2015年公認会計士試験、19才最年少合格!大学1年一発合格! —岸 純也さん
将来を考え、会計士受験を決意
私は、高校時代、悩んでいました。大学受験をしなくても早稲田大学に行ける附属・系属の高校にいたことをいいことに、たいして勉強もせず、また打ち込めるものがないことに。
私は、そのような高校生活をおくっていたのですが、高校2年の中盤に差し掛かった頃に初めて自分の将来を真剣に考え、ただ早稲田大学を卒業するだけでなく、他人との差別化を図る必要性を感じ、公認会計士の取得を目指すことにしました。
質の高い教材でCPAを選んだ
高校2年の冬に会計士受験を決意しましたが、自分は高校受験も独学で合格した経験があったので、最初は予備校に通わずに独学で合格することを目指しました。
そこで本屋に並んでいる公認会計士試験の対策問題集で勉強し、高校3年の8月に過去問を解いてみました。しかし、結果は散々なものであり、市販の問題集の質の低さを実感しました。
その経験から、私が予備校選びで最も重視したのは教材の質でした。私はその時点で、過去問は解けないが解説を読めば理解できるというレベルに達していたため、オンラインで入手可能な各予備校の過去問の解説を比較しました。その中でCPAが作成した解説は最短経路で解答を導き出している点や分かりやすさで異彩を放っていました。非常に優秀な講師が揃っていると感じ、CPAに入ることを決めました。
ルールを作り徹底的に自己管理
受験勉強期間中で大切なことはモチベーションの管理です。その際に重要なものは答練で、答練では毎回高得点を目指しました。そして、実際にいい点数が取れたときは、モチベーションが上がりました。
もう一つ大切なのは論文合格までの計画を最初から立てておくことです。終わりから逆算していくことで今やるべきことがわかります。その上で、一度決めたスケジュールは守ることも重要です。私は1日に授業を何コマ分進めるべきかを、直近3ヶ月分について週単位で計画し、直近1ヶ月分について1日単位で書き出した上で、毎日記録して予定と比較することで管理しました。
強い意志が大切
会計士受験で一番大切なのは、会計士に絶対に合格するという強い意志です。
自分がなぜ会計士になりたいのか、会計士受験にはどんなメリット、デメリットがあるのか、自分が長期の勉強生活に耐えられるのか、よく考えることです。それでもまだ公認会計士を目指したいと思えるなら、あなたは合格にたどり着けます。
公認会計士試験で学習する一つひとつの論点自体は、決して難しくはありません。ただし、会計士試験は膨大な範囲から出題されるため、全範囲を覚えきるのが難しいという特徴があります。よって、大切なのは根気、そしてそれを支えるモチベーション、会計士になりたいという強い意志になると思います。強い意志を持ったなら、合格は手が届くところにあります。是非、頑張ってください!