講義の実施と答練の実施のタイミングが適切であり、自分の学習習熟度を測ることができたので、学習スケジュールを立てる上で役立ちました
藤井涼太さん
CPAを選んだ理由
1つ目は、論文式試験合格者の占有率の高さです。
公認会計士試験は相対評価の試験であるため、合格者数が多いCPAでその上位に入ることが合格への近道だと思ったからです。
2つ目は答練や模試の充実度です。
年間を通して、適切なタイミングでの答練は自分の学習の方針を立てることができます。2回の模試では論文に合格する人のほとんどが受けるため、その時点での自分の立ち位置を正確に知ることができます。
3つ目は講義の種類の多さです。
CPAに移籍する前は講義が合わないと思ってもそれでやり続けるしかなかったのですが、CPAでは多くの講師の方の講義を選んで受講することができました。
以上のことからCPAへの移籍を決断しました。
CPAの良かった点
1つ目は学習スケジュールです。
講義の実施と答練の実施のタイミングが適切であり、自分の学習習熟度を測ることができます。学習していく中で、インプットの感覚とアウトプットの感覚はズレることも多く、そのズレを早い段階で把握することは試験合格において重要であったと感じました。
2つ目は公認会計士試験の受験生と交流の場があることです。
勉強という自分との戦いと相対評価の試験という受験者との戦いの中では、自分の得手不得手の把握のみでは勝つことできません。そんななか、他の受験者との交流の場を提供してもらえることは精神的にも助けられました。
公認会計士試験の性質上、自分の学習について自分のみの評価や、1人で学習することは得策ではないと思います。母集団での立ち位置や周りの受験生の習熟度を知ることはとても重要なことだと思います。
公認会計士を選んだ理由
大学在学中に企業経営の資金管理を学んだことをきっかけに会計に興味を持ち、公認会計士を目指しました。
大学入学当初は経営者の立場で資金をどう獲得するかに興味を持っていました。しかし、学んでいくうちに、企業が成長するには、必要な資金をどう調達し、獲得した資金を成長に向けてどう投資していくのかが重要であると感じ、資金のサイクルへと興味が移っていきました。
そして学びを深めていくうちに企業会計が鍵を握っていることに気づきました。
企業経営において、企業を成長させ倒産させないためにも会計は重要な役割を果たします。そして、経営者視点でビジネスを理解するために会計の知識は不可欠です。
また、そんな会計の面白さに気づき、会計のプロである公認会計士を目指すに至りました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
暗記系の理論が苦手でした。
アウトプットの時に暗記の曖昧さで失敗することが多くあったので、アウトプットの仕方を考えながら復習を繰り返すことでその苦手を克服しました。
学習で苦労した点や工夫した点
答練に合わせたスケジュールの設定を週単位で組むことです。
1日単位で組んでしまうと、できなかった時のズレが立ち込めてしまい、結局やりたいことが終わらないことが多々ありました。週単位で組むことにより、その日にやるべきことや1週間で終わらせれば良いものを選別することができ、日々の勉強に過剰な焦りを感じずに集中することができました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
公認会計士試験の勉強は簡単なものではありません。短期合格といっても1年はかかります。
その期間で、目的とそれに対する最善手を見失うことが多くあります。
相対評価試験という性質上、その学習を1人で行うことはとても難しいです。やるべきこととやらなくてもいいことを客観的に把握することが大切です。そのサポート体制が充実しているCPAで、積極的にそのサポートを受けることが公認会計士への最短距離です。