短答対策講義と論文対策講義を受講し、何をどういう風に勉強すれば得点に繋がるのか、というのが明確になりました

柳澤凌さん

柳澤凌さん

CPAを選んだ理由

私がCPAを選んだ理由は直感です。私がCPAに入学したのは2020年の7月なので、合格者も現在みたいに過半数を占めているわけでもなく、業界3番手くらいのポジションだったと記憶しています。しかし、予備校を選ぶにあたっては、すべての予備校の説明を聞きに行きました。その当時、私は働いていたということもあり、働きながら勉強しようと考えていたので、すべての予備校の職員の方に「働きながらでも合格は可能ですか?」という趣旨の質問をしたところ、CPAだけが「可能です」と答えてくださり、営業文句かなとも思いましたが、それに乗ろうと思いました。
また、公認会計士の勉強を始める前に、他の予備校で簿記1級の講座を受講しており、少し勉強のしにくさを感じていた事(他の予備校は公認会計士や簿記以外にも講座があったりするため)やそれとは別の予備校の雰囲気は自分には合わなそうだなと感じたことや既にCPAで公認会計士の勉強をされていた方のお話から、CPAが良さそうだなと思い、CPAを選びました。

CPAの良かった点

まず、講義は複数の講師から自分に合った講師を選ぶことができ、合わない場合は講師を変更できるので自分に合っていました。また、講師ごとに論点の説明の仕方が異なるため、ある講師で理解できなかった場合に、他の講師の講義を聴くことで、理解が深まり、疑問点を解消することができました。それでも理解が出来ない場合は、チューターにいつでも気軽に相談でき、理解できていない論点を即座に解消できるのが物凄く良かったです。
次に、短答式試験、論文式試験に特化した講義があるのも私には合っていました。短答対策講義や論文対策講義を受講することで、何をどういう風に勉強すれば得点に繋がるのか、という所が明確になりました。最後に、答練の回数も多すぎず少なすぎずで、丁度よい量だったので、インプットを疎かにせず、丁度よいアウトプットができたと思います。

公認会計士を選んだ理由

私が公認会計士を目指した理由は、より専門性の高い実務経験を積むことができ、将来の選択肢が豊富であることに魅力を感じたためです。私は経理として、2社で前職経験があります。1社目で簿記2級を取得後、簿記1級の勉強をしている中で、より高度な経理の実務経験を積みたいと思い、転職をしました。しかし、転職直後にコロナ禍に入ってしまい、なかなか思うようにOJTや仕事の引継ぎができず、ただ在宅ワークの時間が増える一方でした。そんな中、このまま簿記1級を取得して、数年後に転職できたとしても、また同じような結果になり、自分が満足できる転職が出来ないのではないかと思い、将来に対する漠然とした不安が頭をよぎりました。そこで、その年に亡くなった祖父が小さい私に言い聞かせていた「若い頃の苦労は買ってでもしなさい」という言葉や既に簿記1級を勉強していたこと、最難関の公認会計士を取得しても満足できる実務経験を積めないのであれば、それはそれで諦めがつくなと思ったこと、これまでに散々苦労を掛けてしまった家族やお世話になった方々に恩返しをしたいなと思ったこと、色々な想いや理由から一念発起をし、公認会計士を目指しました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

学習を継続させるコツは、受験仲間を作る、勉強しかできない環境を作る、誘惑するものを身の回りから無くすことが挙げられると思います。また、勉強を継続する上では、平木講師が主催するjiji合宿は物凄く有効で、2024年は1月にそれがあったおかげで、年始から勉強のリズムを作ることができ、勉強の良い波に乗れたと思います。

学習で苦労した点や工夫した点

私は受験期間最初の方は、仕事と両立していました。そのため、仕事の前後でカフェで勉強したり、お昼休憩や電車での移動時間を使ったり、隙間時間を活用していました。また、学習専念になってからは、短答期は一日で全科目を、論文期には二日で全科目に触れるようにしました。仕事していた時は難しかったのですが、勉強に専念してからは、答練の範囲の暗記やインプットが終わっていなくても、なるべく答練はオンタイムで受験し、勉強のリズムを作っていました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

この試験では勉強量が大事だと思います。どうすれば勉強時間を延ばせるのか、どうすれば長時間の勉強ができるのかをまずは考えて、1日10時間以上、勉強ができるようになったら、どうしたら効率良く覚えられるのかを、脳みそで汗をかいて考えてください。そうはいっても、毎日勉強するのはしんどいでしょうから、色々と試して、最適なリフレッシュ方法も考えてください。私の場合は、それがランニングでした。また、CPAにはたくさん講師やチューターがいらっしゃるので、自分で考えて試してみても答えが出なければそういった方たちに相談するのも良いと思います。長くなりましたが、常に誰かに頼って、常に試行錯誤、トライ&エラーを繰り返して、常に最適を見つけていってください。応援しております。

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