本気で勉強するようになったことのきっかけは、CPAの講師の親身な声掛けでした!

世戸口逸人さん

世戸口逸人さん

CPAを選んだ理由

大学入学後、日吉の下宿先の帰り道、とくにすることもなくふらふらしていた時、なんとなく赤い看板が目に入り、眺めていたところ、国見先生に声をかけられ、お話を聞きました。

その時初めて公認会計士資格のことを知り、国見先生のお話に、当時打ち込むものもなく途方に暮れてた自分の心は打たれました。

その時初めて公認会計士を目指したいと思い、他の予備校も検討しましたが、最終的には、国見先生の熱意に惹かれ、導かれるようにCPA会計学院へと通うようになりました。

また、CPAを選んだ補足的な理由としては、自分の通う大学が、公認会計士試験合格者が日本で1番多かったことと、その在学中学生が最も通う予備校がCPAだと聞き、当時の自分の立場としては、「この予備校で合格する確率が1番高い」と思ったことです。

CPAの良かった点

私は初めCPAの日吉校に通っていました。その頃はアルバイトや遊びに熱中していて勉強に集中することもできず、何度か短答式試験に失敗しました。

「こんな私だから、さぞかし講師の方も呆れているだろう」と思ったのですが、当時僕が日吉校で管理会計を習っていた講師の方に声をかけられ、親身に接してくださったことが、本気で勉強をリスタートするきっかけになりました。その意味で、とても受講生ファーストな予備校であると思うし、とても感謝しました。

また、通う校舎を水道橋へと移してからは、多くの友達に恵まれました。その中で、切磋琢磨する仲間ができ、同一の目標に向かって勉強し、競い合える環境を与えてくださったことが良かったです。その仲間とは今も親友で、親友であることを誇りに思えるのも、CPAに通えたからだと思います。

公認会計士を選んだ理由

私は、高校三年生の時に浪人を決意し、結局、第一志望にしていた大学には行けませんでした。

当時僕は大学受験の合格発表を大学まで見に行き、自分の目で合格を確認しようと思ったのですが、自分の番号がないことを知りました。呆然として状況が掴めないまま親に電話すると、親が泣いている声を聞きました。その時初めて、それまでの行動を悔い、多くの人々を巻き込みつつ自分の手で期待を裏切ったことを悔やみました。

私にとってその日は、生きてきた中で最も屈辱的な日で、両親がどうしたら本気で喜んでくれるかを考えるようになりました。だから、大学一年の4月、国見先生と初めて会った日に、この話をして、国見先生に、私に公認会計士を目指すことを勧めていただきました。

今思えば、公認会計士を目指した根本はこの4月の出来事なのかな、と思います。

学習で苦労した点や工夫した点

内部進学出身の方でなく、一般受験で大学に入って公認会計士を目指される方ほど、勉強に対する我流を突き通しがちだと思います。

例えば、日本史でそうであったように、会計処理を暗記しようとすること、また、数学でそうであったように、全ての論点を理解しようとすること。

理解と暗記はバランスが大事であるとこの試験では教えられものの、既存の考え方で極端なことを考えがちです。私は、このことを克服するのに苦労しました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

CPAは合格率が高くて、最終的にはほとんどの受講生が合格していくと思います。

しかし、自分がそうであったように、この試験は簡単ではありません。合格者何名や、合格率何%は、あくまで結果論であり、ある意味、良い部分を切り取ってるだけです。祝賀会の写真にはみんな笑顔で映ってますが、この日の前夜、自分を含め多くの合格者は不安で眠れず、感じたことの無い緊迫感を強いられていました。

また、これも自分がそうでしたが、答練でどんな成績であろうと、本番は何が起こるか分からず、普段できない科目でリードをとったり、得意なはずの科目でボーダーラインを割ることもあります。それ故、ボーダーラインを境に、僅差で敗れてしまった親友もいます。これらを踏まえれば、この試験は簡単なものではないと思うし、だからこそ、立ち向かう価値のある試験だと思います。

不安も沢山あると思いますが、最後まで、講師の方と仲間を信じて、頑張ってください。

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