論文式試験用の教材の充実度にCPAの魅力を感じたので、移籍を決断しました

田畑晴信さん

田畑晴信さん

CPAを選んだ理由

私は1回目の論文式試験を受験するまでは他の予備校で学習をしていましたが、不合格であると分かったときに、CPAの合格者占有率が過半数を超えているということを初めて知りました。相対評価である論文式試験は合格者を最も輩出する予備校がいいと直感的に感じ、移籍を考えました。

私は、勉強の量及び質ともに合格に必要なラインを満たせてなかったというのが最大の不合格の原因ではあるものの、他の予備校の論文式試験用が自身とマッチしていない感覚がありました。そのタイミングで、友人の話から感じた論文式試験用の教材の充実度にCPAの魅力を感じ、最終的に移籍を決断しました。

CPAの良かった点

私は短答式試験合格後に移籍してきたため、CPAの短答式試験対策に関することは何も分かりませんが、論文式試験用の講義や教材が非常に充実していると感じています。覚えるべき点とその重要度等が分かりやすく教材に記されており、それらが自分の学習の指針になってくれました。この重要度等は、合格者占有率が高いことや受講者数が多いことが前提にあるメリットだと思います。CPAは合格者占有率が50%を超えており、CPAの教材を用いて学習する受験生が数多くいるため、覚えるべき点とその重要度を信頼して、学習に取り組むことができました。

また、答練や模試における自分の受験者の中での立ち位置を本試験に最も近い規模で認識できるという点にメリットを感じました。自分の立ち位置を即座に、そして正確に把握できるということもCPAの魅力に感じました。

公認会計士を選んだ理由

私が公認会計士を目指した理由は2つあります。
1つ目は、監査を通して社会に貢献したいと考えたからです。祖父や叔父が会社を経営しており、幼い頃からその姿を間近で見て、企業に寄り添い、多くの人の助けになれる仕事がしたいとかねてより考えていました。そのような中、公認会計士という資格を大学の簿記の講義で知り、監査を通して企業を取り巻く多くの利害関係者に貢献できると感じました。

2つ目は、コロナウイルスの影響です。大学では留学をしたいと考えていましたが、コロナウイルスの影響で、大学入学後すぐは留学が難しい状況でした。加えて、講義もオンラインであり、大学生活で時間を持て余し、何か自分のためになることをしなければならないという焦りがありました。そのような中で公認会計士という資格の存在を知りました。収入面だけでなく、社会に出た時に多種多様な状況で活躍できる人材に成長するための知識等を身につけられる、公認会計士という資格の魅力を感じました。
以上の理由により公認会計士を目指しました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

リフレッシュできるものを見つけることが学習を継続する上で重要なことだと思います。1日に10時間以上というように膨大な量をこなすことも大事なことだとは思いますが、人間の集中力はそんなに続かないことも事実だと思います。集中力が切れたり、学習に身が入らないこともあると思います。そのような状況でも無理に勉強し続けることはむしろマイナスに働いてしまうと私自身は感じました。そのため、翌日以降の勉強の量と質を考えて、思いっきりリフレッシュの時間に充てることも大事だと思っています。

学習で苦労した点や工夫した点

私は大学の単位を1つも落とすことなく公認会計士の学習を進めていました。その中で心掛けていたことは2つあります。1つはメリハリをつけることです。勉強するときは勉強、講義の時は講義、休憩の時は休憩というようにやることを明確に分けるようにしていました。それによりそれぞれが中途半端に終わることなく、自分の中の最大限の力をそれぞれで発揮することができたと思います。

もう1つは、1日のタスク量を前日あるいは朝に決定することです。これは「それをやるまでは勉強を終われない」というように自分に枷を背負わせるだけでなく、これをやれば終われるというようなポジティブな意味もありました。「やれば友達と飲みに行ける」といった、勉強を長期的に継続するためのリフレッシュの意味も込めて決定していました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

大学生で公認会計士を目指して学習する方が多くいると思いますが、私自身が大学生で学習をして最も苦労したことはメンタルコントロールです。就職活動をする周りの大学生を見て不安になったり、周りの受験生が自分以上に勉強していて焦ったりするなど、自分のメンタルを浮き沈みさせる要因がありました。

これから公認会計士を目指される方も多くいるかと思います。ここで皆さんに伝えたいのは、多くの人が取る選択が必ずしも自分の最適解とは限らないということです。周りや多数派に合わせるのではなく、自分に合ったペースや環境を自分自身で作り上げながら学習を進めていってほしいと思います。合格を目指して頑張ってください。

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