友人が次々とCPAに移籍して論文式試験に合格したことから移籍を決意しました

半澤玲実さん

半澤玲実さん

CPAを選んだ理由

私は元々他の予備校生に通っていました。他の予備校在籍時に短答式試験に合格しましたが、論文式試験は2回不合格で、このままもう1年を過ごしても3振してしまうと感じていました。

予備校の友人も次々にCPAに移籍していたこと、移籍した友人が論文式試験に合格していたこと、大学院の友人はほぼ全てCPA生だったことが移籍の決め手で移籍を決意しました。特に、大学院の友人がほぼCPA生であったことは移籍の大きな理由でした。なぜなら、CPAの校舎が在籍していた大学院の近くにあり、大学院で勉強した後に一緒に校舎に行き答練を受け、また大学院に戻って勉強するという仲間ができることが勉強のモチベーションになると考えたからです。3回目の論文式試験ということもあり、あまりモチベーションが湧いていなかった私としては、勉強仲間が多くいることは大きな励みになったと感じています。

CPAの良かった点

受講生の中に友人が多かったので、答練の反省について話し合えたこと、おすすめの講義などに関する情報交換ができたことが良かったです。

経営学の理論に関しては、コンパクトサマリーがあったおかげで毎日の電車での通学時間に勉強するのに最適でした。細かい部分もコンパクトサマリーに記載されており、それを読み込むだけの勉強で本番の経営学の理論の偏差値が62.9だったので感謝しています。経営学の計算に関しても、直前までよく理解していませんでしたが、友人に速習レジュメの良さを教えてもらい直前の1ヶ月間で解いたおかげで偏差値は64.2に上げることができました。速習レジュメが本当に分かりやすく、救世主でした。

監査論の松本講師のシン・論文まとめレジュメも、暗記すべき点が何か分かった点ですごく良かったです。

また、租税法の理論対策講義も非常にわかりやすく感じました。それまでは独学で租税の理論を勉強していたため、条文解釈が曖昧でしたが、条文の正しい解釈を試験に必要な分だけ適切な量で教えてくれた講義は素晴らしかったと思います。

公認会計士を選んだ理由

高校生の時、学校のイベントで弁護士・医師・公認会計士・裁判官などから職業に関する話を聞く機会がありました。このタイミングで初めて公認会計士という資格を知り、ぼんやりと大学生になったら簿記の勉強をしようと考えるきっかけとなりました。

大学入学後、課外講義で簿記3級を学んだ際に、「もしかしたら簿記の勉強が向いているのかも」と感じました。そのまま2級の課外講義を受けることを決意しました。2級の内容は面白く、特にあらゆる取引を仕訳に落とし込めること、業種・業態が違っていても「会計」というものさしで企業を比較できることの魅力に気づきました。加えて、友人も公認会計士の資格に興味を持っていたこともあり、簿記2級合格後、本格的に会計を学びたいと考えました。

ただ、今まで真剣に勉強した経験がなかったこと、もし合格できなければお金を出してくれる親に申し訳ない気持ちが残ることが不安に感じましたが、やるからには最終的に合格しなければならない、と自分を追い込む気持ちで予備校に通うことを決めました。

学習を継続させるコツ/苦手科目の克服方法

できなくてもあまり落ち込むことはせず、「まぁ苦手だから仕方がないか」くらいの気持ちでいることです。最もよくないのは自分を責めすぎた結果、試験自体嫌になってしまうことだと感じていたので若干焦りつつも、「これからこれから」といった前向きな気持ちで、背負いすぎず勉強することだと感じます。苦手な科目が1つくらいあったっていいと思うことで、答練や模試で歯が立たないことがあっても、解いてる時に変に焦ることはありませんでした。一方で、苦手な科目でC判定以上を取った時には過度に自分を褒め、もっとやる気が出るように工夫していました。

学習を継続させるコツは、「バリバリ勉強する仲間を間近で見ること」と「適度に休むこと」です。7月でもお構いなく旅行に行ったこと、直前の1週間以外は週1回のペースで飲みに行くことで、精神的に病むことはあまりなかったように思います。会計と全く関係ない友人と遊ぶことで、会計のことは完全に忘れて、より没頭して遊べたのは良いリフレッシュになりました。

学習で苦労した点や工夫した点

会計大学院の講義はなるべく論文式試験に直結するような講義を取るようにしていました。また、答練になるべく参加できる履修スケジュールにすることで、両立するように意識しました。
また、大学院の専用自習室で勉強するようにしていました。同じ大学院に多くの会計士受験仲間がおり、答練に一緒に向かうことができたので答練をさぼらないようになりました。

これからCPAで公認会計士を目指そうと考えている方へ

自分を責めたりせず、ゆっくりと過ごす時間があってもいいと思います。何より、今勉強していること自体がとても素晴らしいことで、継続している自分がいかに素敵なことか、将来の自分が納得するやり方で行動を選択できれば御の字だと思います。
努力は必ず実るわけではないと思うけど、やってきたことは自分の財産になると本気で思います。そう思えるような受験生活を送れることを願います。

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