「CPAで扱っていない論点であれば出題されたところで大した影響はない」と割り切って勉強に専念できました

三鍋宏太さん

三鍋宏太さん

CPAを選んだ理由

理由は2つあります。
1つ目は受講生が多いことです。私は論文1年目は他校で、2年目は独学で学習しており、常にマイノリティの立場でした。今になって振り返ればそのような状況でもやり切れば合格したとは思うのですが、当時は「CPAで扱っているのに、うちの予備校では扱っていないんじゃないか」と不安にさらされることが多かったです。
CPAに入ってからは、「CPAで扱っていない論点であれば出題されたところで大した影響ないよね」と割り切って勉強に専念することができました。教材も素晴らしいとは思いますが、精神的安定性を得られるのがCPAのメリットだと思っています。
また、受講生が多いことは自分の現在地を知る上でも重要です。私は通信生でしたので、情報が不足しがちでした。私はX(旧:Twitter)をやっており、X上で1番多いのも当然CPA生でしたので、X上で他の受講生の成績を見て、自分の成績とよく比較していました。また勝手にですが、ライバル視してモチベーションを高めていました。これは受講生の多いCPAならではの勉強法じゃないかと思っています。

2つ目は有料提携自習室があることです。
私は元々有料自習室を使用していましたが、そこが後にCPAの提携自習室となりました。従来と同じ値段で使える時間帯が増えたので、正直に言ってCPA以外の予備校を選択する理由が見つかりませんでした。

CPAの良かった点

同じ科目でも複数人の講師がおり、講義を自由に選択できるのが良かったと思います。
以前いた予備校は1科目1講師でした。その点について特に不満があったわけではありませんが、例えば理解が難しい論点について、たまに他の講師の講義を見ると理解ができる時がありました。おそらく本質的には皆さん同じことを説明しているとは思うのですが、学生レベルだと講師の説明をすぐに理解することが難しい場合があるので、複数の講師の見比べをできるというのは画期的だと思いました。

また個人的には松本講師の論文対策講義がとても良かったです。短答式試験の時は知識の詰め込みで対応したため、体系的な理解がなく論文の勉強を始めた当初は大変苦労していました。
いわゆる松本レジュメは各項目アイコンで分かりやすく整理されていますし、基準の条文毎にまとめられていたため使いやすかったです。また巻末に監査の一巡の流れが図で示されており、実務経験のない受験生が監査の流れを掴むのに1番いい教材だったと思います。

公認会計士を選んだ理由

私は専門性を身につけたいと思い、公認会計士を志しました。
前職は地元の県職員として働いていました。2、3年おきに異動があり、多種多様な経験をすることができました。そのような中で、前の部署で得た経験を次の部署でも活かすことのできる、専門性のある仕事の方がより社会に貢献できるのではないかと思うようになりました。

また、前職で最初に配属された部署が数字を扱う仕事であり、数字の意味を考えることに楽しみとやりがいを感じていました。
そのような中で数字を専門的に取り扱う、会計分野の仕事に強く興味を持ちました。その結果、財務諸表監査を独占業務とする会計の専門家である、公認会計士を志しました。
加えてその時にコロナが流行し、家にいる時間が増え、この時間を活かせるか活かせないかで自分の人生は大きく変わるだろうと直感的に感じました。

そして当時すでに20代後半であったことから、ある程度知名度のある資格でなければならないと思い、3大国家資格の中で1番興味があり、勉強期間と学費も考慮し、現実的に目指せそうだったのが公認会計士でした。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

毎日同じ時間に勉強をすることで必然的に勉強が生活の一部となります。モチベーションとか色々考える前にとりあえず机に向かいましょう!

学習で苦労した点や工夫した点

仕事をしていたとき、専念していたときどちらにも言えるのですが、とにかく時間を確保することを重視していました。そのため起床時間、乗る電車、勉強を始める時間、昼食の時間、帰宅する時間などを全て毎日同じ時間に行うようにしていました。そうすることで機械的に毎日一定のリズムで勉強することができ、勉強を生活の一部として取り込んでいました。寝る前に歯磨きしないと違和感があると思います。それと同じで毎日一定量の勉強をしないと落ち着かなくなるように習慣づけて勉強していました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

この試験を目指すにあたってCPAに入っておけば間違いないです。仮に不合格になったとしても落ちた原因を1つ考えなくてすみます。それは落ちた原因は予備校のせいではないということ(他の予備校だと落ちるというわけではありません。ただ出題のヤマ当てや精神面でCPAが有利なのは事実)。
これだけ講義や教材が整っており、多数の合格者を輩出しているCPAで合格しなかったのであれば、自分自身に責任があるのです。それに気がつけるだけでかなり有利です。そしてそれをサポートしてくれる講師陣も整っています。
ただ予備校を過信をしすぎないでください。あくまで数十分の講師面談でアドバイスをできることは限られています。鵜呑みにせず最後は自分自身で判断できる人が勝つと思います。みなさん頑張ってください。

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