CPAが提供する教育ローンや奨学金のおかげで、受講費用をすぐには用意できなくても勉強を始められました
植田真人さん

CPAを選んだ理由
私が公認会計士を目指すと決めた時、周りに予備校がなく、通えるような距離ではなかったので通信で受けようと決めていました。そのなかで、色々な予備校を調べました。当時はまだCPAは今ほどの実績はなかったですが、合格者数が年々増えており、受験生の評価も高かったので選びました。通信生で不安もありましたが最初の頃は日程を組んでくれたり、学習相談も定期的に行うなど自分から行動すれば多くのサポートをしてくれ安心できました。
あと受講費用は私の場合、自分で負担しなければいけなかったのですが、そこについてもCPAは教育ローンや奨学金制度があり、今すぐに支払うのが困難な人でも勉強する機会を与えてくれるのはとても大きかったです。これらの点は自分がCPAを選んだ理由です。
また少し話が逸れますが、短答式試験や論文式試験に落ちたあともCPAを選び続けたのは今ある実績のように、講師の方や教材に絶対的な信頼感があったからです。もし仮に教材が合わない、講義が合わない場合は他のものを選択できますし、CPA全体でみると間違いないと思います。そして、通信生でも交流会が定期的にありますし、ラウンジもあるので1人にならずに勉強できました。
仮に合格出来ない場合のサポートやキャリア相談もあり、実際に落ちた時は落ちた人向けの就職説明会に参加したりキャリア相談もしたりして、もう1年続けようという思いになりました。CPAを選び続けたのは勉強する前から勉強中、合否の後も受講生をサポートしてくれるからです。
CPAの良かった点
何よりも良かった点は講義やテキスト、問題集が充実していることです。計算科目の基盤がガッチリできたのは池邉講師や高野講師の短答対策講義(財計・管理)のおかげです。
また、論文二回目の時はコンプリートトレーニング(財計・管理・租税)でカバーしている範囲が広く逆に周りが取れないところを取れるようになりました。あと論文対策講義も良かったです。特に企業法の青木講師の講義は5➝8で闇雲にやっていた時とは全く考え方が変わるような講義で、点をとるための考え方が身につきました。
他の教科も論文対策集をメインに勉強して、合格するための考え方や理解力が身につきました。 チューター制度や論点質問を多く利用しました。チューターの方がラウンジにいる時は、気軽に質問していましたし、雑談できる仲でした。論点以外にも教えていただいた短答の勉強法は自分に合っていてその勉強法で合格出来ました。
そして、通信生にとって、地方にラウンジが出来たことも良かったです。実際に周りの受験生と喋らなくても意識するような関係性になったり、友達なったりして、色々情報共有できました。集中できる環境ができたことは間違いなく合格出来た要因でした。
公認会計士を選んだ理由
私が公認会計士を目指そうと決めたのは自分に自信がなく、将来に不安を感じていたからです。私は大学に編入して入ることは出来たものの、誰よりも努力した自信があったのに自分が希望したところには受かりませんでした。それでも大学に入ったからには留学や外国人の学生との交流から学ぶ経験をして、社会人として活躍していこうと思っていました。
しかし、その矢先コロナとなり、自分が思い描いた経験は全くできず就職しないといけなくなりました。そのとき何も得ることが出来ていない自分が社会で活躍することがイメージできず、就活の中で様々な企業に魅力を感じてもそこに内定いただけるかも続けて行けるかも不安がありました。ゆえに、上手くいかないまま流れに身を任せ就職するのに納得することができませんでした。
そこで、自分は勉強をやり続ける自信だけはあったので、士業の資格を取り、専門知識をもつことで自信を身につけ社会で活躍したいと考えるようになりました。自分は経済学や経営学、簿記を勉強してたので、士業の中で公認会計士が1番身近に感じました。調べていくと対会社を相手にし独占業務を行う監査法人でのキャリアのみならず、会計のプロとして多くのキャリアがあると知りました。
また、幼い頃から裕福でなく苦しい思いもしてきた中で、一般的な水準以上の給与を頂けることも大きな影響がありました。監査法人では就活で知った魅力的な会社やよく目にする会社を相手にし、会計のプロとして社会に影響を与え活躍する。そして、10年後20年後、何をやっているのかわからないキャリアの自由さや金銭的な余裕は当時の自分としては、これ以上にない職業に感じ、公認会計士を目指そうと決めました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
学習を継続させるコツは、公認会計士受験生がいる環境や集中できる環境が大事だと思っています。通信で受けていた時は1人で勉強していた期間があったのですが、明らかに質と量は変わります。
また、勉強法についてアドバイスをもらうことも大事だと思います。苦手科目と克服法は、その科目ごとに変わります。理論科目については、本筋を理解することが大事だと思いました。
学習で苦労した点や工夫した点
私は想定よりも受験期間が伸び、その間で家族の支援もあったのですが、最後の1年間は基本的に受講料や生活費は全て、自分で負担しないといけなかったため、アルバイトをする必要がありました。ただ合格のためのものだと肝に銘じてました。そのため、ラウンジから徒歩で5分ぐらいの1番安いところに住みました。
アルバイトは勉強時間を確保するために最低限稼ぎ、試験前は休みを頂けるような柔軟なシフトが組める職場で働きました。それでも勉強時間に不安があったので自習室の朝方プランを契約し朝1〜2時間勉強してからラウンジへ行くことを継続してました。
勉強の観点からの工夫としては、この科目はある程度大丈夫という科目を作ることで不安な科目に時間を充てるようにしていました。具体的には計算科目や経営学は時間がない時は後回しにして不安な理論科目に時間を優先的に充てました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
正直、自分は上手くいかないことが多く、予想よりも時間がかかりました。その期間、周りの友達は働いて、結婚してと色々な楽しいことを経験をしている中で、自分はまだ勉強していると虚無感に包まれたことがあります。その時は「もし周りに目指そうと考えている人がいるなら止める」と正直思っていました。
ただ合格した今はこれからの人生どうなるか会計士としてどんな未来が待っているかとても楽しみな気持ちが溢れてて、目指す人がいれば応援したい気持ちが強いです。だからこそ目指すと決めたならば落ちるか受かるかだよということを覚悟してほしいです。自分自身も辛くなりそうな結果の時、「落ちるか受かるかだよ」「受かるを選択するならやるしかないっしょ」と自分に言ってやってきました。
これから公認会計士を目指す方は、周りの応援があることと受かるか落ちるかの2択しかない中で受かる覚悟をもってぜひ合格してください!合格すると、自分が思っている以上に周りの人は自分を見ていて、おめでとうと言ってくれます。だからこそ堂々と受験期間頑張ってください!