CPASSキャリアのおかげで不合格になっても就職支援が得られるとの安心感から、退職して勉強に専念できました

山本正樹さん

山本正樹さん

CPAを選んだ理由

学生時代の私は、論文直前まで他の予備校で勉強しておりました。3年の時を経て、勉強を始めた当時シェア1位だったその予備校を受講し続けようと考えましたが、現在はCPAの方がシェアが高いことを知ってまずは驚きました。しかし、馴染みやすい元々の予備校のテキストは捨てがたかったのですが、答練における順位が論文式試験では重要な指標になることを、知っていたのでCPAでの受講も考えていました。ただ、どちらも合格者を多数輩出する予備校であったためそこでは決め切れなかったです。

当時と異なり、現在は社会人経験を経て、もし退職して試験に受からなかった時に働く場所はあるのか、その不安はかなり強かったです。CPAの場合はCPASSキャリアがグループにあり、そこでキャリア相談が無料で受けられ、合格パターン・不合格パターンを親身に聞いていただきました。CPAでなら、退職してリスクをとっても最後まで面倒みてもらえる安心感はかなり強かったのでCPAに決めました。

CPAの良かった点

CPAで良かった点は、CPASSキャリアによりキャリアサポートが充実している点と、交流会による仲間探しがしやすい点にあると考えています。私が過去、短答式試験に合格したときは5回目の受験で、5回目には一緒に勉強してくれる仲間がいる環境でした。

今回、公認会計士試験にリベンジするにあたっても、仲間と切磋琢磨して助けられながら合格するイメージはありました。一人でゴリゴリ勉強できる人間ではないし、成績も停滞することが目に見えていたので自分自身の成績をさらけ出せるほどの仲間探しには交流会はピッタリのイベントでした。

公認会計士を選んだ理由

私は、商業高校で簿記に触れ日商簿記2級を取得しました。そこから、簿記に関連するより上位の資格をとりたいと思い税理士試験を目指し大学に進学しました。その後、大学2年の夏休みに日本一周して富士山を初めて見た時に、日本で一番難しいものを目指したいと強く思い、大学3年次から税理士試験ではなく公認会計士試験にシフトしました。その後、アカウンティングスクールに進学し在学中に短答式試験に合格したものの、論文合格目前で一度撤退しました。

その後の社会人人生を新卒で歩みますが、撤退したことの後悔は全くありませんでした。社会人人生で充実する中で、自分のキャリアになにかを+αさせたいと考えた時に過去目指した公認会計士試験のことを思い出しました。社会人になってゼロから新しい知識・経験を得るよりも過去の経験を生かせるし、公認会計士の世間的な認識もかなり良いものであったため再挑戦することを考え始めました。ただ、甘い試験ではないことも過去の経験上知っていましたが、さらに人生を豊かにする上では過去自分が目指した夢を叶えきった方が良いと思いリベンジすることにしました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

苦手科目に共通して言えることは、その科目に触れている時間が少ないことが原因で苦手になると思います。なので、成績が伸びない、中々答練でコツを掴めきれない科目については強化週間というものを設けて、「この5日間は企業法しかしない」などかなりリスキーな勉強法をしていました。これは、ズルズルその科目のことを嫌いなまま勉強が負のスパイラルに入ることを危惧して、こういう勉強法にしてしまいましたが、向き不向きがあると思います。

学習で苦労した点や工夫した点

私は、退職して学習に専念しましたが、個人で仕事をいくつか請け負っていました。こんな働き方する人もCPA受講生で珍しいと思いますが、学業と仕事を切り離すことが一番大事だと思っています。スマホがあると仕事ができてしまうので、家にスマホを置き、定期券で通学することで、勉強する環境には仕事を一切持ち込まない環境を整えていました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

多くの人にとって人生最大の挑戦になり得ると思います。受からなくても、私の場合は充実した人生を送ることができました。受験仲間と過ごして悲しかったのは、この試験を通して自分には価値がないと悲観的になる方が少なからずいることです。この挑戦は目指す方の人生にとって大きな意味のあることなので、この挑戦をしようと思った自分を褒めて楽しんでほしいです。