登川講師

【短答式試験】財務会計論・計算の出題論点と個人的な所感

短答式試験お疲れ様でした!

疲れていると思いますが、受験された方は模範解答だったり今回の問題の所感が気になると思います。

東京CPAでは解答速報をすでに公開しています。また、正答だけでなく全問題に難易度が表記してあるため、ぜひそちらを参考にして下さい。

解答速報→こちら
WEBサーベイ→こちら

ABCだけじゃ物足りないという方向けに、非常に簡単なものですが、財務会計論・計算の出題論点とその個人的な所感について記しておきます。

全般(計算のみ)

・計算の配点は200点満点中、104点
・計算の全体としての難易度は普通で、実力通りの点数になりそうな問題。
・計算としてのボーダーは60点前後?(WEBサーベイの結果次第です…(>_<) WEBサーベイへのご協力をお願い致しますm(__)m )

 

以下、各問題ごとの所感です。

 

【問題3】現金預金

銀行勘定調整表の非常にオーソドックスな問題。
引っ掛けらしい引っ掛けもないが、あえて言うなら、未取付小切手と未渡小切手の違いか。

簿記2級の受験生でも解けそうな問題であるためぜひ正解したい。

【問題4】商品売買

商品の評価と値引・返品・割引の会計処理。
売上割引を売上高から引かない点と、商品評価損を売上原価に含める点に注意しよう。

これも基本的な問題なので正解したい。

【問題5】社債

社債の買入償還の問題。論点としては、買入償還・端数利息・利息法。
利息法と端数利息の月割計算を丁寧に行うことがポイント。

落ち着いて解けたかどうか。

【問題10】1株当たり情報

潜在株式調整後1株当たり当期純利益の問題。
連結上の金額であるため、「親会社株主に帰属する当期純利益」を用いる点がポイント。
あとは転換社債の処理と増資の日割計算に注意。

そもそも細かい論点であること、引っ掛けが多いことを勘案すると解けなくても問題なしだと思う。

【問題12】貸倒引当金

貸倒実績率の算定とキャッシュ・フロー見積法。
貸倒実績率の算定はとてもシンプルな形式だし、キャッシュ・フロー見積法もまっすぐな出題。

これも落ち着いて解けるかどうか。

【問題13】ストック・オプション

条件変更や失効などからんでいて一見面倒な問題だが、今回問われているのは権利不行使による「新株予約権戻入益」の金額。
だとすると、「権利不行使者数×1人当たり個数×評価単価」でダイレクトに計算できることがわかる。
(ただし、条件変更で評価単価が動いているが、本問は評価単価の減少であるため当初の評価単価を使う点に注意。)

ここに気づければ瞬殺問題。

【問題15】リース会計

利息の配分を利息法によった場合と定額法によった場合の違いを聞いている問題。
定額法についてはCPAの短答模試第3回で出題しているためそれをやっていれば問題なし。
ただ利息法の割引率を逆算しなければならない点が少しやっかい。

本試験の緊張を加味すると解けなくてもしょうがない。

【問題17】ソフトウェア

オーソドックスな市場販売目的のソフトウェアの問題。
注意点は2つ。X1年度の償却は残存期間に基づき計算した方が償却額が大きくなる点と、X3年度の見込販売数量の減少はX2年度末に判明しているため無視する点。

基本的なソフトウェアの問題なので正解したいけど、引っ掛けがいくつかあるから意外と間違えやすそうかな。

【問題19】セグメント情報

セグメントの量的基準。
セグメントの基本的な問題。

知ってるかどうかだけの問題なので取りたい。

【問題22】外貨建取引・ヘッジ会計

外貨建債券等を外貨による非貨幣性資産等に再投資する場合の処理。

解けなくても問題なし。

【問題23~26】連結会計

総合問題はシンプルな連結会計。
問題構成は
・アップストリーム(商品売買・貸倒引当金)
・持分法会計
・持分法から連結への移行
・税効果会計なし

問題23

持分法評価額。

タイムテーブルを丁寧に書くだけで正答可能なため、得点したい。

問題24

利益剰余金の算定。持分法会計、アップストリームがからむため解けなくても問題なしだが、実際にはそこまで集計が多いわけじゃない。

余裕があれば取りたい問題。

問題25

親会社株主に帰属する当期純利益。持分法会計、アップストリーム、段階取得に係る差益の集計が必要。

問題24に比べると集計量は多くなるため解けなくても問題なし。

問題26

非支配株主持分の金額。アップストリームの処理を間違えなければOK。

問題24・25と比較すると解きやすい問題。

 

以上です。

またWEBサーベイに参加していただくと、ボーダー予想やご自身の位置づけが具体的にわかります。
ぜひWEBサーベイにご参加ください(^-^)

CPAのWEBサーベイ

 

 

⇒To Be Continued…!?

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東京CPA会計学院 財務会計論講師
登川雄太
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