CPAの答練では本試験によく似た問題や総合問題に対応できるような、体系的で洗練された問題が出題されていました
谷本裕紀さん

CPAを選んだ理由
CPAを選んだ理由として、自分の身近に公認会計士を目指す人がいなかったため複数の予備校のパンフレットを取り寄せた際に、CPAの合格実績や教材の質が高いという合格体験記を見た点が大きいです。
教材の質が高いのであればCPAの教材を使って学習すれば、他の予備校に所属している受験生の方に教材の差で劣ることはないと思い、安心して学習することができました。今振り返ってみると、CPAの答練で出た問題とよく似た問題が本試験でも出題されており、総合問題にも対応できる体系的な理解ができるように、問題が洗練されていたと強く感じています!
CPAの良かった点
講義では、教材の解説だけではなく、講師の方が話す雑談が面白くて楽しく学習することができました。特に、植田講師が例え話として、アニメの話を講義中に話してくださった時はパソコンで講義を視聴していたのですが、思わず笑ってしまいました。自分がアニメが好きなので公認会計士試験の学習も自分が好きなことと関連づけることで自然と身近に感じるようになり、スケジュール的にきついこともありましたが学習することが楽しいと感じるようになりました。
論文過年度期は精神的にかなり苦しかったですが、オープン面談などを通して講師の方の言葉に救われることもあり、自分と似たような境遇の受講生の方もいるのだと知り、精神的に楽になりました。8月でゴールと思うことで最後まで諦めずに勉強することができました。
公認会計士を選んだ理由
大学では外国語学部に所属していました。大学入学当初、新型コロナウイルスが日本でも流行し始めたことにより、大学は閉鎖され授業はすべてオンラインで行われました。
入学したばかりの頃は、はっきりした目標がありませんでしたが、4年間外国語を専攻する以上は留学して語学力を磨き、将来はそれを活かせる外交官や通訳など、海外で働く職業に就きたいと漠然と思っていました。しかし、新型コロナウイルスの感染は拡大し、人々の移動が制限され、海外渡航が困難になっている状況下で、自分が外国語を駆使できる職業に就く将来を想像できませんでした。最初の1年間は指で数えられるほどしか大学に通えず、この状況が続くなら何か資格でも持っていた方が良いのではないかと考えました。
そこで、大学の生協から定期的に簿記3級の無料講座の案内が送られてきていたので試しに受講してみたところ、興味が湧き会計についてもっと理解したいと思いました。語学しか学習してこなかった自分に新しい道が開けた気がしました。簿記の講座を受講後、簿記を土台にした先に公認会計士という資格があることを知りました。医者と弁護士に並ぶ三大国家資格の1つであり、難易度が非常に高いことは承知していましたが、コロナ過で大学も通学できず、留学も叶わないのであれば公認会計士試験に合格することを大学生活の目標にしようと思い、2年生の6月からCPAで受講を開始し、学習を始めました。
学習で苦労した点や工夫した点
論文過年度期は学習に専念していたのですが、1回目の論文の失敗を反省して、日々の勉強の時間割を自分で決め、毎日全科目を学習するようにし、ルーティン化しました。ルーティン化することで今日は何を学習しようかと考える前に勉強に取りかかることができ、効率的に勉強することができました。
また、答練は通学の受講生の方がライブで受ける日程に合わせて自分も受けるようにして遅れをとらないようにしました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
公認会計士になりたいと思って学習を始めた初心を忘れないでほしいです。自分は本気で人生を賭けたので自分でも信じられないくらい努力できました。
これから学習を始めるみなさんも諦めないド根性でこの試験を突破してほしいです!