自分のレベルに応じて講義を視聴できる点がとにかく心強く、理解のスピードを上げてくれました。
青田章吾さん
CPAを選んだ理由
論点がテキストへ一元化されているところ、および講義が理解しやすかったことです。
前者について、移籍前の予備校ではカリキュラムを予定された計画通りにこなすことが絶対であるような雰囲気があり、また答練回数が多かったため、カリキュラム通りに答練をこなした結果、答練が消化不良となり知識の吸収が全然追いつきませんでした。そしてテキストに載っていない論点が答練に散らばっており、それをテキストに一元化するのにとても苦労していました。この点CPAの教材はあらかじめすべての論点がテキストで網羅されており、さらに各項目に重要度がランク付けされていたためとても使いやすいと伺い、移籍を決めました。
後者について、昨年の論文式試験後のCPAの無料体験講義で受講した講義がとても理解しやすく、3時間の講義時間があっという間に過ぎるという体験が移籍の決断を大きく後押ししてくれました。
CPAの良かった点
まずはとにかく、安心して頼れる点です。
各講師の講義が本当に素晴らしく、とても効率的に論点の理解が進みました。特に高野先生の租税法の計算はテキストのみを使用していましたが本当に力が付きました。また、その中で生じた疑問をチューターに電話ですぐ質問でき、本当に学習が捗りました。
次に、各個人に合った勉強計画を立てやすいという点です。
初級者向け講義、経験者向け講義が自由に視聴できるため、「論点ごとに」自分のレベルに応じて講義を視聴できる点がとにかく心強く、理解のスピードを上げてくれました。さらに、好きな時間に講義を受けられ、かつ再生速度も操作できるためとにかくストレスフリーでした。
最後に、これは私個人の意見ですが、企業法の青木講師の講義がとにかく鮮烈だった点です。
私は昨年(令和3年)の論文式試験は企業法の第二問の現場対応型の問題で書き負けたことが原因で落ちました。移籍前の予備校では問題集の暗記のみに頼っていたため、本試験で現場対応型の問題が出ても何もできなかったです。そのため、2回目の論文式試験を迎えるにあたって特に企業法に不安に感じていました。
そんな時に視聴した青木先生の講義に、本試験の現場対応型の問題で求められている思考力とは何なのか、が学べる私の求めていたマスターピースがありました。今年の本試験にはこのレジュメのみを使用し、問題集は一切使っていませんが、本試験の企業法終了時に合格点を間違いなく超えていることを確信できるくらい、私の企業法に対する不安を青木先生が打ち砕いてくださいました。
公認会計士を選んだ理由
1つ目は、専門性という折れない武器を身に付けたかったためです。
専門性を身に付けるために大学に入学したのですが、大学の講義を受けているだけでは専門性は身につかないと感じ、何か将来に繋がる活動をしたいと考えていました。その時に、とある大手監査法人の見学ツアーイベントに友人から誘われ一緒に参加し、当時懇談した職員の方々から伺った公認会計士の専門性の高さ及び職員の方のコミュニケーション力の高さを痛感しました。私もこの方々のように輝いた目をしながら仕事をしたいと思い、公認会計士を志しました。
2つ目は、大学受験の際に第一志望の大学に合格できずに抱いてしまった劣等感を払拭したかったためです。
公認会計士は試験さえ合格してしまえば学歴に無関係でスタートラインに立てるという利点があると感じました。
どちらの理由も、受験期間に私自身を奮い立たせる大きな原動力となりました。
学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法
継続させるコツは、疲れた時はしっかり休むことと、常に教材を持ち歩き続けることです。
私の場合はどこに行くにも教材(特に植田先生のマスターピースレジュメ)を持ち歩いていました。というのも、持ち歩き続けると意外とスキマ時間は多いもので、暇だなと感じた時にAランクだけさっと確認していると、1か月後に気づけば1周していました。なので、スキマ時間の有効活用が、疲労がたまってまとまった勉強時間が取れなくなった時に休むことができるための保険として、すごく機能してくれると思うのでオススメです。
苦手科目の克服方法については、まずは講師の方への相談すること、そして積極的に質問することではないかと私は思います。
知らないこと・わからないことは聞いた方が早い場合が多いです。もちろん自分で考えることが大事な事もあるし、こんなこと聞いていいのかなと不安に思ってしまう気持ちもよくわかります。私も人に質問するのは得意ではなかったのですが、その1歩踏み出した勇気が、成長速度を大きく変えてくれます。あとは、継続させるコツと重複してしまうのですが、こちらもとにかく触れる事が大事だと思います。
苦手科目は楽しくないからやりたくない、と私もずっと感じていました。ですが、この試験の特性上、苦手科目を伸ばすことは得意科目をさらに得意にする以上に大きな効果があります。そして触れていくうちにだんだんその科目を好きになっていくので、時間はしっかりと取ってあげてください。
学習で苦労した点や工夫した点
私は既卒で学習に専念をしていたのですが、私自身集中力にかなりムラがあるタイプで、今日中に財務会計と管理会計の計算を1周する、というような1日ごとのスケジュールをこなす勉強法が苦手なタイプでした(立てても大体守れず、自分を責めてしまう日が多かったです)。
そこで、まずはこの1か月で終わらせなければいけない事を書きだし、それを4等分したのを毎週日曜日までに終わらす、というスタイルをとっていました。つまり、今日中にやるべきことではなく、今週中にやるべきことを計画し、実行していました。この計画を立案してからはすごく気が楽になり、また計画を以前よりも容易に達成できる感覚がありました。
以上のことから、計画にもゆとりをもたせてあげることで気が少し楽になるので、過度にタイトなスケジュールを組み過ぎないという点を私は工夫しました。
これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ
まずは安心してCPAに頼ってください。CPAの講師とチューターは受講生に真剣に向き合ってくれます。遠慮なく本音で話して、疑問や不安を解消してください。
そして、自分に合った勉強法を模索してください。私の場合は、テキストをただ座って読むことすらできなかったため、歩き回りながら音読したり、立ち机を購入し立って勉強したり、フレキシブルに時間割を決めたりと、様々な勉強法を試しました。やっていく中で「これだ」と思うものがあれば、それを信じて突き進んでください。その勉強の内容以外の知識・経験もまた、成長と自信を支えてくれる大事な土台となります。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。