつけて早い時期における暗記の比重を高めたり、低めたりするべきです。
次に、精神面についてです。私は受験期間で2回、勉強が全く手につかなくなったことがありました。その時、公認会計士試験に受からなければいけないという気持ちでいっぱいだったので、視野を広く持つことを覚えていてほしいです。その道に対して、自分が今まで試験に注いできた熱量を持って取り組めばきっとたくさんの人が応援してくれるし、それだけ1つのことに打ち込んだことは価値のあるものです。一方で、どうしても公認会計士試験に受かりたいんだと再度思ったのであれば、その瞬間から机に向かうべきだと思います。やると決めたからには、他でもない過去の自分の積み重ねが今の自分を作っていることを自覚して、徹底的に勉強してほしいと思います。