自習室にいる人たちが全員、公認会計士試験の受験生であるというCPAの大きな特徴は非常に魅力的でした

江田一輝さん

江田一輝さん

CPAを選んだ理由

CPAを知ったきっかけは先に学習を始めていた友人が所属していたためでした。
私は簿記2級の学習までは他の予備校で学習をしていたのですが、自習室を利用することに予約が必要な点や、他の資格も学習している人が多く校舎にいることで、ライバルの存在が見えにくい点に不満を感じていました。
初めは別の予備校を検討していたのですが、CPAの合格実績や校舎の雰囲気、Web講義を駆使した現代的なシステムに魅力を感じました。

またCPAの大きな特徴として自習室にいる人たちは全員、公認会計士試験の受験生である点も非常に魅力的でした。ライバルの存在を常に意識しながら勉強ができる環境は自分のモチベーションが落ちてしまった時に奮い立たせてくれる一つの要因となると考え、私はCPAを選びました。

CPAの良かった点

CPAの良かった点は数え切れない程ありますが、一番に思いつくのは講師です。私は対面講義を積極的に利用していたため、講義を重ねるごとにクラスメイトが仲間となり、講義後に講師を交えて雑談する様になりました。
講師には学習相談はもちろん、恋愛相談や人生観など色々な話をしました。ここで話したことは今でも心に残っており、かけがえのない時間でした。

また私は学習を始めたての頃は、なるべく予備校に通う癖をつけるために毎週講師面談をして講師の方と話すようにしていました。例えば、一ミリも勉強しなかった週があるならばそれをそのまま懺悔するなどです。CPAには様々な講師の方がおり、学習管理が上手い方や、専門性が高く論点質問に長けている方、メンタルケアが上手い方など自分にとって必要な場面に合わせた選択ができた点も非常に良かったと感じています。

公認会計士を選んだ理由

私が公認会計士を目指した理由は複数あるのですが、1つ大きなものを挙げるとするならば「変わりたかった」からです。
私は公認会計士試験に挑戦するまではろくに努力などしたことがありませんでした。コロナ禍となる大学2年生まで大学の授業はほぼ欠席し落単、サークルと飲み会に明け暮れる毎日でした。その頃は、毎日同じように過ごす友人に囲まれていた為か、なんの違和感もありませんでした。まるでこの生活が一生続くように感じ、自分の将来を意識することなどありませんでした。

しかし、コロナ禍により全てがオンラインとなり、1人自分の部屋で授業を受ける毎日が訪れました。そこで虚無感と共に自分の将来が不安になりました。
初めて立ち止まって自分の将来を意識した瞬間でした。成績は悪く、資格もない、学チカもない自分に焦りを感じました。
ここまで追い詰められると中途半端な挑戦では巻き返せないと考えました。私は大学で会計学科に所属していた為、留年回避のため必死に授業を受けていく過程で会計に興味を持ち、公認会計士という資格の存在も知りました。
大学の単位も取りつつ、一発逆転を狙いたい自分には公認会計士を目指す選択肢しかありませんでした。これが私が公認会計士を目指した理由です。

学習で苦労した点や工夫した点

私は既卒合格でしたが、学習を開始してから2年間は大学との両立をしていました。

大学の講義を受けた後の疲労感で予備校に向かうのは、強い意志がなければ挫けそうになると思います。私もそうでした。
両立のコツを挙げるならば、「勉強を頑張るのではなく、合格するための習慣作りを頑張ること」です。勉強をサボったり撤退をしたりする原因には、必ず自分の弱い意思が存在します。毎日今日を頑張るために自分の意思に頼るのは、とてもストレスが大きく、また長続きも見込めません。
そこで今日予備校に行く理由を、勉強するためではなく、習慣作りのために行くという意識に変えました。「予備校に行かない日があると気持ち悪い」と感じる自分が出来上がるまで習慣作りに徹してください。これさえ完成すれば今後意思の弱さに潰される可能性は下がり、むしろ予備校が好きになり、いずれ勉強が当たり前になります。

「やる気が出ないから予備校に行きたくない」と思う日があってもそれは関係ないです。なぜなら、私の予備校に行く目的は「習慣を作るためであって勉強をしに行くためではない」からです。少し極端かもしれないですが、きっとこの意識は長期間に及ぶ受験生活を円滑に進めてくれるだろうと思います。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

合格できた私が今思うのは、「合格した事実より、そこに至るまでの過程に一番の価値があり財産になる」ということです。
もちろん公認会計士試験に合格すると、収入が安定したり将来のキャリアが広がったり、様々なメリットはあると思います。ですが、それを抜きにしても大きな自信がつきます。あれほど辛く苦しく長い日々を超えられたというその事実が一番の財産になり、きっと誇りになります。

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