カリキュラムや受講する講義の選択について、気軽にチューターや講師に相談できるのは魅力だと思います
高田剛志さん

CPAを選んだ理由
最も大きな理由はCPAの合格実績です。2023年の論文式試験の合格者数は全体の過半数であり、2024年の試験ではさらに増加することが予想されていました。これだけ多くの数の合格者を輩出する要因の一つとして、CPA在籍の受験者数が相当に多いことも大きく影響していると考えられます。
公認会計士試験には、短答式試験・論文式試験ともに固定の合格点が決まっておらず、偏差値や決められた合格者数の中で合格点が決定されるという特徴があります。このような相対評価の試験では、受験者の大多数が正答する問題を取りこぼさないことが特に重要です。さらに論文式試験では傾斜配点される可能性もあるため、他の受験生が得点源としている問題で、自分も十分に得点する必要があります。
以上の観点から、多くの合格者・受験者が在籍するCPAを選択することが、合格への最良のアプローチになると考え、CPAに入会しました。
CPAの良かった点
豊富な講師陣の講義の中から、自分に合うものを自由に選んだり、見比べることができる点が良かったです。普段受講している講義で理解しきれていないと感じる論点があったときなどは、他の講師の講義を受講することで、理解を深めたり疑問を解決することができるので、受講する講義選択の自由度の高さは非常に魅力的に感じます。
カリキュラムも柔軟でした。私が入会した2年速習コースでは、勉強の進捗次第で1年目での合格も可能になっており、実際このカリキュラムを利用して1年で合格することができました。
上記のカリキュラムや受講する講義の選択について、気軽にチューターや講師に相談できる点も魅力だと思います。
公認会計士を選んだ理由
公認会計士という資格を知ったきっかけは転職活動でした。もともと将来的なキャリアの自由度が高い職種に転職したいと考えており、幅広いキャリアパスを選ぶことができる公認会計士という資格と私の志向がマッチしたため、資格の取得に興味を持ちました。その後、監査法人のアシスタント職に転職し、公認会計士の方のお話を伺ったり、働き方について学んだりしていき、資格の取得を目指すことを決心しました。当初はフルタイムで働いていることもあり、十分な勉強時間を確保することが難しいことや、実際に校舎に通うことができないことに不安を感じていました。しかし、Web講義やオンライン相談会等も充実しているため、在職中も学習面で困ることなく、当初感じていた不安はすぐに解消されました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
1日の学習サイクルを固定すること。毎日その都度、何の勉強をするかを決めるのは時間の浪費になるので、ある程度学習サイクルを固定し、答練等のタイミングで、その結果次第で学習のバランスを調整していました。
学習で苦労した点や工夫した点
在職中は勉強時間ではなく、学習する内容で計画を立てるようにしておりました。より具体的には、「受講する講義を決める」「復習する論点を決める」「答練に取り組む」など、毎日の明確な目標を設定して学習を進めていました。
学習専念後は、全科目受講完了するまでの計画を専念開始時にまとめて立案しました。この時に工夫した点は復習や答練についても計画に含め、1週間のサイクルを標準化したことです。具体的には、日曜は答練受験+答練復習+前週学習したことの総復習、土曜は翌日曜に受験する答練範囲の復習+今週学習したことの総復習、平日は講義2コマ受講・復習+前日受講した講義の復習を最低限のノルマとしていました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
在職中、学習専念のどちらも経験しましたが、どちらにもそれぞれの辛さや大変な点があると思います。在職中であれば、勉強時間の確保の難しさや体力的な疲弊が大きなネックになってきます。学習専念する場合も、丸一日勉強に集中する大変さ、受験に対するプレッシャーが非常に大きくなります。どちらの道を選んでも全く苦労しないことはないと思うので、自分の選んだ道を信じて最後まで突き進んでください。