CPAで勉強していれば普段使う教材や答練で出た問題を解けるようにしておくだけで十分な対策になります
米原一啓さん

CPAを選んだ理由
私がCPAを選んだ理由は確かな合格実績があったからです。私は2023年から試験勉強を始めましたが、当時既に多くの合格者を輩出しており、また年々合格者数が増加していました。予備校選びのポイントはいろいろあると思いますが、全ての要素がバランスよくそろっているからこそ確かな合格実績があるのだろうと推察し、CPAに決めました。
また、予備校選びの際には知らなかったことですが、公認会計士試験の特性上「みんなが解ける問題」を解けるようにするという対策がとても重要になります。この点、合格者が非常に多いCPAで勉強していれば普段使う教材や答練で出た問題を解けるようにしておくだけで十分な対策をすることができました。他校の教材や答練を気にせずに勉強に集中できたのは、とても良かったと思います。
CPAの良かった点
CPAの良かった点は、素晴らしい講師の方々がいらっしゃるところです。例えば、財務計算では植田講師と渡辺講師にお世話になりました。
植田講師には、挫折せずに試験範囲の勉強を一巡するという点でお世話になりました。財務計算は試験範囲が広く、試験範囲の勉強を一巡するというだけでも高いハードルがあると思います。しかし雑談を交えながらの楽しい講義のおかげでそのハードルを越えることができました。
渡辺講師には、一度目の短答式試験に落ちた後、財務計算の力を大きく引き上げるという点でお世話になりました。コンプリートトレーニングは本試験並み、又はそれ以上の難易度の問題が網羅的に収録されており、コンプリートトレーニングをやり込んだおかげで財務計算の力が大幅に伸びました。
他の科目でも同様に素晴らしい講師の方々がいらっしゃいました。CPAに入学して、これでは本試験に対応できないと思った科目はありませんでした。
公認会計士を選んだ理由
私は学生の頃から農業と会社経営に興味があったため、大学卒業後は農業への道を歩み始めました。仕事は楽しく充実感もありましたが、農家として独立することが現実味を帯びてくるにつれて、農地を持つことで生まれる責任の重さや安定した稼ぎを生めるのかという不透明さから大きな不安を感じるようになり、キャリアチェンジを考えるに至りました。
そこで出会ったのが公認会計士です。公認会計士は比較的自由に勤務地が選べることや安定した収入が見込めることを知り、魅力的に感じました。加えて、元々興味のあった会社経営についての知識を深められると知り、公認会計士を目指すことに決めました。
農業を目指す過程でお世話になった方々の期待を裏切って始めた公認会計士の勉強でしたので、受かる以外の道はないと覚悟を決めて勉強を始めました。
学習で苦労した点や工夫した点
私は学習専念でした。日々の勉強で工夫した点は、毎日自習室に通うけれども、その他のハードルは上げすぎないことです。まず確実に試験に合格するには勉強を止めないことが大事だと考え、毎日自習室に通うことを義務にしました。しかしそれ以外のハードルを上げすぎると却って重荷になると考え、自習室に行った後は昼寝をしてもいいし、もしくはたまには昼過ぎから行ってもかまわないと思うことにしました。この工夫のおかげで、比較的負荷を下げて勉強を継続できたと思います。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
私はCPAの高い合格実績を見て、全ての要素がバランスよく揃っているだろうと推察し、CPAで勉強することに決めました。結果的にその推察は当たっていました。
これからCPAで公認会計士を目指す方には、長い学習期間の中で色々な迷いが生じることもあると思いますが、私としてはCPAを信頼して勉強して間違いなかったと思っていますとお伝えしたいです。