テキストに各論点の重要度が付されていたので、時間を割くべき論点・そうでない論点の判断に役立ちました

田立圭吾さん

田立圭吾さん

CPAを選んだ理由

まず、全合格者中の合格者占有率の高さが魅力的に見えたからです。合格者占有率が高いということは、講師や教材の質が高いことの裏付けであると思いましたし、本質的な理解を基礎として本試験で通用する実力が身につきやすいカリキュラムが組まれているのだろうと考えました。

また、教材や講義、学習相談などの面で通学と遜色ないサービスが通信であっても受けられるという点も魅力でした。一方で、他の予備校の初学2年コースよりも価格が抑えられていた点も大きな要因でした。

会社員であり年齢も20代後半になっていた状況で学習を始めることを決めましたが、できるだけ早期の合格を目標としていました。そこでカリキュラム年数と価格のバランスが最も良かったCPAを選びました。

CPAの良かった点

テキストに各論点の重要度が明確に付されていた点は、時間を割くべき項目とそうでない項目の判断に非常に役立ちました。まとまった学習時間をなかなか確保しづらい状況にあった中では、どの項目に優先的に取り組むべきかを考えて、効率的に学習を進めることができたと思います。

また、答練の頻度やタイミングが良かったと思います。膨大な量の答練をこなすことによって消化不良状態になる、というようなことは一度もありませんでしたし、少なすぎて演習不足感を抱くこともありませんでした。そして、標準日程表通りに答練に取り組むことで通信生でもペースを見失わずに学習を進められていると実感できました。

直前期でも「試験対策→答練→振り返り→次回答練へ向けて対策」というリズムを確立でき、答練に振り回されて闇雲な問題演習に陥るというようなことはなく学習ができたと思います。

公認会計士を選んだ理由

1つ目は、もっと幅広い視野で経済や社会を捉えたいと考えたからです。私には前職がありますが、いずれの業務も自分の会社を中心としたデータ収集や分析が主でした。そのため、いわゆる企業特殊スキルは磨かれていきましたが、柔軟な観点で社会の事象を捉えることが難しくなっていくのではないかと思うようになりました。そこで、独立の立場から企業を見る公認会計士に興味をもちました。

2つ目は、年収を上げたいと思ったからです。前職では人事評価や昇給のシステムが比較的伝統的で、努力が給与に結び付きにくい風潮があり、フラストレーションを感じていました。一会社員でいるままよりも、自分の努力次第で収入をより増やす可能性やチャンスがあるという点で、公認会計士は魅力的でした。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

定期的な息抜きが少しは必要だと思います。私も学習を初めて半年くらいは仕事と学習以外していないような状態でしたが、物凄く抑圧された気持ちが膨らんでしまいました。何か趣味がある人は、たまには趣味の時間を作ってリラックスするのが良いと思います。
趣味が無い人は、とりあえず何でもいいから体を動かすと良いと思います。私は趣味が無かったので、少しイライラしたらランニングに出て気持ちをリセットするようにしました。

学習で苦労した点や工夫した点

通勤時間がとても長かったのですが、私は周囲が騒がしいと全く集中できないタイプの人間でしたので、いわゆるスキマ時間の有効利用は難しいものでした。そのため、平日に集中してまともに学習できる時間は多くて2時間程度でした。幸い往復の通勤では座席に座ることが可能な路線でしたので、そこで通勤時間は目を閉じて休む時間だと割り切り、帰宅後に少しでも集中して計算問題を解いたりテキストを読み込んだりなどするようにしました。
そして、休日には標準日程から遅れないように講義と答練を受けることを最優先とするよう心掛けました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

私は20代後半で学習を開始しましたが、CPAのカリキュラムに従って計画的に、遅れないように学習を進めて一発合格を掴むことができました。CPAにはどのような境遇の方でも公認会計士試験に合格できる力を身に着けることができるメソッドがあると思います。

社会人だから、年齢を重ねているから等の点を気にせず合格まで突き進むなら、CPAは最適だと思います。

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