公認会計士をCPA教材と独自の学習方で、在学中合格! —松村 直樹さん

公認会計士を目指したきっかけ

私は、大学入学後、受験勉強から解放された反動で、だらだらとした生活を送っていました。しかし、数か月もするとそのような生活にも飽きてしまいました。

その頃、公認会計士という資格の存在を知りました。公認会計士は、会計・監査の専門家として、監査だけではなく、コンサルタント、一般企業のCFO、中央省庁の職員など幅広い分野で活動されています。

魅力を感じた私は、大学1年生の夏に公認会計士試験にチャレンジすることを決意しました。

カリキュラムに沿うことが大切

私は、ほとんど自宅で勉強していました。自宅でしかできない勉強方法をとっていたからです。

その勉強方法とは、テキストの見出しや表題だけを見て、残りはそのあとの本文に書かれている内容を授業のように声に出して説明していくというやり方でした。この勉強方法は単に授業を見ていただけではできません。

よって、授業を受けるときには、先生がどういう流れでどのような言葉や具体例を使って説明しているのか、いわゆる「理解」の部分をメモするように心がけていました。

覚え方を工夫した復習法

さらに、一度目の復習の段階では、このメモとテキストの太字を中心に覚え、復習を重ねるごとに徐々にテキストを見ずに説明できるようにしていきました。このようにして、テキストに書かれていることを、文字ではなく、言葉、ストーリーとして覚えることで、忘れにくくなります。

またしっかりと説明できたか否かで、自分の理解の現状も把握でき、理解が甘いところを中心に勉強することも可能です。

答案練習の有効活用が合格に

答案練習などで自分の現状・弱点を把握して、やるべきことの優先順位をつける必要があります。

そうはいっても、復習が疎かな状態で答案練習を受ければ、「やらなかったからできなかった」、「やっていればできたかも」という感情だけが残り自分の現状や弱点の把握にはつながりません。重要なのは、「やったのにできなかった」、「覚えたつもりだったのにできなかった」という部分を発見して、その部分を確実につぶしていくことです。

そのために、答案練習には毎回、しっかりと復習したうえで臨むようにしましょう。

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