能動的な学習姿勢を強く後押ししてくださる「講師・チューター」の支援が合格に繋がりました
寺川禎祐さん

CPAを選んだ理由
様々な資格の予備校を検討しましたが、私は勉強時間さえ確保できれば、どの教材を使っても学習に取り組む自分自身の姿勢やマインドが合格する上で重要であると感じていました。そのためある程度合格者が出ている大手であればどの予備校でも問題ないだろうと考えていました。
CPAは合格者数がある程度しっかり出ており、またカリキュラムをやり切った方の合格率が高いことから、講師の指導にしっかりとついて行けば合格できると感じCPAを選びました。学習に本腰を入れてからは、ホームページやYoutubeの動画などで発信されていた国見講師や各科目の講師の熱さに共感して、CPAでやり切ろうという気持ちで合格までお世話になりました。
CPAの良かった点
能動的な学習姿勢を強く後押ししてくださる「講師・チューター」の支援を挙げたいです。
積極的に自身の課題を解決するためのヒントを得たいという姿勢で、相談を行うことで成長し続けることができ、論文式試験に合格したときには過去最高の総合偏差値に到達できました。
二度目の論文式試験では、一日の勉強時間は10時間、直前期で14時間くらいでしたが、相対的に企業・監査は勉強しやすく成績が取れており、優先度が低いと位置づけていました。というより計算科目をしっかり強化する必要があったところ、毎日1時間強しか時間を割けませんでした。
ここでの自身の課題は、企業法では論文式試験一度目は青木講師の論文対策講義を受講し、ハートフルな講義で企業法に対する考え方のインプットまでは良くて、その後条文番号、趣旨、論証の暗記が雑で偏差値が取れない状態だと感じていました。次年度はここをどう突破すればいいのか悩みながら様々な講師に相談してみましたが、その中で問題文の読み方書き方が合ってるかどうかを、答練の直後に伏見講師に聞いてみたところ、かなりロジカルに自身の甘さを指摘していただき、相談後はかなりスッキリして自身の課題に取り組めました。
また監査論では、松本講師の論文対策講義をベースに学習していましたが合格に必要な5要素がどれも半端でした。そのため答練を受けた後は塚本講師に答案と自身の課題を事前に考えてぶつけてみましたが、非常に熱く厳しく忌憚なく自身の甘さを伝えていただき、面談の度に成長を実感していました。
最終的に両科目とも、1度目の論文式試験から偏差値を10~15ほど引き上げることができ、合格に大きく貢献してくれました。
自ら動き出す必要がありますが、自身を伸ばしてくれる講師にお会いできたことが何よりよかったと感じています。
公認会計士を選んだ理由
私は複数のきっかけや理由が積み重なり、公認会計士を目指しました。
1つは、母親が働きながら毎夜勉強する姿の記憶から、継続して学び続ける姿勢を得たことです。
また高校生から3年程スーパーのレジアルバイト経験により、お金を扱う仕事はどの企業でもあるし、専門的な仕事として極められる点について興味をもちました。さらに、家族の影響から自分自身に職人気質があったことも公認会計士を目指した理由のひとつです。
その上で、家庭環境が大きく変わる機会があり、将来どう生きていくか考えた結果として、働きながらでも大学等に通って、会計関係の資格に長期的に挑戦し、職を極めて仕事をし、しっかり稼いで家族を守りたいという想いが徐々に明確になりました。その時は日商簿記等に挑戦し始めた程度で、どうせやるなら会計関係の資格の中で最難関といわれる公認会計士をやろうと漠然と目標にしていました。
できるだけ会計関係の実務経験を積めるように実務や転職等を進める中で、会計士や税理士の方と協働する機会があり、誠実に仕事をされる姿勢を見て、かっこよさや憧れを強く感じ、こんな風に働きたいと思い、公認会計士を目指すようになりました。
働きながら会計・簿記の勉強をする中で、結婚し子供が生まれ、子育てする中で自身の能力では家庭と挑戦との両立が困難であると強く感じるようになりました。この頃、日商簿記1級・全経簿記上級・公認会計士短答式試験を受験していましたが、ボーダーに少し及ばないところで足踏みしており、まだまだ地道に学習経験を積むことが必要でした。自分自身にいつまでも夢見てられないけじめをつけたい。家族から、あなたを優先したから夢を諦めたんだよと捉えられかねない状況でそんな姿を見せたくない想いがありました。そこで自身の年齢や転職可能性等を考慮し、挑戦期間を区切り公認会計士試験に専念することとしました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
学習を継続させるコツは、まさに自分自身の目標を見失わないことだと思います。様々な方から聞いた合格するための要因としてもっとも多かったことが、マインド・姿勢・メンタルの話でした。学習継続の邪魔になることを考えていても一向に状況は改善しませんし、目標達成が遠のくと感じます。これに最も寄与してくれるのが「講師・チューター」への質問相談、またその中で行われる雑談。そして、レベルの高い勉強仲間との付き合いだと思います。
勉強に集中されている人が多い中で声をかけづらいことも多いと思いますが、CPAでは交流会も頻繁に行われていますし、各種SNSでは多数のCPA生が情報交換されています。そういったところにいざ飛び込んでみれば気の合う仲間が見つかり、合格への活力になりました。
学習で苦労した点や工夫した点
短答式試験のための学習の大半をフルタイムで働きながら、しかも子育てしながら過ごしましたが、合格した短答式試験の3ヵ月前からは学習専念状態でした。
仕事と家族と過ごす時間の中で外したくないところを確保し、それ以外の通勤やお昼休憩、子供のお風呂や寝かしつけの後、疲れ切った体でいかに効果的に復習するのか。ここがいちばん苦労したように思います。子供と一緒に寝て朝早く起きるだけでは足りないので、朝は6時過ぎに起きて1時間、通勤昼休憩で1時間、夜寝るまでに1~2時間を捻出し、0時には寝るという生活をベースにしてましたが、そう都合よくいかず、疲れでダウンして2ヵ月勉強しない期間ができるなど、時間捻出に常に苦労していましたので、CPAのWeb問題集でとにかく隙間時間にちょっと学習をできたことがとても助かりました。
一転して、短答合格から論文合格まで約2年学習専念することになりましたが、ここでは自身の勉強内容を時間割にして、都度答練の成績や講師との面談によるフィードバックで柔軟に時間割を変動させることを行いました。例えば朝イチは管理の計算からスタートし、近所の図書館への自転車移動では監査論の暗唱や理解の説明をする、図書館到着後は租税・経営の計算を1時間ずつ…といった具合です。やるべきことに迷わないようにして、スムーズに取り掛かれるようにしていました。そうしても1日の学習時間が10時間を超えてくるとどんどん疲れがたまってくるので、夜帰宅後はベッドに転がり、スマホでWeb問題集を楽な姿勢で解き、勉強の量と質をともに確保することができました。
私は中学から大学までの学習経験に乏しく、自分がどれだけやればどんな成果が得られるか自身の能力を把握できていませんでした。そのため勉強時間記録アプリを使用することで、勉強科目の偏りや、成績と投下時間の比較から自身の評価を行いました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
論文式試験合格者数のうち60%を超える方がCPAのカリキュラムで学ばれています。この母集団の中で切磋琢磨することで、「目標達成するために自分に足りないもの」が、答練やその結果を用いた学習相談、勉強仲間とのやりとりで明らかになってくると思います。
必死に上位勢にくらいつく機会が得られることこそ、一番のメリットだと感じました。だからこそCPAのカリキュラムを信じ、身を任せられると思います。