フルタイムで働きながら合格。今まで足を引っ張っていた科目が、CPAに移籍で総合点を引き上げてくれる科目になりました。

越智昭仁さん

越智昭仁さん

CPAを選んだ理由

私は前年に他校で会計学の渡辺先生と池邉先生に教わっていたので、両先生を信頼して私もCPAに移籍しました。両先生のコントレと論文対策集の前身にあたる教材を使用していたことから、計算・理論ともにバージョンアップされた内容で、より正確に理解を深めることができました。

働きながらの勉強だったこともあり、夏の模試ではボーダー並みにしか復習が追いついていませんでしたが、最高品質の解説と、目標レベルに応じて学習範囲をカスタマイズできる洗練された教材のおかげで、復習時間を最小限に抑えながら本番では科目合格レベルを上回ることができました。

質問を対面や電話でタイムリーにできることも、他校には無かった一押しの点です。特に、前年5月短答組として苦手意識のあった租税法と経営学について、他校の知人も単科受講するほど定評のある高野先生と永田先生に直接質問して疑問点を解消することができました。

一人で悩む時間を節約でき、論点間の違いの整理や記憶の定着も一段としやすくなったので、前年では足を引っ張っていた2科目でしたが、本番では総合点を大きく引き上げる科目となりました。

CPAの良かった点

CPAには、受験生一人ひとりに合った教材の活用方法をはじめ、どんなことでも各講師にいつでも相談できる環境があり、それなくして合格は無かったと思うほど有難かったです。

相談することで、答練や模試の結果をもとに学習計画を修正したり、時間対効果のより高い学習方法のアドバイスをいただけたので、努力が点数に表れず不安な時も迷うことなく自分の課題に集中できました。特に、国見先生への学習相談では、本番の総合点でボーダーを確実に超えるための科目間のバランスや得点を伸ばすコツ、時期毎の注意点など全体を俯瞰した指針をいただけて、自分の進捗状況を客観的に管理することができました。

本番直前1週間で余裕がないときも、各講師の方々にTwitterのDMを通して相談することで、試験当日までにやるべきことを絞ることができ、大変心強く最後まで支えてもらうことができました。

自習室が各校舎に常設されており、水道橋2号館では日曜以外は朝6:30から開いているので、開館時間を目標に通うことで、しんどい時でもペースを作って勉強時間を確保できました。

自習室で他の受験生に囲まれて刺激を受けることも自習室に通う目的の一つでした。「専念受験生に比べて自分は圧倒的に遅れていて、残り時間も足りない」という危機感を常に抱くことで、働きながら勉強していることを言い訳にせずに最後まで自分を追い込んで逆転できたのだと思います。

公認会計士を選んだ理由

会計数値を通してグローバルなフィールドで経済市場に関わって、多様な経験を生涯積み重ねていける道に進みたいと思い公認会計士を目指しました。

大学院の実験で数値をもとに仮説検証したり、前職の店舗運営で業績向上のための分析をする中で、数値に対する興味が深まっていきました。合格後は会計監査の経験を通して企業の実態と数値を幅広く知り、将来的に独立開業や起業も目指したいと考えています。その際にも会計士試験と実務の素養が活かせる上に、非常勤の会計監査業務で一定の収入を確保できます。

その意味で公認会計士の資格は、リスクを抑えて本当にやりたいことを追求していく強力な手段になると思っています。加えて会計は、経済社会の世界共通語であることから、グローバルにキャリアを形成していきたいと思い会計士の勉強を始めました。

学習で苦労した点や工夫した点

フルタイムで働きながら勉強時間を確保することに一番苦労しました。

勉強の質を高められたとしても、講義で理解したり問題演習を反復して解き方を身につけるといった絶対的な勉強時間や回数、量が必要です。そこで、仕事で疲れた時でもとにかく自習室に向かい、短時間でも勉強する習慣をつけることで、一定のペースを保つことができました。予約なしに自習室が使えて、遅くに行っても座れるだけの席が十分用意されているCPAの環境は、働きながら勉強量を保つための大きな支えになりました。

勉強に充てられる時間が限られていることから、時間対効果を高める工夫をしました。定期的な学習相談により目標点数と残り時間から逆算した戦略を練って、自分にとって本番の偏差点を上げやすい科目や論点に対して優先的に時間を配分しました。本番の結果は、戦略に沿った得点バランスとなり、講師の方々の継続的なアドバイスのおかげで費やした時間をできるだけ無駄なく成果に結びつけることができました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

私は過去に司法試験に挑戦し、3年で撤退しました。

努力し成長した経験自体は無駄ではないものの、資格試験を受ける以上は、合格しなければその次のステージに進んで専門家としての経験を積むことができません。

多様な可能性がありメリットも大きい公認会計士ですが、最難関国家資格のひとつと言われるその高みを目指すにあたっては、途中で苦しかったり、葛藤を伴うような様々な局面もあるかと思います。だからこそ、まずはじめに、「どんな困難があっても最短期間で論文合格までやり遂げるんだ」という決意や覚悟を固めた上で臨まれると、ゴールは近いと思います。

つまり当然のことですが、本気で取り組むのが早ければ早いほど、合格も早くなる可能性が高まるからです。私も予備校を移籍する際に、CPAで自分がどのように合格に辿り着けるのか、その道筋について受講相談をしましたが、どの講師の方も親身に相談に乗ってくださり、「ここで勉強すれば合格できる」と信じて本気で勉強に集中できました。

目指す方向が定まれば、あとは最後まで走りきれるかどうかですが、その最良の伴走者としてCPAを全力でお薦めします。会計士試験は勉強の量も質も一定の高い水準が求められます。短期間で確実に結果を出すには、時間・体力・知力・メンタルなど学習全般と各科目についての具体的な方法論を活用する方が近道です。

CPAの講師陣は間違いなくその道のプロフェッショナルであり、実際に合格実績と長年の成功ノウハウを蓄積されています。私にとって、CPAで合格できたこと、そしてCPAの講師の方々や同期の仲間との繋がりは、かけがえのない一生の宝となりました。これから公認会計士を目指す皆さんも、合格して受験時代を振り返ったとき、CPAで勉強面にとどまらない成長が出来たときっと実感されることと思います。論文式試験の最後の1秒まで、悔いのないよう頑張ってください!!!

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