【合格に必要なレベルの理解を伴った勉強をする方法】 (吉田和樹)

皆さん初めまして。
CPA日吉校、水道橋校でチューターを務めさせていただいております吉田和樹と申します。
まず簡単に自己紹介をさせていただきますと、
①経歴 慶應義塾高校→慶應義塾大学法学部法律学科
②得意科目 財務会計論・監査論
③趣味 サッカー・旅行
といった感じです。
自己紹介はここまでにしまして、本題に移っていきたいと思います。
合格に必要なレベルの理解を伴った勉強をする方法
今回は私が受講生だった頃、一番大事にしていた
「理解することの重要性」について話していきたいと思います。
もちろん理解といっても様々な程度があると思うのですが、
ここでいう理解とは合格に必要な程度の理解という意味で捉えてください。
CPAでは講師の方々が口を酸っぱく理解することの重要性について講義などで話していますが、
残念ながら質問対応などをしていてもそれを実践できていない人がよく見受けられます。
また、なかなか合格できない方に共通する点として、
理解の部分が弱い事が挙げられます。
おそらく、しっかりと理解ができていない方の多くは、
自分では理解しているつもりというケースが多いのではないかと思います。
しかし、実際には合格に必要なレベルでの理解ができていなかったりするのです。
つまり、先ほども述べたように理解の程度には様々なレベルがあるので、
自分が現在どのレベルの理解をしているのか、自分でもわかっていない人が多いのです。
ここで合格に必要なレベルの理解を伴った勉強をする方法として
①講義を集中して聞く
②復習の質を上げる
③自分の理解のレベルが正しいのか講師に質問する
という三点を挙げさせていただきます。
①講義を集中して聞く
まず①はどういうことかというと、
講義では講師の方々が、合格に必要なレベルでの理解をさせるように解説を行っています。
つまり、講義で講師の方々の話している内容が全て理解できたとすれば、
合格に必要なレベルでの理解が出来ていることになります。
このような意味で、講義を集中して聞いて全力で理解しに行くことは
ファーストステップとして非常に重要なことだと言えます。
②復習の質を上げる
次に②について説明していきます。
まず大事なこととして、
自分で復習をしていく際に、講義を再現するようにテキストを読んでいくことです。
復習をしていく際に、講義での解説よりも弱いレベルの理解で読んでしまうと、
復習する際の基準となる理解のレベルがどんどん落ちていってしまいます。
これでは先ほど述べたような、
自分では理解しているつもりだけど実は理解できていない
という状況に陥りがちです。
これを防ぐためにお勧めするのは、
テキストには載っていなくて、講義で講師の方々が言っていることをすべてメモしておくことです。
これによって、復習の際に理解できない部分を、
このメモで補いながら理解していくことができるようになります。
これを実践することで、
合格に必要なレベルの理解で復習することができます。
③自分の理解のレベルが正しいのか講師に質問する
最後に③についての説明をさせていただきます。
上記の①、②をしっかり実践しているつもりでも、
まだ理解のレベルが足りないということがあります。
その際に、講師やチューターに、
「自分はここをこういう風に理解しているが、この理解で正しいか」
といった質問をすることで、自分の理解のレベルを確かめることができます。
上記3つのとおり、
まず①の様に講義で講師の言っていることを理解する。
その後②の様に講義のような高いレベルの理解で復習をする。
最後に③の様に自分の理解のレベルを確かめるために講師、チューターに質問する。
という流れを実践することで、合格に必要なレベルの理解を伴った勉強ができると思います。
また、上記を実践する際に、なんとなく行っていては絶対に合格に必要な理解をすることはできません。
絶対に押さえにいくんだという気持ちで勉強することも重要です。
以上、私なりの勉強法ですのでよければ参考にしていただければと思います。