公認会計士はキャリアの可能性が非常に広く、大きな魅力を感じたため志しました

山本悠暉さん

山本悠暉さん

CPAを選んだ理由

私は当初、他校で簿記一級の勉強をしていましたが、テキストが薄く、疑問点が出ても解決できないことが多々ありました。この予備校は効率的な合格を目指しているため、理論的な背景が詳しく書かれていないことが多く、根拠と結び付けて暗記したい自分には物足りなく感じていました。

そこで、テキストの網羅性が高く、実績のある講師陣がいる予備校を探していたところ、CPAをパンフレットで知り、移籍しました。実際、CPAではただ暗記するのではなく、基準の背景にある考え方を学ぶスタイルで講義が行われることが多く、自分にとても合っていました。また、SNSなどでも有名な講師が複数在籍しており、講義の質の面でも申し分ありませんでした。

CPAの良かった点

CPAの良かった点は二つあります。
一つ目は、講義の選択肢が多く、自分に合った講義を選べることです。
以前通っていた予備校では、一科目につき担当講師が一人だけで、勉強内容自体は好きでも、説明がわかりにくいために嫌いになりかけたという苦い経験がありました。その点、CPAでは自分に合った講師の講義を受けられるため、そうした心配をせずに効果的に学習を進められました。

二つ目は、講義や教材の質です。
各講師のオリジナルテキストを用いた短答対策講義や論文対策講義は非常に充実していました。特に池邉講師の短答対策講義、渡辺講師と平木講師の論文対策講義のおかげで、論文式試験では会計学偏差値63.68、企業法偏差値60.85を取ることができました。

公認会計士を選んだ理由

私が公認会計士を目指した理由は二つあります。
一つ目は、税理士である父に勧められて簿記を学んだことがきっかけで、その面白さに惹かれ、この道のスペシャリストである公認会計士に憧れを抱いたからです。社会の発展に重要な役割を担う公認会計士として、私も高度な専門能力と幅広い会計知識を活かし、社会に貢献できる人材になりたいと考えました。

二つ目は、キャリアの選択肢が多いことに魅力を感じたからです。
私は知的好奇心が強いため、キャリアを選ぶ際にはできるだけ多くの選択肢を持ちたいと考えていました。その点、公認会計士は監査法人に在籍しながらグローバル業務やアドバイザリー業務、IPO支援など、さまざまな分野で専門性を磨くことができます。さらに監査法人以外でも、税理士として独立する道や、CFOとしてベンチャー企業に参画する道もあります。

このように、公認会計士はキャリアの可能性が非常に広く、大きな魅力を感じたため志しました。

学習で苦労した点や工夫した点

日々のスケジュールを組む上で意識していたことは、勉強以外の時間を充実させることです。
私は大学卒業後、通信で2年半、学習専念という形で勉強していましたが、自習室に通っていなかったためメリハリをつけるのが難しく、自分なりに工夫する必要がありました。

具体的には「21時以降は勉強しない」「一週間のうち一日はバッファーを設ける」というルールを実践していました。前者は、21時までは必死に勉強する代わりに、それ以降は趣味に充てたり、だらだらYouTubeを見たりしてよいと決めるものです。後者は、週の初めに6日間でぎりぎり達成できる量のタスクを設定し、無事に達成できれば翌日は丸一日自由時間とし、達成できなければ残りのタスクを片付けてから自由にするというものです。

この二つのルールのおかげで、日々の勉強はまったく苦痛ではなく、新しい趣味もできて、とても充実した受験生活を送れました。
余談ですが、論文式試験の前日ですら寝る前にアニメやYouTubeを見ており、そのおかげで余計な緊張をせず、いつも通りの力を本番で発揮できたと思います。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

私は一回目の論文式試験で偏差値0.05差で不合格となってしまいましたが、二回目の論文式試験では偏差値60以上を取り、余裕を持って合格できました。
この経験から、成績を上げるために最も重要なのは「答練をオンタイムで受け、受けた後は時間を惜しまず復習すること」だと考えています。講師が口酸っぱく繰り返し伝えていることですが、実際にはこれを徹底できている受験生は意外と少ないのではないでしょうか。

結局、自分の実力と合格に求められる水準との差を把握しない限り、日々の勉強の方向性は定まりませんし、自分の凡ミスの癖にも気づけず、本番で痛い目を見ることになります(これは一回目の自分の反省点です)。
これから目指す皆さんには、ぜひ私のようにならず答練を重視してほしいと思います。

具体的には、答練の復習に5時間かけるほど丁寧に取り組み、ミスノートも作成していました。ミスノートは模試前や試験前日の軽い見直しにとても有用でした。講師がよくおっしゃる「答練をオンタイムで受けているだけで上位層」という言葉は本当だと思うので、その言葉を信じて頑張ってください。

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