苦手な監査論・企業法を克服するためにCPAに移籍しました!

森下龍太郎さん

森下龍太郎さん

CPAを選んだ理由

苦手な科目である監査論、企業法を克服して、論文式試験に受かるためです。

元々他校で公認会計士を目指し始めた私は、朝9時から夜11時までの勉強を週休1日で2年間し、12月の短答式試験に受かり、論文式試験に臨むことができました。勉強時間を記録していたStudyplusというアプリには4,500時間を超える当時の記録があります。

そして、論文式試験の合否は五分五分だなという気持ちで合格発表を迎えました。しかし、そこには私の受験番号はなく成績を見たとき、絶望しました。なぜなら監査論、企業法ともに得点比率が43で総合が48だったからです。

勉強をやり切ったはずなのに合格点に到底及ばない。私は公認会計士になることは一生出来ないのではないかという危機感を感じ、どうにかして論文式試験に受からねばと思い、監査論などの評判が高いCPAの門を叩きました。

そこで、国見先生、斎藤先生に親身に相談に乗ってもらい、合格する勉強方法を知っている先生が常に校舎にいるCPAこそ、論文式試験に受かるための最適な環境だと感じたため、他校からCPAに移籍しました。

CPAの良かった点

①授業②テキスト③講師④答練⑤環境、全てにおいてCPAに移籍して良かったと思います。

①まず、授業がわかりやすく、理解を促進するものになっています。例えば、財務会計論の論文対策講義では全15回中6回が授業で後々扱う事となる内容の理解の支えとなる財務会計の考え方と概念フレームワークについてでした。そして、授業をライブで受けるより動画で受けることが主流だったので、自分のペースで好きなタイミングに授業を受けることが出来たことも非常に良かったです。

②加えて、テキストには、単元あるいは問題ごとに短答・論文それぞれの重要性が付されている効率よく勉強することができました。

③、また、正しい勉強法を知っている講師がどの科目でも常に校舎にいることは本当に良かったです。これは私がCPAに移籍して最もよかったと思ったことです。そのため、授業で理解できない内容が出てきたとき、勉強のやる気が出ないときは、直接話すか電話を通して、その日中にアドバイスをもらうことができました。

④さらに、答練が本試験に対応している点もあげられます。答練では単なる暗記の吐き出しではなく、理解と暗記の上にある応用力、対応力が求められます。これは本試験において必要な物そのものです。。このように答練が本試験に対応しているので、答練の判定がそのまま本試験の成績につながると感じることとが出来ました。

⑤最後に、CPAは生徒全員が公認会計士試験受験生だったので、みながライバルで、勉強に対するモチベーションが高まりました。CPA移籍後、私は夜型で12時前後にCPAに来て勉強を始めていたのですが、昼にくると自習室の席が埋まっているのを見て焦り、それと同時に燃えたのを今でも鮮明に覚えています。

公認会計士を選んだ理由

私が公認会計士を目指した理由は、監査という面から企業全体を見ることができ、企業と共に、私自身も常に成長し続けることが出来ると考えたからです。

藤田晋さんの書いた「起業家」という本を読んだときに、経営とは日々の変化が激しく、答えがない仕事だと知りました。常に挑戦が求められるという点から企業経営に魅力を感じ、企業経営全体に携わる仕事をしたい、また経営者と共に私自身も成長したいと思いました。

そして、この目標を達成する一番の方法は監査という視点から企業全体を見られる監査だと思ったため、公認会計士を目指しました。

学習で苦労した点や工夫した点

学習で苦労したのは2つ、①苦手な監査論、企業法を克服すること②科目間のバランスをとることです。そして私は以下のように工夫しました。

①苦手な監査論・企業法は移籍前の他校のテキストを捨て、ゼロベースで授業を受けなおしました。そして、直接、時には電話、Twitterでも先生ににたくさんの質問をしました。あと以外と疎かにしがちですが、答練の解説も最後の一言まで集中して受けました。苦手克服に近道はないと思います。

②また、苦手な監査論・企業法にばかり時間を割いて計算科目が疎かになりそうだったので、本試験までの中長期的な計画と1週間の短期計画を、本試験から逆算して立てていました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

「正しい勉強法×勉強量≧合格に必要な最低限の正しい努力」のような式が公認会計士試験にはあり、この式を満たせば合格することができると私は思っています。

そして、正しい勉強法はCPAの講師が誰よりも知っています。そのため、勉強量が足りているのに壁にあたっている人は、ぜひ一度、講師に相談に行ってみてください。そこで、自分の間違いを指摘されたときは素直に受け止め、直してください。勉強量が足りていない人は、周りと切磋琢磨して勉強量を増やしてください。

公認会計士になることを決め、実際に勉強を始め、継続して努力をしているあなたはあと一歩で公認会計士です。私自身も公認会計士試験に合格することができるのか非常に不安でした。ただし、今試験が終わってみてわかったのは、公認会計士試験は、自分の間違いを指摘されたときに素直に直すことのできる人で、正しい努力を継続してできる人なら必ず受かる試験だということです。

頑張ってください。応援しています。

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