
「公認会計士 論文式試験の必需品について②」 亀尾講師(簿記)

こんにちは(^*^)/
今回は論文式試験での必需品についての第2弾ということで「ボールペン」について書いていこうと思います。ただ,ボールペン本体については,グリップの形状や固さ,重さなどいろいろな要素があり,書くのが難しいため,今回は「インク」に焦点を絞って書いていこうと思います!
ボールペンのインクに求めたい3点
皆さんは,ボールペンのインクに何を求めていますか? 私が重視しているのは以下の3点です。
①書き味
書き味が軽いとすらすら書けるので,長文を書いても疲れづらいです。逆に書き味が重いと「書いている感」は得られますが,長文を書くと疲れます。
②耐水性
耐水性が悪いと飲み物をこぼした時や,汗が垂れた時(論文本試験は夏なので)に滲んでしまいます。
③速乾性
速乾性が悪いと書いたすぐ後に手が触れてしまうと文字がかすれて読めなくなります。(特に修正テープの上に書いたときの速乾性が大事です)
私は「俺は今,文章を書いている」という書いている感や「書きすぎて腕がプルプルするぜ」というやり切った感(?)を得たい人間なので,重い書き味が好みですが,「軽い書き味ですらすらかけて疲れない方がいい!」という方も多いと思いますので,「書き味」については好みが分れるところだと思います。これに対して「耐水性」と「速乾性」は良いに越したことはないと思います。
これに対して,ボールペンのインクには❶油性インク❷水性インク❸ゲルインクの3種類があります。これらについて,「書き味」「耐水性」「速乾性」の3点から見た比較表が以下になります。(厳密には染料系のインクと顔料系のインクとでさらに分かれることになりますが,とりあえず下記3種類をさえておけば問題ないです!)
見てお分かりかと思いますが,水性インクは書き味が軽い反面,耐水性と速乾性が悪いため,あまりお勧めできません。そのため,油性インクかゲルインクのどちらかを選ぶのがお勧めとなります。以下ではこの2種についてもう少し詳しく見ていきます。
<油性インク>
書き味は重たいですが,耐水性と速乾性は抜群です!特に修正テープの上に書いた場合でも普通に書く場合と同じ速乾性なのがたまらないです。ということで重たい書き味を好む私は油性インク推しです。
この説明を見て,油性インクに気持ちが傾きつつも「でも,書き味が軽めな方がいい!」と思っている方もいらっしゃると思います。そういう方にお勧めなのが,uniが販売しているジェットストリームです。
(http://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream/standard.html)
私が初めてジェットストリームを使った時,「これ本当に油性インクなのかよ」と衝撃を受けるくらい軽い書き味でしたので,軽めの書き味がお好きな方にはぴったりだと思います!
<ゲルインク>
書き味が軽く,耐水性とある程度の速乾性を兼ね備えている万能タイプのインクです!欠点として,インクの減りが早いことや,修正テープの上に書いた場合の速乾性がちょっと悪いことが挙げられますが,その程度です。
この説明を見て,ゲルインクに気持ちが傾きつつも「速乾性がより良い方がいい!」と思っている方もいらっしゃると思います。そういう方にお勧めなのが,ぺんてるが販売しているエナージェルです。
(http://www.pentel.co.jp/products/ballpointpens/gelink/nockenergel/)
私が初めてエナージェルを使った時,かなりしっかりとインクが出たため「これ本当に速く乾くのかよ」と思いましたが,その時には既に乾いていました(多分)。それくらい速乾性が良いので,是非試してください。
それでは引き続き学習を頑張ってください(^*^)/